解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
山陽物産ブランド名
山陽物産容量
300ml参考価格
2420円1mlあたり
8.1円ASIN
B09TP2TFSJ発売日
20220301KaisekiID
10828全成分
解析チームです。山陽物産の「ハジマリ オーガニック コンディショナー」は、日本全国のホテルや宿泊施設で採用実績のあるプロ仕様品質を家庭向けに再現した製品です。オーガニック成分を謳いながらも、その真価は果たして?製品説明にある「5種類の植物エキス配合」や「環境に配慮した大容量パウチ」に注目しつつ、成分表の裏側まで掘り下げてみましょう。果たしてこの商品は「本物のオーガニック」と言えるのか?それとも「見た目だけのエコ」なのか?
総合ランク1880位/2588商品中という結果に。5点満点中の総合点は2.02点と業界平均(推定2.5点)を下回る成績です。特に目立つのが配合成分スコア1.9点とエイジングケア力1.9点の低さ。一方で安全性3.4点は平均並みを維持しています。価格帯2420円(300ml)に対してコスパ2.6点という評価は、オーガニック製品としては高コストな印象。全成分23個という数字には、シクロペンタシロキサンやジメチコンといったシリコーン成分が含まれており、「オーガニック」の定義に疑問符がつく構成です。
このコンディショナーの主成分であるジメチルステアラミンは、3級アミン型カチオン界面活性剤に分類されます。一般的な4級アンモニウム塩に比べて肌刺激が約30%低い(※1)とされる一方、静電気防止効果は約60%に留まる研究データがあります。つまり「髪へのコンディショニング効果を犠牲にした安全性優先設計」と言えるでしょう。
アルテア根エキス、カミツレ花エキスなど5種の植物由来成分を配合していますが、文献では抗炎症作用や保湿効果が報告されています。ただし、実際の配合量が不明なため「成分名だけ借りてきた」という可能性も。例えばローズマリー葉エキスの有効濃度は通常0.1~1.0%ですが、製品の成分表示順から推定すると0.01%未満の可能性が高いです。
このコンディショナーは「ホテル品質」を謳いながら、家庭用製品としての完成度は中途半端な印象です。安全性の高さは認められるものの、肝心の
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。