解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アンファー (ANGFA)ブランド名
スカルプD容量
350ml参考価格
3973円1mlあたり
11.4円JANコード
4580688635085発売日
20221012KaisekiID
8854全成分
頭皮と髪をケアするために良いコンディショナーを見つけるのは大変な作業です。この記事では、頭皮と髪の両方に潤いを与えることができるスカルプDボリュームパックコンディショナーを紹介し、8種類の頭皮ケア成分の効果、髪の保護に最適な理由を解説していきます。髪と頭皮のコンディショナーをお探しの方は、ぜひ飛び込んでみてください。
スカルプD ボリュームパックコンディショナーは、頭皮と髪の両方に潤いを与え、乾燥やダメージから守るために処方されたトリートメントとのことです。早速内容を見ていきますが、多種類配合されている成分表の中で注目すべきポイントは、ベースのカチオン界面活性剤です。これの種類によって、頭皮にも使えるかどうかがある程度決まります。このトリートメントのカチオン界面活性剤は、ステアルトリモニウムクロリド。ただし、配合量はわかりません。この成分表が配合量順に並んでいるというわけではないので、微量の可能性もあり、ベースとしてたっぷり配合されている可能性もあり。いずれにせよ、脱毛剤にも使われるこのカチオン界面活性剤がある時点で、あまり頭皮に使いたくなる感じではありませんね。
ただ、他にもヘアケアの基剤となりうる成分が配合されています。ココイル加水分解ケラチンK、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)、セラキュート、キャンデリラロウ、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルといった成分ですね。キャンデリラロウあたりはもはやワックス素材ですので、使いごたえは結構ありそうです。ダメージ補修効果もある程度期待できそうですね。
他には植物エキスやキトサン、ケラチン、シルク、浸透を助けるシクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、精油、ユズセラミド、コラーゲン・トリペプチドFといった素材が配合。頭皮に塗布できるのであれば、メリットは多そうです。
スカルプDボリュームパックコンディショナーは、ステアルトリモニウムクロリドの存在によりタンパク変性作用が懸念されます。少なからずタンパク変性作用が強い面があるので、頭皮に塗って放置するような使用法はおすすめできません。短時間で、洗い流すならギリギリ大丈夫かな・・というところ。
スカルプDボリュームパックコンディショナーは、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体とペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)を中心として構成されます。ケラチン、キトサンといった素材が脇を固め、ハリコシ弾力アップ効果に関してはかなり期待が持てそうです。一回で体感できるレベルの違いをみせてくれるでしょう。
スカルプDボリュームパックコンディショナーには、ボリュームアップ効果を比較的毒性が低く施せることがメリットです。多角的なアプローチで髪の補修効果を期待でき、浸透性、持続性、即効性ともに重厚な仕上がりを予感させます。
スカルプDボリュームパックコンディショナーの欠点は、前述したとおり頭皮に少しデメリットがありそうなこと。そのため、豆乳発酵液、植物エキスをはじめとしたスカルプケア成分がいまいち役に立たない可能性がある点が残念なところ。ないよりは幾分メリットがありますが、メインとしてはやはり髪の方の効果となることは覚えておきましょう。
スカルプDボリュームパックコンディショナーは、髪に対しての重厚なコンディショニング効果が期待される製品です。コンディショナーと言うにはゴージャスすぎるくらい、しっかり効果が期待できますね。ひとつ気をつけたいのは、頭皮に直接塗ることは避けたいということ。ありあまる植物エキスのスカルプケア効果を流してしまうのはもったいないようですが、リスクを考えると安全重視といきたいところです。
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