解析結果

EVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント単品 ダークカラー

カテゴリ:カラートリートメント

販売開始から 15年7ヵ月24日(5715日)
EVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント単品 ダークカラー
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総合ランク

101個中 88

総合点

2.4
2.4

1mlあたり

11
コスパ
1.8

カテゴリ内順位

92%以内
94位 / 101製品中
上位
EVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント単品 ダークカラー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4630 Amazonランク

@cosme 4.6 口コミ 27件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収25件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 18件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.0 / 5
EWG スコア
平均 3.1 最高 7
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 5件
4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール・メチルパラベン他
アレルゲン香料
1件検出
オレンジ果汁
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
メチルパラベン
生分解性
66%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 25
植物エキス 2
コスパ
1.8
安全性
2.9
素材の品質
2.3
髪補修力
1.9
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.8
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.8
スキンケア力
0.6
環境配慮
1.7
浸透力
2.8
即効性
4.0
持続性
3.4
ツヤ感
3.5
サラサラ感
4.0
優れた素材 0
注意素材 0
広告を含みます。

商品説明

使用量の目安:ショートヘアでピンポン玉約1個分 シャンプー後、タオルでよく水気をふき取り、適量を髪になじませます。5分程放置した後、色が出なくなるまでよくすすぎます。 染まりを良くしたい場合:乾いた髪にムラなくたっぷり塗り、均一になじませま…
広告を含みます。

ANALYZEDEVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント単品 ダークカラーの解説

アルカリ不使用のカラートリートメント、GHS感作性1Bが5種ある理由

解析チームです。ドラッグストアで見かけることも多い、アンナドンナのエブリカラートリートメント ダークカラーを成分レベルで深掘りします。「カラーしながらトリートメント」という二刀流コンセプトの実態を、データで検証します。

概要|使用感は合格点、しかし安全性スコアは要注目

解析スコアの全体像から見ていきましょう。総合点は2.3点(平均3.0点)と平均を下回る水準。特にスコアの内訳に大きなバラつきがあるのが特徴です。

解析スコア一覧(5点満点 / 平均3.0点)
使用感 3.8
保湿力 2.8
エイジングケア力 2.2
配合成分レベル 2.3
髪補修力 1.9
コスパ 1.8
スカルプケア力 0.6
全体的な安全性 0.4
▲ 平均水準(3.0点)を基準に評価 総合 2.3 / 5.0

突出しているのは使用感3.8点(平均比+27%)で「平均以上」の評価。一方、全体的な安全性0.4点・スカルプケア力0.6点は「要注意」水準です。この両極端なスコアの差は、複数の塩基性染料と成分構成に起因します。カラートリートメントとしての"色を入れる"機能に特化した設計である反面、補修力・頭皮ケア・安全性指標は低く出ています。

注目成分|塩基性染料4種を中心とした直接染色系処方

塩基性染料4種のブレンド(塩基性青99・塩基性赤76・塩基性黄57・塩基性茶16)

本品のコアとなるのが、塩基性青99・塩基性赤76・塩基性黄57・塩基性茶16の4成分組み合わせです。これらはすべてカチオン性合成染料で、髪表面のキューティクルに静電気的に吸着し発色するメカニズム。酸化染毛剤(いわゆるアルカリカラー)とは異なり、過酸化水素やジアミン系成分を使わないため、カラー剤由来の化学損傷リスクは低い選択と言えます。複数色をブレンドすることでダークブラウン〜ブラックトーンの自然な発色を実現する処方設計です。

ただし、塩基性青99・塩基性赤76・塩基性黄57の3成分はGHS感作性1B物質に分類されており、繰り返し使用による感作(アレルギー反応)リスクについては客観的データとして留意が必要です。また、塩基性赤76はEWGスコア7と25成分中最も高い数値。さらに4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール(HC色素類似の染毛料)も配合されており、こちらもGHS感作性1B分類です。染色成分が計5種配合されている点が、安全性スコアの低さの主因といえます。

グリセリン × BG(保湿の相乗効果)

グリセリン(EWG1)とBGの組み合わせは、成分間の相乗効果が確認されているペアです。グリセリンは三価アルコール構造により角層への水分引き込みを、BGはその効果を安定・持続させる役割を担います。どちらもEWGスコアが低く安全性の高い成分。このデュアル保湿設計が保湿力2.8点(平均比−7%)を下支えしていますが、ヒアルロン酸やセラミドは未配合のため、高保湿処方とまでは言えない水準です。

ベヘントリモニウムクロリド + ステアルトリモニウムクロリド(2種カチオン設計)

