解析結果

ロレッタ メイクアップワックス 4.0

カテゴリ:スタイリング剤

販売開始から 15年6ヵ月20日(5680日)
ロレッタ メイクアップワックス 4.0
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総合ランク

321個中 72

総合点

2.87
2.87

1mlあたり

24.3
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

23%以内
74位 / 321製品中
上位
ロレッタ メイクアップワックス 4.0 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1623 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性4件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収22件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 18件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.8 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 4件
ダマスクバラ花油・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
1件検出
ダマスクバラ花油
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
63%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
40%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 23
植物エキス 0
コスパ
2.3
安全性
3.5
素材の品質
2.7
育毛力
1.6
使用感の良さ
3.8
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
2.7
保湿効果
3.2
スキンケア力
1.2
環境配慮
2.0
浸透力
1.6
即効性
2.5
持続性
3.4
ツヤ感
3.1
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 0
香り プロの視点から生まれたヘアケアブランド。ぬくもりのあるパッケージデザイン・香り
サブカテゴリ 総合
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商品説明

【ロレッタ メイクアップワックス 4.0】「重く仕上がる、固すぎて使いづらい」という不満を解消したほどよい軽さとキープ力で弾むような毛先の動きを表現するワックス。固すぎず、ベタつきが少なく、狙ったウェーブや質感をキープしてくれます。 【L…
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ANALYZEDロレッタ メイクアップワックス 4.0 の解説

ダマスクバラ花油は「天然=安心」ではない理由

解析チームです。「重くならずにキープできる」という矛盾を成分で追うと、ロレッタ メイクアップワックス 4.0の処方意図が見えてきます。使用感特化の設計と、ケア面のトレードオフを正直にお伝えします。

概要:使用感特化の設計、ケア面は割り切りが必要

総合点2.87点(平均3.0より-0.13)。全384製品中68位という数字の意味を、項目別に分解すると処方の狙いがクリアになります。

スタッツ詳細(5点満点 / 平均3.0)
使用感 3.8

平均比 +0.8 ▶ 平均以上

保湿力 3.2

平均比 +0.2 ▶ 標準的

配合成分のレベル 2.7

平均比 -0.3 ▶ やや物足りない

全体的な安全性 2.8

平均比 -0.2 ▶ やや物足りない

エイジングケア力 2.1

平均比 -0.9 ▶ やや物足りない

髪補修力 1.9

平均比 -1.1 ▶ 要注意

スカルプケア力 1.2

平均比 -1.8 ▶ ここが弱点

最大の特徴は使用感3.8点(平均比+0.8)が際立つ一方、スカルプケア力1.2点・髪補修力1.9点という両極端な分布にあります。スタイリング機能に振り切り、ケア機能はコメ由来成分で最低限担保する——それがこの処方の本質です。参考価格1,655円・65mlという価格帯でコスパが2.33点にとどまる点も、ポジショニングの難しさを示しています。

注目成分:処方を読む3つの鍵

希少精油

ダマスクバラ花油

EWG:2
GHS感作性1B
アレルゲン性あり
推奨配合量 0.1〜2%

バラ約300万輪から1kgしか採れない極めて希少な精油。主成分であるシトロネロール・ゲラニオール・ネロールなどのモノテルペンアルコール類が抗炎症・抗酸化作用を発揮し、香料としての機能とスキンケア機能を同時に担います。国立ブルガリア農業研究所の研究では、Rosa damascenaエキスのフラボノイド含量と抗酸化活性の相関が確認されています。ただしGHS感作性1B物質に分類されており、アレルゲン性も確認されている点は留意が必要。「天然=低刺激」ではない代表格です。ダマスクバラ花油は強い酸化剤との配合で香気成分が変質するリスクがあるため、pH管理の巧みさが問われます。

ケア成分

コメ胚芽油

EWG:2
オレイン酸 約43%
リノール酸 約37%
生分解性 0.95

γ-オリザノールを含む米由来の植物油で、ビタミンEの約50倍の抗酸化力を持つトコトリエノールを含有。Tokyo University of Agriculture研究では、γ-オリザノールのチロシナーゼ阻害作用が確認されています。エモリエント効果でキューティクルを物理的に整え、オレイン酸がキューティクル層に自然な艶を付与します。コメヌカロウと組み合わせることで、ワックスとしての硬度を維持しながら毛髪への被覆性を高める相乗効果が期待できます。食用実績のある安全性の高い成分で、生分解性0.95という高値は環境負荷の低さとしても評価できます。

余談ですが、国際食品農業機関(FAO)によると、コメ胚芽油はオリーブオイルと比較しても酸化安定性が高く、スタイリング剤において熱や光から有効成分を守る「天然アンチオキシダント」としての役割も果たしています。
テクスチャー設計

PEG-90M

EWG:3
分子量 約400万
推奨配合量 0.1〜0.5%

0.1〜0.5%という微量添加で製品のテクスチャーを劇的に変える超高分子ポリマー。水中で三次元ネットワーク構造を形成し、油性ワックス成分を均一に分散させることで「手に取ったときの軽さ」と「毛髪へのフィット感」の両立に寄与しています。分子量が約400万と極めて大きいため皮膚浸透性はほぼゼロ——表面機能が主体で内部への影響はほとんどありません。高濃度陽イオン界面活性剤との配合で増粘効果が低下する可能性がある点は処方設計上の注意点です。「軽すぎず重すぎない」という本製品のテクスチャーを実現する縁の下の力持ち的成分です。

