解析結果

アリミノ ARIMINO メン フリーズキープ ジェル

カテゴリ:スタイリング剤

アリミノ ARIMINO メン フリーズキープ ジェル
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総合ランク

328個中 196

総合点

2.38
2.38

1mlあたり

6.5
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

60%以内
197位 / 328製品中
上位
アリミノ ARIMINO メン フリーズキープ ジェル解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1043 Amazonランク

@cosme 2 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

IARC発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収22件

リスクスコア 4/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 14件評価済み
IARC 黄203
EWG 3+ EDTA-4Na(4)、PEG-150(3)、TEA(6)、エタノール(3)、オキシベンゾン-4(6)、カルボマー(3)、ポリソルベート60(4)、変性アルコール(7)、青1(3)、黄203(4)
リスクスコア
4 / 100
解析安全性値
2.3 / 5
EWG スコア
平均 3.4 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
IARC WHO 発がん性分類
黄203
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
ポリクオタニウム-69
内分泌かく乱性
1件検出
オキシベンゾン-4
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 23
植物エキス 4
コスパ
2.3
安全性
3.4
素材の品質
1.7
育毛力
1.4
使用感の良さ
2.7
エイジングケア
1.9
ホワイトニング
2.3
保湿効果
1.8
スキンケア力
0.7
環境配慮
0.8
浸透力
2.3
即効性
3.3
持続性
2.9
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.6
優れた素材 0
注意素材 1
香り シトラス・ムスクの香り

メーカー

アリミノ(ARIMONO)

ブランド

アリミノ(ARIMINO)

容量

200ml

参考価格

1290円

1ml単価

6.5円

ASIN

B07QYLDV2B

発売日

2019

ID

11688

製造国

日本

シリーズ名

アリミノ メン

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手のひらでよくのばしてから、ハーフウェット~乾いた髪になじませ揉み込みながらスタイリングします。
広告を含みます。
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ANALYZEDアリミノ ARIMINO メン フリーズキープ ジェルの解説

スタイリングジェルにオキシベンゾン-4が入っている理由、知っていますか

解析チームです。アリミノ「メン フリーズキープ ジェル」は、メンズ向けスタイリングジェルとして2011年から販売されている定番品。今回は成分構成を軸に、スタイリング力・安全性・環境性の三軸から冷静に評価します。

概要

総合スコアは2.31点と、解析ドットコム平均(3.0点)を約23%下回る水準。スタイリングジェルというカテゴリを考慮しても、成分構成の設計に改善余地が目立ちます。

STATS OVERVIEW — 平均3.0pt基準
使用感 2.7pt
エイジングケア力 1.9pt
全体的な安全性 1.9pt
保湿力 1.8pt
配合成分のレベル 1.7pt
髪補修力 1.4pt
スカルプケア力 0.7pt
総合スコア 2.31 / 5.0

突出して低いのはスカルプケア力0.7点(平均比-2.3点)と髪補修力1.4点(平均比-1.6点)。スタイリング剤という性質上、これらが低くなることは一定程度織り込み済みですが、配合成分のレベル1.7点・全体安全性1.9点もともに「要注意」水準であり、処方設計そのものに課題があると判断されます。唯一、使用感のみ2.7点と「やや物足りない」水準にとどまり、スタイリング剤としての基本性能はなんとか保っている形です。

注目成分

シクロデキストリン ── 香りを閉じ込める「分子カプセル」

グルコースが環状に連なった構造を持つ半合成成分で、EWGスコア1(最安全域)。内部が疎水性、外部が親水性という特異な二重構造により、香料分子を物理的に包接(ホストゲスト結合)します。本製品ではシクロデキストリン × 香料の相乗効果が処方上で意図されており、シトラス・ムスク香の安定性向上と徐放化に機能していると読み取れます。推奨配合量は0.5〜5%で、生分解性0.80と環境負荷も比較的低水準。スタイリングジェルにおいては珍しい機能性補助剤の採用と言えます。

オキシベンゾン-4 ── 安定剤としての役割と、見逃せない安全懸念

UVB・UVA両域を吸収するベンゾフェノン系UV吸収剤で、化粧品の退色防止を主目的に配合。しかしEWGスコア6(高懸念)であり、GHS感作性1B物質に分類されています。また内分泌かく乱性(EDC)疑い物質にも該当し、EU SCCS(科学委員会)は日焼け止め製品での使用上限を5%に設定。経皮吸収リスクが0.80と高い点も注視すべきデータです。スタイリング剤に紫外線吸収剤を配合すること自体は製品安定性向上の観点で一定の合理性はありますが、安全性コストとのトレードオフが問われる成分選択です。

グリチルリチン酸2K × ガリカバラ花エキス ── 植物由来の抗炎症ペア

甘草由来のグリチルリチン酸2K(推奨配合量0.01〜1%)は、NF-κB経路を阻害する抗炎症成分として医薬部外品有効成分にも採用される実績のある素材。ガリカバラ花エキスはフラボノイド・タンニン・有機酸を含み、抗炎症・保湿・抗菌の複合作用を持ちます。成分データベース上、ガリカバラ花エキスとグリチルリチン酸2Kの相乗効果が確認されており、処方設計における抗炎症フォローとして機能していると考えられます。ただし両成分の配合順は後半であり、濃度は限定的と推測されます。

