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総合点

2.29

総合ランク

2517個中 641

成分数

29

植物エキスの数

2

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

2

注意が必要な素材

0
ダイアン ビートゥルー トリートメント ダメージリペア解析チャート
ダイアン ビートゥルー トリートメント ダメージリペア解析チャート
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ダイアン ビートゥルー トリートメント ダメージリペアの解説

無駄にリスキー、そして補修能力の低さよ

ダメージリペアを標榜するトリートメントとしては、いささか疑問な点がいくつかあります。

天然由来成分をより多く配合することを一つの売りとしているこのブランド。

しかし、その方針が、少しおかしな点を生み出してしまっているように思います。

まどろっこしい処方

ベースの部分にカチオン界面活性剤がない。これも一つの特徴ですが、その代わりにヒマシ油が鎮座しています。

ひまし油というのは潤滑性が非常に優れたオイルではあるのですが、極めて酸化されやすいという特徴があり、酸化刺激により皮膚を痛める恐れがあります。

カチオン界面活性剤の配合量を減らして、天然成分に置き換える、という発想は分からなくもないですが、これは間違いなくダメな例です。

天然成分ながら安全、というわけでは全くないです。

肝心のダメージリペア効果が高ければ話は別

さて、ベース部分にはないカチオン界面活性剤ですが、実は3種類の4級カチオン界面活性剤がひっそりと配合されており、三つ合わせたらそれなりの量になるでしょう。

そういう意味では、ヒマシ油の刺激とカチオン界面活性剤のタンパク変性作用がダブルでリスクとなる製品、という見方ができてしまいます。

つまり、普通のトリートメントよりもリスキーというオチですね。

肝心のダメージリペアの方はどうかというと、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)とトリ水添ロジン酸グリセリルというスタイリング剤で使われるような成分が配合されており、ある意味で髪を包み込んで違いを生み出すことができるでしょう。

ただ、ダメージ補修というよりは、髪そのものを全て包み込んでしまうスタイリング剤に近く、カチオン界面活性剤の存在感も薄い中でダメージ部分が放置されているような印象です.

まとめ

全体的にリスクが高く,しかもダメージを補修する能力も低い、ということで基本的にはお勧めするレベルにはない製品だと思います。

前日したスタイリング剤系の成分や、シアバターなどの油性成分により潤滑性の向上に関しては体感できる部分だと思いますが,やはりダメージをリペアするというような働きは期待できず、凡庸なコンディショナーの効果と似たものになるでしょう。

決して最悪という感じではないのですが、ダメージを補修したいという時にシンプルに選択肢に入れたいと思わないタイプです。