解析結果
総合点
2.05総合ランク
2550個中 1135位成分数
11植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
P&Gブランド名
h&s容量
180ml参考価格
863円1mlあたり
4.8円JANコード
4902430677158KaisekiID
7336髪だけじゃない、地肌のケアまで考えたトリートメント!と堂々と謳っているこちらの製品。その言葉を信じて頭皮に塗ったら、ハゲるかもしれません。
理由は単純で、ステアルトリモニウムクロリド(塩化アルキルトリメチルアンモニウム液)がベースに含まれるからです。
ステアルトリモニウムクロリドは、0.1%の配合で脱毛剤として機能する4級カチオン界面活性剤です。実際に脱毛剤の主剤として使われているのですから、紛れもなくそのようなデメリットがあると言っていいでしょう。
頭皮に塗ったりしなければ、髪のダメージ部だけに塗るならばダメージ部分をカバーして指通りを改善するようなコンディショナー的効果が見込めるのですが、肌に塗ったら脱毛剤として機能するのです。
そんなものを地肌のケアと称して塗らせるのは、恐ろしいことですね。
地肌にもメリットをもたらそう、と考えるトリートメントは少なからずありますが、基本的には低刺激な3級カチオン界面活性剤を選ぶものです 。
このトリートメントの容赦ないところは、4級カチオン界面活性剤が大半を占めるベースにしっかり配合されている、ということです。
要は普通のコンディショナーと同じなのに、地肌のケアができるわけがないんです。
こんな脱毛剤と変わらないような処方のトリートメントを頭皮に塗るのは、ハゲたいと願っているのと一緒です。
もし頭皮をトリートメントでもケアしたいなら、もっと低刺激でメリットの多い製品が山程ありますし、そもそもトニック剤のように頭皮ケアだけを目的にした製品の方が合理的にメリットを最大化することができます。
頭皮のことを思うなら、本当に頭皮に良い製品を見分けましょう。そして、このような脱毛リスクのあるトリートメントを絶対に選ぶべきではありません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。