解析結果

BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルトリートメント 【バウンシーボリューム】

カテゴリ:トリートメント

販売開始から 2年8ヵ月2日(976日)
BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルトリートメント 【バウンシーボリューム】
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総合ランク

1893個中 285

総合点

3.66
3.66

1mlあたり

5.3
コスパ
3.3

カテゴリ内順位

15%以内
288位 / 1,893製品中
上位
BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルトリートメント 【バウンシーボリューム】解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 5 / 100 フラグ成分 1 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
EWG 平均 2.1 最高 6 / 10(29件評価済み)
スコア3以上:EDTA-2Na(6)、PEG-40水添ヒマシ油(3)、イソステアリン酸イソステアリル(3)、イソプロパノール(6)、エタノール(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(5)、リンゴ酸(3)、安息香酸Na(3)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
1件検出
ローズマリー葉水
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
81%
易分解性
経皮吸収リスク
32%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

43

植物エキスの数

13

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

2

注意が必要な素材

0

サブカテゴリ

総合
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商品説明

ボタニカルシャンプー/トリートメント(バウンシーボリューム) トリートメント / BOTANIST(ボタニスト) | LIPS ボタニカルシャンプー/トリートメント(バウンシーボリューム)更新日時: 2023.9.7 プチプラ 人気 # ト…
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ANALYZEDBOTANIST(ボタニスト) ボタニカルトリートメント 【バウンシーボリューム】の解説

ボタニストのトリートメントに「育毛成分」が入っている理由

解析チームです。2023年9月にリニューアルされたBOTANIST ボタニカルトリートメント【バウンシーボリューム】、成分レベル・保湿力・スカルプケア力がいずれも平均を大きく超える処方設計が確認されました。一方で、髪補修力には明確な課題も。数値で読み解いていきます。

概要:保湿×スカルプの「二刀流」処方

総合点4.72点(業界平均3.0比+57%)は2,737製品中335位と圧倒的なトップクラス水準です。なかでも突出しているのが保湿力5.3点・全体的な安全性5.5点という数値で、いずれも平均比+2.3点以上を記録しています。スカルプケア力・エイジングケア力も5.0点と圧倒的。使用感4.8点も優秀な水準です。

一方で髪補修力3.4点は「標準的」にとどまります(平均+0.4点)。43成分を使いながら補修特化成分の絶対量は少なめで、"ダメージヘアを劇的に補修したい"用途には別の選択肢を検討する余地があります。コスパ4.43点は2,580円(490ml)という価格を踏まえると優秀な評価です。

スタッツ一覧(5点満点、平均3.0)

配合成分のレベル 5.0 / 5.0
保湿力 5.3 / 5.0
全体的な安全性 5.5 / 5.0
スカルプケア力 5.0 / 5.0
エイジングケア力 5.0 / 5.0
使用感 4.8 / 5.0
コスパ 4.4 / 5.0
髪補修力 ⚠ 弱点 3.4 / 5.0

グレーライン(60%)が平均3.0点の基準値。平均を超えるほど右へ伸びます。

注目成分:巧みな処方設計の核心

43成分のなかから、処方設計の意図を左右する5成分を厳選して解説します。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)

旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤で、業界では「ペリセア」の名で知られる高付加価値成分です。二鎖三親水基構造という特殊な分子設計により、わずか1分で毛髪内部へ浸透することが同社の研究データで示されています。ダメージ部位の補修、バリア機能改善、乳化安定化を同時にこなす多機能成分。推奨配合量0.5〜3%の範囲で配合されており、EWG規制対象外で安全性に問題はありません。

余談ですが、旭化成の研究によると、ペリセアはトリートメント中での1分間放置でも内部補修効果が確認されており、短時間トリートメントでも機能する点が同価格帯の製品との差別化ポイントといえます。ただし、この製品における配合順序は後半に位置しており、高濃度配合ではない可能性が示唆されます。

植物由来アミノ酸系 推奨量0.5〜3% EU規制なし

グリセリン × ベタイン × 異性化糖(保湿トリプルアクション)

EWGスコア1・推奨配合量3〜10%のグリセリンは三価アルコール構造による吸湿・保水性で角層水分量を増加させます。これにサトウダイコン由来のベタイン(EWG1)が加わると、浸透圧調整機能(オスモライト作用)により細胞レベルの水分恒常性維持まで担います。さらにトウモロコシ由来の異性化糖は天然保湿因子(NMF)を模倣し、深層浸透による長時間保湿を実現する糖系保湿剤。この3成分が同一処方に存在することが保湿力5.3点(平均比+77%)の主因と見られます。

成分間の相互作用データでもグリセリン×BGの組み合わせは相乗的保湿増強が確認されており、この製品はその知見を処方に反映しています。

EWGスコア1(グリセリン/ベタイン) 3成分相乗効果 NMF模倣型保湿

センブリエキス(スカルプ特化成分)

リンドウ科センブリから抽出される成分で、日本薬局方収載の伝統生薬かつ医薬部外品承認成分としての実績を持ちます。主成分スウェルチアマリンが末梢血管拡張作用を発揮し、毛根への栄養供給を促進することで育毛・脱毛予防効果が認められています。トリートメントへの配合は珍しく、スカルプケア力5.0点という圧倒的スコアを支える要因の一つです。頭皮に直接触れる使用が前提のトリートメントではなく洗い流すタイプであることを踏まえると、頭皮への接触時間が短い点には留意が必要です。

医薬部外品承認成分 日本薬局方収載 推奨量0.5〜2%

ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)

