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目的をほぼ育毛に固定している点はまずまず評価できるでしょう。
中途半端に髪に良い、という設計にすると、頭皮に悪影響が大きくなるリスクがありますが、
この製品は低刺激性をきちんと確保して頭皮に塗ってもOKです。
それでは、10000円を超えるこの製品は育毛効果にどれほど役立つか。
キャピキシルや様々な植物から厳選された育毛エキス、抗男性ホルモン系の成分など、まずまず能力としては低くはありません。
ただし、生えるか、と言われると、そこまでは微妙。
低刺激とはいえ、カチオン界面活性剤ベースの薬剤の頭皮に長時間つけておく訳にはいきませんし、
コンディショナーのような使い方で果たしてどれほど効果が残るものか。
洗い流さなければならない、という点は、この手の製品にとっては痛い弱点です。
10000円超えのコンディショナーにふさわしい、といえるスペシャルな成分がたっぷり含まれるわけでもなく、
髪にはさっぱり役立たない製品なので非常に微妙な評価になることは確かです。
他の育毛製品と併用する中で、相乗効果狙いで使う場合には、まぁアリかな、といえる内容ですが、
いかんせん値段が値段なだけに、それで満足できるのか、という話にもなります。