カテゴリ:カラートリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収8件
メーカー
ホーユープロフェッショナル(hoyu professional)ブランド
Hoyu容量
130ml参考価格
1100円1ml単価
8.5円JAN
4987205825125ASIN
B07TWKDYFD発売日
2023年8月3日ID
11457商品説明
解析チームです。今回はホーユー カラーチャージ アッシュ カラートリートメントを成分データから読み解きます。「使用感だけは本物」——そんな一言が浮かぶ、いびつなスタッツが印象的な一品です。
平均水準は3.0点。同カテゴリ88商品中40位(総合2.45点)。
総合2.45点は同カテゴリ88商品中40位と下位グループに位置します。最大の特徴はスタッツの格差で、使用感4.1点(平均+1.1)という突出した強みが存在する一方、髪補修力1.6点(平均−1.4)・スカルプケア力0.8点(平均−2.2)という深刻な弱点を抱えています。これは「カラー発色を活かすコーティング特化設計」である処方の特性を直接反映したスコアと読み解けます。安全性3.7点は平均を0.7ポイント上回る平均以上の水準であり、8成分というシンプルな処方がEWGスコアの低い成分で構成されている点が寄与しています。
ベヘントリモニウムクロリドはC22の長鎖アルキル基を持つ4級カチオン界面活性剤で、損傷毛髪に蓄積した負電荷部位に静電的に吸着し疎水性の保護膜を形成します。これが使用感4.1点を支える主役成分です。推奨配合量0.5〜3%の範囲内での使用と推定され、CIR評価は「Safe as Used」。一方、頭皮への直接接触は刺激性の観点から推奨されません。
注目すべきはグリセリンとの相乗効果です。グリセリン(EWG:1、植物由来)の吸湿・保水作用がベヘントリモニウムクロリドの疎水性コーティングを補完し、「しっとり感を伴うツルツル仕上がり」を実現します。セテアリルアルコールも同様にグリセリンとの協働作用が確認されており、乳化基剤としての安定化と同時に感触改良に貢献しています。
ジメチコンはキューティクルを物理的に平滑化しツヤと滑り感を付与するシリコーン系成分。EWGスコアは3であり、本処方の成分中では相対的に高いスコアを持ちます(安全性は十分確立されていますが数値として明記)。特筆すべきは生分解性スコアが0.20と低く、環境負荷の観点で懸念が残る点です。余談ですが、European Chemicals Agencyのデータによると、シリコーン系成分全般の環境残留性は近年のサステナビリティ議論の焦点になっています。DPGとの相乗効果により製品全体の安定性向上にも寄与しています。
EWG:2、生分解性0.95(8成分中最高)のマカデミア種子油は、人の皮脂と類似したパルミトレイン酸組成を持ちます。「バニシングオイル」と呼ばれる浸透速度の速さが特徴で、毛髪表面への残留感を抑えつつエモリエント効果を付与します。ただし本処方ではリスト末尾の配合であり、処方中の役割は補助的と推定されます。コメドジェニック度1と低く、皮膚接触時の安全性も高水準です。
余談ですが、Journal of Cosmetic Science(2019)の研究によると、カチオン界面活性剤の毛髪への吸着効率はpHと前処理(シャンプー成分)に大きく左右されることが示されています。アニオン界面活性剤(硫酸系)とカチオン成分は静電的に中和し合うため、ノンシリコン・低刺激型シャンプーとの組み合わせを推奨します。
ジメチコン・ベヘントリモニウムクロリドを軸にしたコーティング特化設計により、触り心地の良さだけは同カテゴリ平均を大きく上回ります。しかし補修成分(加水分解タンパク・ケラチン・セラミド等)が処方に存在せず、ダメージ修復を期待して手を伸ばすと数値通りの落胆を味わう可能性があります。カラーチャージ(色味補給)という本来の用途に特化した製品と割り切る視点が必要です。
使用シーン別推奨度:
口コミデータが現時点で0件のため、実際の使用感トレンドとの照合はできませんが、ジメチコンとベヘントリモニウムクロリドの組み合わせが生み出す「指通りの良さ」は成分設計から見て確度が高く、使用感への高評価は蓄積されやすいと推測されます。一方、補修力への期待値は成分データが正直に示している通り低く抑えておくことが適切です。
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