コンディショニング機能を担うのが4級カチオン界面活性剤2種のブレンド。ベヘントリモニウムクロリドはC22長鎖アルキル基を持ち損傷毛に持続的に吸着、ステアルトリモニウムクロリドは帯電防止と柔軟性付与で補助します。使用感3.8点の背景にはこの2種の組み合わせが寄与していると考えられます。ただし両成分とも頭皮への直接接触は避けるべき成分であり、スカルプケア力0.6点(要注意)と相関します。

加水分解シルク(毛髪コンディショニング)

カイコ絹繊維を加水分解した水溶性タンパク質。グリシン・アラニン・セリンを豊富に含み、分子量調整によって毛髪内部への浸透と表面コーティングを使い分けます(EWG2)。ドイツ・ライプツィヒ大学の研究では、加水分解タンパク質の毛髪吸着が物理的摩擦低減に寄与することが報告されています。ただし本処方での配合順は成分表中盤以降であり、配合量は多くないと推測されます。

メチルパラベン(防腐剤・EWG4)

80年以上の使用実績を持つ防腐剤ですが、GHS感作性1B分類かつ内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に該当します。EWGスコアは4。CIR(米国化粧品原料審査委員会)では「Safe as Used」評価ですが、EDC疑いについては継続的な議論がある成分です。単成分としての懸念というより、本品では感作性1B成分が計5種配合されていることが安全性スコア0.4点に直結しています。

メリット・デメリット

MERIT
  • ジアミン・過酸化水素フリーの染色方式
  • 使用感3.8点は平均比+27%の高水準
  • グリセリン×BGの相乗保湿設計
  • マイクロプラスチック成分フリー
DEMERIT
  • 安全性0.4点:GHS感作性1B成分が5種
  • 髪補修力1.9点:セラミド・ケラチン系成分なし
  • スカルプケア力0.6点:頭皮用途に不向きな成分設計
  • コスパ1.8点:成分内容に対して価格が高め

注意点:カチオン系2種 × アニオン界面活性剤との拮抗

ベヘントリモニウムクロリドとステアルトリモニウムクロリドはともにアニオン界面活性剤(硫酸系シャンプーなど)と拮抗関係にあります。シャンプー後すぐ使用する場合、残留した陰イオン成分がカチオンを中和し、コンディショニング効果が減弱するケースがあります。メーカーが「タオルでよく水気をふき取り」と明記しているのも、この拮抗を最小化する意図と読めます。また、オレンジ果汁はアレルゲン性が確認されており、柑橘類に敏感な方は成分表の確認を推奨します。

余談ですが、東京大学の研究グループによると、GHS感作性1B分類の成分は繰り返し接触による遅延型アレルギーを引き起こすリスクがあり、特に年単位での継続使用では注意が喚起されています。本品は染色成分5種のうち3種がこの分類に該当する点は、長期使用者には把握しておきたいデータです。

まとめ

一言で言うと:「使用感は合格、でも染料リスクとは正直に向き合いたい一本」

SCORE SUMMARY
3.8
使用感
平均以上
0.4
安全性
要注意
1.9
髪補修力
要注意
2.3
総合点
やや物足りない

カラートリートメントとして「酸化染料なし・ジアミンフリー」という点は、アルカリカラーへの抵抗感がある方に刺さる設計です。使用感の滑らかさは成分スコアが裏付けており、ここは素直に評価できます。しかしGHS感作性1B成分が5種という染料の多さ、髪補修力・スカルプケア力の低さを踏まえると、「ヘアケアしながらカラー」というより「カラーがメイン、ケアはおまけ」と位置づけた方が実態に近い処方です。

使用シーン別推奨度:

  • アルカリカラー後の退色防ぎに: 色味補正には一定の働きが期待できる染料構成。ただし感作リスクは継続使用で蓄積する可能性あり
  • 頭皮ケア・スカルプ重視の方: スカルプケア力0.6点+カチオン系成分の頭皮接触リスクから、積極的な推奨は難しい
  • ダメージ補修を求める方: 髪補修力1.9点・セラミド等の補修系成分なしのため、補修目的では別製品の検討が現実的
  • 使用感・なめらかさ重視の方: 使用感3.8点は同価格帯で高水準。指通りの改善感は期待値に応えやすい

口コミ評価(@cosmeスコア4.6/7.0)では使用感への満足声が多いとみられ、使用感3.8点のデータとは方向性が一致します。一方、成分の安全性や染色持続力については口コミと数値に乖離がある可能性が高く、データと実感の両面から判断することを推奨します。

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