カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
アリミノブランド
アリミノ(ARIMINO)容量
200ml参考価格
1163円1ml単価
5.8円JAN
4901275063935ASIN
B07QS7QHZY発売日
2021年12月7日ID
11924製造国
日本シリーズ名
アリミノ メン公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
アリミノ メン フリーズキープ ジェルアリミノ
■ 総合2.38点|安全性懸念成分が重なりスカルプケアが最低水準

スタイリング剤内の順位
368個中219位
上位 60%(中位)
安全性の判定
注意が必要な成分 10つ(EWG3以上: EDTA-4Na(4)、PEG-150(3)、TEA(6))
解析チームです。今回は「アリミノ メン フリーズキープ ジェル」を見ていきます。
成分表の5番目に変性アルコール(EWG7)が入り、後半にはオキシベンゾン-4(内分泌かく乱性の疑いが指摘される成分)も配合されています。気になるのは「スタイリングのたびに頭皮に触れるこのジェルを、毎日使い続けて問題ないのか」という点です。答えは成分表にあります。
スタイリング特化の処方で、成分の安全性に複数の懸念がある「要注意」レベルです。EWGスコア6〜7の成分が3つ重なり、全体的な安全性は2.3点(平均3.0点を下回る水準)にとどまっています。
処方全体を見ると、スタイリング系・香り系・溶剤系の3成分がこの製品の性格を決めています。
成分表の2番目に配合されたカチオン性ポリマーで、髪の表面に薄い膜を張ってセットした形を長時間保ちます。耐湿性が高く、湿気の多い環境でもスタイルが崩れにくい特徴があります。ビニルピロリドン/VAコポリマーというもう一つのスタイリングポリマーと組み合わさることで、固めすぎないしなやかなホールド感が生まれます。ただしマイクロプラスチック素材に分類される成分で、環境への影響も考慮が必要です。
グルコース6〜8個が環状につながった構造を持ち、内側に香料を取り込む「包接」という仕組みで機能します。香料との相乗効果が確認されており、シトラス・ムスクの香りを安定させながら時間をかけてゆっくり放つ効果があります。髪の補修や頭皮への直接作用は持たないため、仕上がりへの貢献は香りの持続にほぼ限られます。EWGスコア1で安全性は高く、この成分自体に問題はありません。
飲用できないよう変性剤を加えたエタノールで、他の成分を均一に溶かしながら製品の伸びをよくする溶剤です。成分表5番目という早い順位から、相応の濃度が含まれていると推測できます。EWGスコア7と処方内で最も高く、継続使用による頭皮の乾燥や刺激が懸念されます。毎日根元近くに使うジェルとして考えると、頭皮への影響が積み重なりやすい成分です。
防腐剤のフェノキシエタノールもGHS感作性1B物質に分類されており、感作性のある成分が処方内で複数重なっています。また、ポリクオタニウム-69はマイクロプラスチック素材に該当し、環境負荷の観点でも考慮が必要です。
使用感とスカルプケア力が対照的なスコアになった背景は、処方の成分選択にあります。
全スコアの中で最も高い使用感2.7点(平均3.0点より0.3点低い水準)を支えているのは、処方前半に配置された2種のホールドポリマーです。ポリクオタニウム-69とビニルピロリドン/VAコポリマーが組み合わさることで、べたつきを抑えながらツヤ感のあるスタイルを保てます。口コミ評価4.52点(114件)の高さもこのセット力への評価が主な要因で、解析の使用感スコアとも方向性が一致しています。
スカルプケア力0.7点(平均3.0点より2.3点低い)は、頭皮向けの専用成分がほとんど配合されていないことが直接の原因です。抗炎症成分が1つ配合されていますが、それだけでは頭皮ケアとして十分ではありません。さらに頭皮に刺激を与えうる成分が同居しているため、トータルでの頭皮への負担は軽くないと判断できます。毎日根元近くに使い続ける製品として見ると、「使い続けて問題ないのか」への答えは、頭皮の状態次第で影響が出るということになります。
セット力を担うポリマーが処方の前半に集まっており、スタイリング剤としての設計は一貫しています。メーカーが訴求する「べたつかない使用感」も成分の構成から裏付けられており、その点は仕上がりにきちんと現れています。ただ毎日頭皮に触れる製品として見ると、刺激が気になる成分が重なる処方は、長く使うほど頭皮への影響が積み重なりやすくなります。
スタイリングジェルをセット力で選ぶのは自然な判断で、口コミの高評価はその反映です。成分表から見ると、このジェルはスタイリングに特化した半面、頭皮へのケアはほぼ持っていません。セットと頭皮ケアを同時に求めるなら、この選択は見直したほうがよいと考えます。
根元を避けて毛先中心に使い、洗い流しをしっかり行う習慣で頭皮への接触を減らせます。頭皮ケアも兼ねた製品を求めるなら、まず安全面の節を確認したうえで別の選択肢を探すのが確実です。
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