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総合点

2.15

総合ランク

2932個中 1309

成分数

15

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
h&s (エイチアンドエス) PRO スカルプコンディショナー デオアクティブ解析チャート LULUSIA-ルルシア- /A
販売元による宣伝文
●フケ・かゆみ・頭皮臭を長時間予防※1
●頭皮臭を防ぐ
●マンダリンエッセンス配合※2
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h&s (エイチアンドエス) PRO スカルプコンディショナー デオアクティブの解説

もっと頭皮向けなら頭皮向けらしくあってほしいもの。

この商品のように、「スカルプ」コンディショナーというタイプは注意が必要です。いかにも頭皮に良さそうな名前なのに、全然そうじゃないケースがあまりにも多い。とくに、ヘアコンディショナーは一般的に頭皮には最悪になりがちだからです。

頭皮に良いコンディショナーか

このコンディショナーの構成はシンプルで、ジンクピリチオンの殺菌効果が主体となっているほかは、大した機能を持ちません。

カチオン界面活性剤は含まれますが、3級タイプで頭皮にさほど悪影響が無いタイプといえます。とはいえ、塗らないよりは塗った方がリスクが高いのは言うまでもありません。

3級カチオン界面活性剤は、肌に悪影響が少ない分、ヘアケア効果も限定的で、中途半端と言えば中途半端だし、頭皮系のコンディショナーや洗い流さないトリートメントにも使える、という利点があるといえばあります。

このコンディショナーの救いは、頭皮に塗っても直ちに悪影響がないこと。ただし、ヘアコンディショナーとしてはほとんど期待できません。

頭皮に良いのか

スカルプコンディショナーだからといって、実際にトニックのような効果があるかというと微妙。先述したジンクピリチオンの殺菌効果を除いてはスカルプ系のメリットはなく、むしろカチオン界面活性剤や油剤が乗ることでのデメリットのほうが大きい。

ただでさえ皮脂が多い頭皮に、さらに油分を載せる必要性を感じるでしょうか。そういうことです。

デオドラント目的でジンクピリチオンが含まれている、これは一理あるものの、根本的に臭い問題を解決するには至らないでしょう。皮脂の分泌をコントロールするわけではないですからね。

まとめ

頭皮用としても髪用としても、コンディショニング効果は実に微妙で、使うだけの価値がある製品とは到底思えません。

デオドラント目的であれば、もっと優れた製品が山のようにありますし、あえて髪用のコンディショナーにデオドラントを求めるのではなく、トニックなどで代用するべきでしょう。コンディショナーは髪に限定するべきです。下手すると禿げます。

コンディショナーにどうしてもスカルプケア効果を求めたいのであれば、例えばバイタリズムのコンディショナーのように実際にメリットがある製品を選ぶべきで、このような中途半端なものを選んだら何の進歩もないことになるでしょう。