解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アンファー株式会社ブランド名
スカルプD容量
350ml参考価格
3973円1mlあたり
11.4円JANコード
4580168654483KaisekiID
7666全成分
素材だけを目で追っていくと、いかにも良質そうなコンディショナーに見える一品。
キトサンやケラチン、ペリセア、ゲットウエキスなどなど、頭皮にも髪にもメリットを与えようという意思が感じられますね。
抗炎症効果のアラントイン、皮脂コントロール効果の豆乳発酵液、コラーゲントリペプチドF、低アレルギー性コラーゲン、セラキュートなどなど、使用感に関しては文句なしに良いものになるでしょう。
多少髪にコシを出すような効果も見込めます。
こう見ると良い事だらけのようですが、残念な面もありますね。
ステアルトリモニウムクロリド。医薬部外品名で塩化アルキルトリメチルアンモニウムと表記されていますが、これが問題です。
ステアルトリモニウムクロリドは脱毛剤の主剤としても使われ、0.1%の配合量で脱毛剤として機能するのです。
そのため、頭皮に良いと思って塗ったら毛が抜けたなんてことが起きても不思議ではありません。
脱毛剤を頭皮に塗ったら、そりゃハゲるよね?と言われて終わりです。
問題は、スカルプD自体が頭皮に良いものと思っている消費者が多いであろうことであり、この製品自体も頭皮に良さげな説明をしていること。
素直にこれを読んで、頭皮に塗りつけて放置タイムを設けていたとしたら、、メリットよりも脱毛剤として働くのではないでしょうか。
髪に塗るだけならもちろん安心ですが、ほとんどの有効成分は頭皮向けと考えられ、宝の持ち腐れ状態に。
ステアルトリモニウムクロリドは先程も述べたように0.1%で脱毛力を発揮すると言われるくらいですので、まともにコンディショナー仕様で配合されていたら、もう怖いことになりそう。。
スカルプDの思いとは裏腹に、このコンディショナーは危険な仕様と考えられます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。