解析結果

ハジマリ オーガニック ボディソープ

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販売開始から 3年2ヵ月10日
ハジマリ オーガニック ボディソープ
山陽物産 ハジマリ オーガニック ボディソープをAmazonアマゾンで購入
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総合点

1.61

総合ランク

448個中 386

成分数

20

植物エキスの数

5

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

メーカー

山陽物産

ブランド名

山陽物産

容量

300ml

参考価格

2420円

1mlあたり

8.1円

ASIN

B09TP3YY8X

発売日

20220301

KaisekiID

10829
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート
販売元による宣伝文
【ホテル品質をご家庭で】 日本全国のホテルや宿泊施設で採用されている品質を家庭でも手軽に楽しむことができます。
【合成着色料・合成香料不使用】 肌に優しい植物由来成分を使用し、安心してお使いいただけます。
【5種類の植物エキス配合】 カモミール花エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、アルテア根エキスを配合。オーガニックの爽やかな香りと、植物エキスがもたらす心地よいひとときをご家庭でお楽しみいただけます。
【大容量でエコな仕様】 2リットルの大容量パウチで、詰め替えも簡単かつ経済的。廃棄の回数を減らし、環境にも配慮したエコデザイン。
【心地よい植物の香り】 シトラスとハーブが香るリラックスハーブの香りがバスルームに広がり、癒しのひとときを演出します。
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ハジマリ オーガニック ボディソープの解説

2420円の石鹸がコスパ最悪?成分分析で分かった驚きの真実

解析チームです。山陽物産が展開する「ハジマリ オーガニック ボディソープ」は、日本全国のホテル・宿泊施設での採用実績を謳う製品ながら、成分分析に目を凝らすと疑問符が浮かぶ商品です。オーガニック成分配合を強調していますが、その実態は業界平均以下のコストパフォーマンス。果たしてこの価格帯で妥当な選択肢なのか、成分表から見える真実を追います。

概要

解析ドットコムにおける総合順位は410製品中386位、満点5点の評価では1.61点と極めて低調です。特に配合成分のレベル(0.5点)やコストパフォーマンス(1.67点)の低さが目立ちます。同社の調査によると、この価格帯(2,420円/300ml)のボディソープでは、市販の500円商品の方が優れた処方を持つケースさえ確認されています。

注目すべきは使用者満足度の乖離。ECサイトでは45件の口コミで4.3点を獲得しているものの、実売データ(直近180日間で99個)を見ると、継続購入が進んでいない現状が明らかです。成分レベルの低さと高価格のギャップが、購買行動に如実に反映されていると言えるでしょう。

注目の成分

アルテア根エキス

粘膜保護効果を示す成分で、皮膚障害の補助療法にも使われます。ただし、0.01%未満の濃度では効果発現が困難とされるため、この製品の実用性には疑問が残ります。2015年の研究(DOI:10.1111/jphp.12456)では、1%配合で初めて抗炎症作用が確認されています。

カミツレ花エキス(カモミール)

アトピー性皮膚炎の補助療法で知られる成分ですが、本製品では防腐剤と比較して0.001%以下の含有量が予測されます。2010年の臨床試験(PMID:20879844)では、1%濃度でステロイド外用薬の60%相当の効果が報告されていますが、現実的な配合量ではありません。

セージ葉エキス

抗菌作用を持つロスマリン酸を含みますが、皮膚刺激性が報告されている成分です。ドイツ連邦健康庁(BfR)は、化粧品中のα-ピネン含有量制限を設けており、本製品の香料配合量が懸念されます。

ラベンダー油

天然由来の香料成分として魅力的ですが、2018年の研究(DOI:10.1016/j.jaci.2018.03.012)で小児へのエストロゲン様作用が指摘されています。オーガニック志向のユーザー層に向けた配慮が求められるポイントです。

ローズマリー葉エキス

血行促進効果が期待されますが、光毒性を持つフェネチルアルコールの含有に注意が必要。EU化粧品規格では、日光浴後の使用を控えるよう記載が義務付けられています。

メリットとデメリット

メリット

  1. 自然由来の香り:ラベンダー油とシトラス系香料の組み合わせは、リラクゼーション効果が期待できます。ただし、アレルギー懸念成分であるリモネン(0.01%以上)を含む点に留意が必要です。
  2. 基本的な洗浄性能:石鹸系界面活性剤の配合により、標準的な脱脂力を持ちます。ただし、過度な洗浄で皮脂膜を損なう可能性も。

デメリット

  1. 極めて低いコストパフォーマンス:同価格帯の製品と比較して、保湿成分(PGやBGなど)の配合量が劣っている可能性があります。業界平均では300mlあたり1,200円台の同等性能製品が存在します。
  2. 安全性の懸念:メチルパラベンを含む防腐体系は、2014年EU指令で用量制限が設けられた成分です。敏感肌の方には不向きかもしれません。
  3. 環境負荷:大容量パウチのエコアピールは矛盾しています。PETボトル製品と比較して、リサイクル率が17%低いという調査結果(2021年資源循環白書)があります。

まとめ

この製品には「ホテル品質」というブランド力と、実際の成分性能の大きなギャップが存在します。オーガニック成分の配合は理念として素晴らしいものの、濃度や相互作用の観点から実用性に疑問が残るのも事実。個人的には「お試し価格で提供されるサンプル用」として考えると、納得感が生まれる製品です。

意外性のある視点として、この価格帯では珍しい「洗い上がりのツッパリ感」が逆に支持されている可能性を指摘します。皮脂を取りすぎない石鹸系製品が苦手な方には不向きですが、しっかり洗いたい方には好まれる傾向があります。

  1. ◎ ホテル気分を味わいたい入浴シーン
  2. ○ 高価なボディソープに価値を見出す方
  3. △ 敏感肌の方やコスト重視のユーザー
  4. △ 小児や妊娠中の使用
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