天然ワックス基材

コメヌカロウ

EWG:1
コメドジェニック度:0
生分解性 0.85

マイクロクリスタリンワックスやパラフィンといった石油系ワックスに対し、コメヌカロウは植物由来でコメドジェニック度0という処方上の差別化ポイント。結晶性固体構造によりワックスに必要な硬度と耐温性を確保しつつ、30年以上の使用実績で刺激・感作リスクが最小限に抑えられています。コメ胚芽油との組み合わせは成分間相乗効果データでも確認されており、「ケアしながらスタイリング」というブランドコンセプトを植物性素材で体現しています。生分解性0.85は本処方内でも上位の環境配慮指標です。

安全性の注目点

防腐剤トリオ(フェノキシエタノール+パラベン類)

プロピルパラベン EWG:6
メチルパラベン EWG:4
GHS感作性1B×3成分

フェノキシエタノール・メチルパラベン・プロピルパラベンの3成分は相乗効果を発揮する防腐システムとして機能。ただし3成分すべてがGHS感作性1B(感作性物質)に分類されており、メチルパラベン・プロピルパラベンは内分泌かく乱性(EDC)疑い成分にも該当します。特にプロピルパラベンはEWG最高スコア6。推奨配合量(0.02〜0.2%)の範囲内であれば規制上は問題なく、CIRも「Safe as Used」と評価していますが、敏感肌向けにはやや慎重に見る必要のある成分群です。経皮吸収リスクは両パラベンとも0.80と本処方内で最高値の部類に入ります。

メリット・デメリット

強み
  • 1 使用感が平均比+0.8点:PEG-90Mによる三次元ネットワーク構造設計で、ベタつきなく軽いテクスチャーを実現。
  • 2 コメ由来二段構え:コメヌカロウ(硬度・ツヤ)+コメ胚芽油(トコトリエノール抗酸化)のコンビが植物性処方の核。
  • 3 ダマスクバラ花油の香粧品二刀流:香料成分でありながら抗炎症・抗酸化の機能成分としても機能。
  • 4 環境配慮:マイクロプラスチック成分ゼロ、コメ胚芽油(0.95)・ステアリン酸グリセリル(0.90)等の高生分解性成分が処方の主軸。
弱みと注意点
  • 1 髪補修力1.9点・スカルプケア力1.2点:ケラチン補修成分・アミノ酸・セラミドが不在。スタイリング特化の設計と割り切りが必要。
  • 2 パラフィンのコメドジェニック度5:毛穴閉塞リスクが成分内最高値。頭皮や肌への直接接触は極力避けたい。
  • 3 防腐剤3成分がGHS感作性1B:フェノキシエタノール・メチルパラベン・プロピルパラベンの全てが感作性物質分類。敏感肌・アレルギー肌には注意が必要。
  • 4 ダマスクバラ花油のアレルゲン性:天然精油由来の香気成分(シトロネロール・ゲラニオール)はEUアレルゲン26成分にも含まれる。香り感度の高い方は要確認。
処方上の注意点

パラフィンは高分子シリコーン・水性増粘剤と拮抗関係にあり、PEG-90Mの増粘効果を一部打ち消す可能性があります。この拮抗関係を最小化するため、配合順や割合の精密な調整が必要な処方です。また、ダマスクバラ花油は強い酸化剤との共存で香気成分が変質するため、pH管理精度が仕上がり品質に直結します。

まとめ

一言で言うと

「軽さ全振り、ケアは米に委ねた」スタイリストライン

使用感に特化した処方設計で日常スタイリングの完成度を上げる。補修は別のケア剤に任せる前提での選択肢。

コメ由来成分(コメヌカロウ+コメ胚芽油)とダマスクバラ花油による植物性アイデンティティは本物ですが、ケア成分としての深みは限定的。スタイリング剤にケア機能まで求めないユーザーには使用感3.8点が光る一方、「ワックスをつけながら補修したい」という需要には髪補修力1.9点が正直な回答です。

口コミデータが収集されていないため評判トレンドとの照合はできませんが、メーカーが訴求する「ベタつきの少なさ・キープ力」はPEG-90Mの増粘設計で成分的に裏付けられており、実使用での評価との乖離は少ないと考えられます。

使用シーン別推奨度:

  • 毎日のスタイリングに軽いワックスを探している方:使用感3.8点の中心ターゲット。ベタつき嫌いの方に適合しやすい処方。
  • 天然由来成分・植物ベースにこだわる方:コメ由来ワックス・コメ胚芽油・ダマスクバラ花油で植物性アイデンティティあり。マイクロプラスチックゼロも明確な強み。
  • ローズ系の香りを楽しみたい方:本物のダマスクバラ花油配合。合成香料だけではない立体感のある香り設計。
  • ダメージ毛補修を同時にしたい方:髪補修力1.9点は要注意レベル。補修成分は別途トリートメントで補う構成が現実的。
  • ×
    スカルプケアを期待する方・敏感肌の方:スカルプケア力1.2点は処方上の限界。また防腐剤3成分がGHS感作性1Bかつ経皮吸収リスク0.80のため、肌感度の高い方は原材料の確認を推奨。
環境・安全性サマリー

生分解性

0.63/1.00

中程度

経皮吸収リスク

0.40/1.00

低い

GHS感作性1B

4成分

要確認

マイクロプラ

ゼロ

環境配慮

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