TEA(トリエタノールアミン) ── 旧指定成分のリスク

カルボマー系ゲルのpH中和に不可欠なアルカリ剤として配合されていますが、EWGスコア6、日本の旧指定成分(表示義務成分)に分類されます。CIRの評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」であり、亜硝酸塩との接触によるニトロソアミン生成リスクが学術的に指摘されています。経皮吸収リスクは0.80と高水準で、近年の高品質処方ではアミノメチルプロパノール等への代替が進んでいます。

変性アルコール ── EWG7、使用感の代償

エタノールに変性剤を添加した溶剤・防腐補助成分で、EWGスコア7は本処方中最高の懸念値。揮発時に清涼感をもたらし、ジェルの乾燥速度・スタイリングの速攻性向上に寄与するものの、皮膚刺激・乾燥誘発リスクは無視できません。さらにフェノキシエタノール(防腐剤)もGHS感作性1B物質に分類されており、本製品では感作性懸念成分が2種(オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール)配合されている点は客観的なデータとして記録しておく必要があります。

余談ですが、欧州化学機関(ECHA)によると、GHS感作性1Bの成分は「少量でも感作を引き起こす可能性がある」として製剤設計上の配慮対象とされており、スタイリング剤は洗い流さない(leave-on)製品であることから、シャンプー等より成分の皮膚接触時間が長い点にも留意が必要です。

メリデメ

メリット

  • シクロデキストリン採用で香りが持続する設計:分子包接技術による香料の徐放化は低価格帯スタイリング剤では希少な処方要素。
  • 生分解性平均0.73で環境負荷は低い:22成分集計の平均値は「易分解」ゾーンに到達しており、日常使いにおける環境コストは相対的に低水準。
  • グリチルリチン酸2K × ガリカバラ花エキスの抗炎症ペア:スタイリング剤としては付加価値のある処方要素。使用後の頭皮環境を一定程度フォローする意図が読み取れる。
  • 使用感2.7点は本製品のベストスコア:ジェルとしての基本的なセット力・伸びの良さは確保されているとみられる。

デメリット・注意点

  • 変性アルコール(EWG7)が上位配合:成分表5番目に位置し、相当量の配合が推測される。乾燥ダメージへの影響は否定できない。
  • GHS感作性1B成分が2種:オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール。leave-on製品での複数配合は感作リスクの観点から注目すべきデータ。
  • オキシベンゾン-4はEDC疑い:経皮吸収リスク0.80という数値と合わせ、長期・高頻度使用には客観的な懸念が存在する。
  • TEA(旧指定成分)のニトロソアミンリスク:単体では問題は小さいが、亜硝酸塩含有製品との組み合わせや密閉状態での保管には注意。
  • ポリクオタニウム-69はマイクロプラスチック含有成分:環境省のマイクロプラスチック規制動向を踏まえると、今後の処方変更が求められる可能性がある成分。
  • 髪補修力1.4点・スカルプケア力0.7点:「スタイリングしながらケアも」という用途には応えられない水準。ヘアケアと役割を完全に分離して使うことが前提となる。

まとめ

一言で言うと

「香り技術は光るが、安全コストが高すぎるスタイリングジェル」

EVALUATION SUMMARY
0.73
平均生分解性
(易分解)
2種
GHS感作性1B
成分数
EWG7
変性アルコール
(最高懸念値)
EWG1
シクロデキストリン
(最安全域)
EDC疑い成分:オキシベンゾン-4(経皮吸収リスク0.80)
マイクロプラスチック:ポリクオタニウム-69(生分解性0.40)
処方の光る点:シクロデキストリン × 香料の包接技術

シクロデキストリンによる香料包接という技術的に面白い処方要素を持つ一方、オキシベンゾン-4(EWG6・EDC疑い・経皮吸収リスク0.80)と変性アルコール(EWG7)が上位に配合されており、全体的な安全性スコア1.9点という評価はデータと整合しています。環境面では生分解性平均0.73という数値は評価に値しますが、ポリクオタニウム-69のマイクロプラスチック問題は長期的な課題として残ります。

口コミデータが0件のため使用感トレンドとの照合はできませんが、成分構成から推定される使用感スコア2.7点は、アルコール系のすっきりしたセット感として体感される可能性が高いと推測されます。

使用シーン別推奨度:

  • 短時間・ライトスタイリング目的:△ ── 基本的なセット機能は備えるが、安全性面の懸念が無視できない水準
  • 毎日ヘビーに使うメインスタイリング剤として:× ── GHS感作性1B成分2種・EDC疑い成分の継続使用は推奨しにくい
  • 頭皮ケアを意識する人:× ── スカルプケア力0.7点は成分構成からも必然の結果であり、用途の完全分離が必要
  • 環境負荷を気にする人:△ ── 生分解性0.73は合格点だが、ポリクオタニウム-69のマイクロプラスチック問題がある

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