かつて欧州で使われ、
硬水環境でもよく泡立つという理由で使われたが、肌荒れ患者が続出して避けられるようになったラウリル硫酸塩ベースのシャンプーです。
その浸透性の高さゆえに、肌に必要なバリア成分も奪ってしまうために肌荒れ問題が発生しました。
ところが、ここ日本は軟水環境であり、そもそもラウリル硫酸塩をあえて使う理由がありません。
アミノ酸系洗浄剤でもある程度泡立ちやすい環境で、ラウリル硫酸塩を使ったら
デメリットだけが強調される結果になるのは自明でしょう。
これほど強い洗浄剤に加え殺菌剤も配合してますので、根こそぎ脱脂してバリアを排除した上に常在菌(肌の健常を保つのに必須の菌)まで排除すれば、
まるで肌荒れをあえて起こしたいのでは?と思われても仕方ありません。
ちなみに光沢を演出するパール末の配合も、ある意味でスクラブ剤のように洗浄力アップに貢献してしまう可能性が否定できないため、
あらゆる意味で悪いことが積み重なる、という意味での
ダメシャンプーなのです。
できれば、やめたほうが吉。
根こそぎ脱脂&殺菌まで、悪影響のデパートのようなシャンプー。
ラウリル硫酸シャンプーをあえて使いたい、という変わった性格の持ち主以外は避けるべき。