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総合点

2.96

総合ランク

2517個中 183

成分数

54

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

3

注意が必要な素材

0

メーカー

ETVOS

ブランド名

エトヴォス

容量

180ml

参考価格

3240円

1mlあたり

18円

KaisekiID

7132

全成分

エトヴォス リペアトリートメント解析チャート
販売元による宣伝文
アミノ酸やセラミドだけでなく、髪に本来備わっている保湿成分に類似したエンドウ由来の毛髪補修成分*1を高配合。毛髪の補修プロセスに着目した、クレンズから始まる新感覚トリートメント。髪の内側、外側へじっくり働きかけ、吸い込む使い心地。しっとりまとまるしなやかな髪へと導く、ノンシリコン・ノンカチオン*2トリートメントです。

*1 毛髪補修成分(セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク)

*2 ノンカチオン=カチオン界面活性剤不使用
エトヴォス リペアトリートメント解析チャート
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エトヴォス リペアトリートメントの解説

潤滑性と低刺激

最大の利点はマイルド感

エトヴォスリペアトリートメントの最も個性と言える部分は肌の刺激性がとても低いこと。

あるようでない、しっかりコンディショニング効果を維持しながら危険性を最大限に押さえているという部分において評価されるべき製品であると言えます。

そもそも、カチオン界面活性剤自体が含まれないというある意味徹底した低刺激処方という設計ですね。

効果が低いということは必ずしもない

一般的に、マイルドさを追求してカチオン界面活性剤を排除すると逆にヘアケア性能が落ちてしまうという宿命に多くの製品が落ちています。

しかしながら、180g/3240円のこのトリートメント剤は使用感を損なうことなくそれを実現しているという点が強みです。

シリコーンの代替となるアルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl、ジヒドロキシプロピルアルギニンHClあたりをベースとして、疑似セラミド、18-MEA系の補修成分セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム)、γ-ドコサラクトンの補修性、濃厚なエモリエント感を付与するヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル。セラミド、ミツロウ、スクワランといった油分補給・補修成分も配合。

これだけしっかり補修系の素材も充実していると、ノンシリコンを感じさせないような潤滑性を仕上がりに感じることができるでしょう。ついでに言えば、ノンカチオンという特殊な手法でありながらある程度のダメージ補修効果を実感することができそうです。カチオン系の素材もいくつか含まれていますからね。

ノンシリコン、ノンカチオン製品の中ではトップクラス

低刺激性を重視して、しかもノンシリコン、ノンカチオンということにこだわるのであればお勧め度はかなり高い選択肢となるでしょう。否定的なことを言いたくなる部分がほとんどなく、説得力のある全成分表に仕上がっていると思います。使用感や仕上がりに過不足ないヘアマスキング効果を感じることができるでしょう。

低刺激系のコンディショナー、トリートメントは世にいくつも出回っていますが、安全性の面でもこの製品のこだわりかというのは少し異質で一線を画していると言っても過言ではありません。

できるだけマイルドで高品質なものをお探しであれば、言うまでもなくこの製品が的確であるとお勧めできるでしょう。

ここまでの低刺激処方が必要かどうか

問題は、これほどの低刺激処方があなたにとって必要とされているかどうか。そこがポイントです。

髪にだけ塗布するのであれば、そもそも洗い流す前提ということもあり多くの場合カチオン界面活性剤が含まれていても悪影響を受けずに使用することは可能です。

これほどの安全性を重視するトリートメントとなると、例えば使っている最中に手指に刺激を感じてしまうとか、洗い流した後の髪が肌に接触して肌荒れを起こしやすい、といった場合に大きなメリットとなります。

逆に、一般的なトリートメントでもそのような問題が全く起きないのであれば、ここまで安全性を追及する必要性がないかもしれません。

必要以上の安全性を実装することで犠牲になっている部分=もっとコストを抑えてより大きなヘアケア効果を実は得られるはずだった、ということを忘れてはいけません。

シリコンやカチオン界面活性剤を使っていれば、よりシンプルな処方で同様のヘアケア効果を実現可能ですし、何よりカチオン界面活性剤が得意とするダメージ部分を選択的に補修するベース造りという重要な要素を含むことができます。

何を重視するかを個人個人でよく考えて、この製品がベストという方もいるでしょうし、ヘアケアを合理的に重視したいという方もいるでしょう。各々にとって良い製品がそれぞれ違うということを踏まえて選ばれると良いでしょう。