解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&G(プロクター&ギャンブル)ブランド名
パンテーン容量
200ml参考価格
1334円1mlあたり
6.7円JANコード
4902430681674KaisekiID
7978全成分
大雑把に言うと、水と防腐剤がほとんどみたいな液体に、ごく微量のケア素材が含まれるという商品。
ケア素材とは、ポリクオタニウム-55と49。この他には、とくに有益なものは見当たりません。
シンプルという枠を超えて、使う意味がどれほどあるのか疑問に思えてくるレベルです。
例を挙げれば、ポリソルベート20のような低性能の乳化剤が含まれたりすることで、乳化剤自体の配合量を多くしなければならないとか、非イオン界面活性剤の感触の良さに頼った部分があるとか、何せ頼りない。
非イオン界面活性剤には潤滑性をもたらす素材も多いのですが、そこはクレンジングもできる界面活性剤であるということも忘れてはいけないでしょう。非イオン界面活性剤の副作用で滑らかに感じさせているようでは、良質なトリートメントとは言い難い。
結果的に、髪の乾燥を招くようなことは何としても避けたいですよね。
それに、洗い流さないトリートメントということで肌に付着するリスクも高い。そうなると、液が触れた部分については吹き出物や肌荒れの発生などが懸念されてくるというわけです。これもできることなら避けたい事態。
コンディショニング効果をもたらす成分としては、ホホバ油やポリクオタニウム55,49。それにエステルオイルのヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルや、前述した非イオン界面活性剤。いずれも添加量は微量で、それでいて性能的に優れるということもない。寝癖が収まったように感じても、デメリットも同時にもたらす成分が多いということを考慮しなくてはなりません。
この商品のデメリットは、髪の乾燥を招く可能性があることです。
また、洗い流さないトリートメントなので、肌に付着するリスクも高く、肌荒れの発生などが懸念されます。
この商品は、寝癖直しには効果的かもしれませんが、デメリットも多いです。
寝癖直しには、ただの水の方が良いかもしれません。
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