総合点
1.47総合ランク
2931個中 2090位成分数
26植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
クリアフォーメン容量
350ml参考価格
902円1mlあたり
2.6円JANコード
4902111758138KaisekiID
7307ラウレス硫酸ナトリウムだけでは飽き足らず、炭や粘土成分まで投入してとにかく一掃させたいと言う人向けのシャンプーという感じです。
ラウレス硫酸ナトリウムは言うまでもなく強烈な洗浄力を持ったアニオン界面活性剤です。ラウリル硫酸ナトリウムとは違い浸透性まではないので、肌から浸透して肌荒れを起こすほどのデメリットありませんが、肌の表面を力強く一掃するタイプの洗浄剤です。
炭や粘土成分は汚れを吸着させて落とす、という洗浄剤と似たような作用をする成分です.
そのため、ラウレス硫酸ナトリウムと相まって非常に効率的にクレンジングを行うことが容易に想像できますね。
炭や粘土成分が添加されているからといって安全という意味ではありませんよ。あくまでもベースはラウレス硫酸ナトリウムなので、肌や髪を乾燥させる程度のデメリットは想定しておかなければなりません。
そこに加えて炭や粘土成分で過剰に脱脂する可能性があるということです。
吸収性を高めた亜鉛の形であるグルコン酸亜鉛の配合もありますので, ある程度皮脂の分泌の抑制を期待できる面もありそうです。よく脱脂して皮脂の分泌も抑えるという点では、AGA=男性型脱毛を予防するような間接的な効果も期待しているのかなという感じはします 。
脱脂はし過ぎだと思いますが。
男性の場合はどうしても皮脂の分泌量がある程度年齢を重ねても多い状態が続くため、ある程度のクレンジング力というのは必須です。ただ、闇雲にクレンジングすればいいというわけではなく、過度な洗浄はむしろデメリットを招くということを知っておかなければなりません。
皮脂の分泌は多いのに水分量は不足していると言うミックス肌状態に陥る可能性が高まるからです。
肌の常在菌のバランスなども考えると、無闇な洗浄はメリットとは言い難く、臭いや乾燥、肌荒れの遠因となる可能性があります。
肌の生理学的な働きをいかに活かしつつ、化粧品でどの程度コントロールしていくのかという点が重要です 。
そのため、外から大きな力で影響を与えようとすることは、ある種の治療を除いては元々の肌の働きを乱してしまうことになり、結果として状況を悪くしてしまいます。
そういった観点から臨機応変、適材適所に、必要な状況であれば役立つが、普通はこのレベルの脱脂力はデメリットをもたらすということを念頭に置いておくべきでしょう。
毛穴の中までこそぎ取る、ということが正解なのではなく、もともと頭皮と髪を守っている皮脂を活かしつつ、余分な分だけそっと落とす、というシャンプーの立ち位置をしっかり見つめ直す必要があります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。