解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
日本ロレアルブランド名
ロレアル容量
200ml参考価格
2200円1mlあたり
11円JANコード
6923700985122KaisekiID
8255全成分
一般的なクリーム状のトリートメントではなく、水系のシャバシャバトリートメント。
一見するとウォータートリートメントの方が髪に素早くなじみそうな気もしますが、それはずばり成分次第。
どんな成分が溶けているか、そこが大事。
成分構成としては、意外にも水よりPG、エタノール、ミリスチルアルコールの方が多い。続いて、アセチルヒアルロン酸Na、カチオン界面活性剤、香り成分といったところ。
メリットといえば、ほんのわずかにリンスのような体験ができる・・程度。
逆に言えば、リンスほどのコンディショニング効果も期待しづらいというのが本音。
クリーム状でないため、髪に密着性もなければ浸透性も期待できない、ほんの僅かな間にヘアケア効果を示さなければいけないという宿命。
しかし、それに応えるだけの成分がない。
もしくは、最初から香りをつける程度が目的なのかもしれない。
メリットといえるものがまるでない。
本当に無能なリンスの出来損ないであるのに、ひどく高額。
もうこの製品を開封すること自体がデメリットに思えてくるレベル。
しかし、そもそもロレアルパリ系の製品を使う方は、その香りに惹かれていたりするので、香り目的と割り切れるのであれば、そこまで悪い印象は抱かないかもしれません。
もしヘアケアを重視するならば、激安のリンスを買ったほうがまだ良い結果になりそう。そのレベルです。
これは、成分を見ていただければわかると思います。本当にシンプルというか、中身がないってレベル。
PGやエタノールが高配合というのも刺激性が高そうですし、普通にカチオン界面活性剤配合なので肌にも悪いです。
水系だから肌に滴り落ちやすく、その部分が肌荒れすることも気を付けるべきでしょう。
なんといっても4級カチオン界面活性剤は、あらゆる洗浄剤よりもたんぱく変性作用が強い成分です。この成分が肌に付着し、その部分を擦ったりすれば容易に皮膚が剥がれてしまいます。それほど肌荒れしやすい成分なので、水系トリートメントというのは扱いがより難しくなります。
そういったことを含め、一体何のメリットがあってこの製品を使うのか、全く解せません。何もメリットがないのであれば使うべきではない、とシンプルに思う今日この頃。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。