解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アンファー株式会社ブランド名
スカルプD容量
350ml参考価格
3854円1mlあたり
11円JANコード
4580168654452ASIN
B07Q2G3SJZ発売日
20190416KaisekiID
8434全成分
先日、リアップのオイリータイプの解析をしたばかりですが、こちらはスカルプDのオイリー向けシャンプーです。双方の比較なども交えて見ていきましょう。
基本構造はリアップよりやや洗浄力強めのスルホコハク酸ラウリル2Na、ラウロイルアスパラギン酸Naというベース。
泡立ちが良く、さっぱり系の仕上がりでオイリーな頭皮にも対応可能でしょう。
そしてここでもペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールという浸透系成分と、植物エキスの質の良さ、ハリコシのケラチン誘導体、セラキュートという内容となっています。
成分の違いはあるものの、性質としてはリアップとやや似ている部分は多いようですね。
あと添加洗浄剤にココイル加水分解ケラチンKという高級素材も配合されているのがメリットの1つです。洗いながら髪にハリ・コシを付与できるというおまけ付き。
人によりデメリットになる可能性としては、有効成分ピロクトンオラミンの存在が挙げられます。
この成分は比較的強力な殺菌成分ですので、殺菌が必要ない人にとっては元々の善玉菌まで一掃してしまう、という残念なことに。
さらに有効成分であるということは、しっかり機能する最低限以上の配合がある、ということなので、なおさら人を選ぶ要因となるわけです。
洗浄剤、殺菌成分の感じからして、リアップ・オイリーよりも刺激性は強いと言っていいでしょう。リアップの場合は洗浄剤ですらかなり低刺激にこだわって、かつ脱脂力が強いというメリットがありましたからね。
スカルプDはそれに比べると、ふつうに強く洗ってるな、という感じを受けます。
基本的に良質なシャンプーの1つですし、値段なりの価値も十分にある製品だといえます。
口コミの満足度を見ても、クオリティが高いと感じるのは無理もありません。
ただ、改善の余地がないこともない、という感じはありますし、リアップのオイリーと比べると雑に見えてしまう部分も。
そういった意味では、まだ成長を見込めるブランドである、とみることもできますが。
植物エキスのシャクヤク、シソ、バンジロウエキスなど、地味にチョイスも良いので、このシャンプーを使うこと自体にはまったく賛成です。頭皮にメリットが多い良いシャンプーだと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。