5種類の長鎖アルコールとダイマー酸を複合エステル化した植物由来のペースト状エモリエント剤です。本来はマスカラやリップなど色彩化粧品のバインダーとして活用される高密着成分で、ヘアトリートメントへの応用例は多くありません。抱水性(水分を抱え込む能力)が高く、高屈折率による自然な光沢感を付与します。「ボリューム感を出しながら潤いも与える」という相反するニーズに応えるための処方選択と読み解けます。余談ですが、コメドジェニック度2であるため、頭皮に多量に付着させることは避けるほうが無難です。

植物由来エモリエント 高密着・高光沢 コメドジェニック度2

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(EWG5)+安全性の注意点

EWGスコア5・コメドジェニック度3の合成カチオン界面活性剤で、陽イオン性によりダメージ部位に強く吸着して持続的なコンディショニング効果を発揮します。シリコーンとの親和性が高く指通り向上に寄与しますが、頭皮への刺激リスクが相対的に高いとされています。同様のリスクを持つベヘントリモニウムクロリドもカチオン系として同処方内に配合されており、頭皮接触は最小限にする使い方が推奨されます。

また、イソプロパノール(EWG6)EDTA-2Na(EWG6)も含まれています。イソプロパノールはエタノールの約2倍の毒性があるとされる溶剤で、EDTA-2Naは生分解性が低く環境残留性が課題となる成分です。いずれも配合量は少量と推定されますが、知っておく価値のある情報です。全体的な安全性スコアが5.5点と高いのは、これらが極めて後半に配合されており、主成分が高安全のEWG1〜2系で構成されているためです。

EWG5(ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド) EWG6(イソプロパノール・EDTA-2Na) 頭皮直接接触は注意

メリット・デメリット

メリット

  • 保湿力が圧倒的:グリセリン・ベタイン・異性化糖・シロキクラゲ多糖体の多層保湿設計で平均比+77%
  • 植物由来成分が豊富:シラカンバ樹液・ユズエキス・カカドゥプラムなど希少エキスが充実
  • スカルプ×エイジングケアが圧倒的:センブリエキス(医薬部外品承認成分)+抗酸化エキス多数配合
  • ペリセア配合は同価格帯では希少:1分浸透型アミノ酸系成分で処方の付加価値を向上
  • リンゴ酸×乳酸の相乗pH調整:AHA系2成分の組み合わせでキューティクルの滑らかさを最適化

デメリット・注意点

  • 髪補修力3.4点は「標準的」:加水分解タンパクは配合済みだが補修特化成分の量が少なめで、ダメージヘアへの訴求力は限定的
  • カチオン2種の頭皮刺激リスク:ベヘントリモニウムクロリド+ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドは頭皮直接塗布を避けること
  • EWG6成分が2種配合:イソプロパノール・EDTA-2Naは末尾配合ながら環境負荷・刺激性の観点で要確認
  • 香料×AHA系の干渉リスク:香料と高濃度ビタミンC誘導体・AHA/BHAの組み合わせは成分注意情報に記載あり

まとめ

一言で言うと

「頭皮まで潤す、スカルプ×保湿の全方位トリートメント。補修だけを求めるなら物足りない。」

保湿力・スカルプケア・エイジングケアの3軸が同価格帯(2,580円)で圧倒的水準に達しているのは、センブリエキス(医薬部外品承認成分)・ペリセア・シロキクラゲ多糖体など機能性の高い成分をしっかり積み上げた処方設計の賜物です。ボリュームアップを謳いながらも、実際には保湿・スカルプケア・エイジングケアが強みという「設計の意外性」があり、口コミで「しなやかさ・ふんわり感」への言及が多いことはスタッツの使用感4.8点と一致しています。

使用シーン別推奨度

  • ◎ 特に向いている 乾燥・うねり・ペタンコ髪に悩む方

    保湿力5.3点の多層設計が水分を長時間閉じ込め、しなやかなボリューム感をサポート。

  • ◎ 特に向いている 頭皮環境・抜け毛が気になり始めた方

    センブリエキス(医薬部外品承認成分)配合のトリートメントは同価格帯でも希少。頭皮への過剰塗布は避けた上での使用が理想的。

  • ◎ 特に向いている 30〜40代のエイジングヘアケアを意識する方

    エイジングケア力5.0点。カカドゥプラムのビタミンC・トコフェロール・ブドウ種子ポリフェノールが酸化ストレスにアプローチ。

  • △ やや不向き ブリーチ・カラーによるハイダメージ毛の補修優先派

    髪補修力3.4点は「標準的」にとどまる。加水分解ケラチン・CMCなどの補修特化成分が少なく、劇的な補修を期待する用途には力不足。

  • — 注意して使う 超敏感な頭皮の方

    ベヘントリモニウムクロリド・ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドの2カチオン系成分は頭皮刺激性が相対的に高い。毛髪中心に塗布し、頭皮への付着を最小限に。

余談ですが、九州大学らの研究グループによると、シロキクラゲ多糖体の保水力はヒアルロン酸の約5倍とも報告されており、この成分を保湿設計の一角に据えることが保湿力スコアの高さを後押ししていると見られます。

口コミでは「ふんわりとしたボリューム感」「乾燥しない」という声が確認でき、使用感4.8点・保湿力5.3点というデータと方向性が一致しています。一方で、ハイダメージ毛への高い補修効果を期待する声への応答は成分設計上限定的で、スコア上の弱点と実使用の乖離が生じる可能性があります。

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