解析結果

Anna Donna EVERY(エブリ) カラートリートメント ワインレッド 160グラム (x 1)

カテゴリ:カラートリートメント

Anna Donna EVERY(エブリ) カラートリートメント ワインレッド 160グラム (x 1)
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総合ランク

92個中 71

総合点

2.27
2.27

1mlあたり

9.6
コスパ
1.8

カテゴリ内順位

93%以内
87位 / 92製品中
上位
Anna Donna EVERY(エブリ) カラートリートメント ワインレッド 160グラム (x 1)解析チャート
ハホニコ・ハッピーライフ

DATA口コミ・販売データ

Amazon 37863 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収21件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 14件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
0.9 / 5
EWG スコア
平均 2.4 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
メチルパラベン・塩基性赤51他
アレルゲン香料
1件検出
オレンジ果汁
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
メチルパラベン
生分解性
70%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
40%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 21
植物エキス 2
コスパ
1.8
安全性
3.0
素材の品質
2.4
髪補修力
1.8
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.7
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.8
スキンケア力
0.6
環境配慮
1.5
浸透力
2.6
即効性
3.5
持続性
2.8
ツヤ感
3.2
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 0
サブカテゴリ 総合
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ANALYZEDAnna Donna EVERY(エブリ) カラートリートメント ワインレッド 160グラム (x 1)の解説

このカラートリートメント、3つの「感作性成分」が同時に入っている事実

解析チームです。アンナドンナの「エブリ カラートリートメント ワインレッド」を成分レベルで深掘り解析します。1,540円という手軽な価格設定のカラートリートメントですが、スタッツデータが示す実力はどうか。数値と成分の両面から客観的に読み解いていきます。

概要

総合点は2.27点(業界平均3.0点を約0.7点下回る水準)で、解析対象88製品中の順位は底圏に位置します。項目別に見ると、使用感3.7点(平均+0.7)が唯一平均を超える数値として際立つ一方、全体的な安全性は0.9点、スカルプケア力は0.6点という記録的な低水準が足を引っ張っています。カラー効果に特化した設計であることは明らかですが、髪補修力1.8点・コスパ1.83点という結果は、「安くてよく染まる」という評価だけでは語りきれない成分上の課題を示唆しています。

スタッツ全項目|業界平均との差分マップ
使用感
3.7
配合成分レベル
2.4
保湿力
2.8
エイジングケア力
2.2
コスパ
1.83
髪補修力
1.8
全体的な安全性
0.9
スカルプケア力
0.6
平均超え 平均前後 要注意

特筆すべきは安全性スコアの低さです。後述するGHS感作性1B分類の成分が3つ含まれており、これがスコアを大きく押し下げています。コスパ評価も1.83点にとどまっており、「安価だから割り切れる」という判断をする前に、成分の詳細を把握しておくことをおすすめします。

注目成分

塩基性青99 + 塩基性赤51:ワインレッドを生む染料デュオ

この製品のコアとなる2成分です。塩基性青99(EWG規制なし、JP収載)と塩基性赤51(EWG:1、JP収載No.17)の組み合わせが、青系と赤系を調色してワインレッドを発色させる処方設計です。塩基性染料は分子量が大きく髪表面に吸着する仕組みのため、酸化染毛剤のようにキューティクルをこじ開けて浸透する必要がなく、刺激の低減という設計上のメリットがあります。ただし、両成分ともにGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類されており、繰り返し使用による感作リスクには注意が必要です。また生分解性は両成分とも0.40と低く、環境負荷の観点では課題が残ります。

メチルパラベン:80年の実績と現代の懸念

防腐剤として配合されているメチルパラベン(EWG:4)は、1924年から使用されてきた実績ある成分ですが、GHS感作性1Bに分類されており、さらに内分泌かく乱性(EDC)疑い成分としても登録されています。EUでは一部のパラベン類に規制が設けられており(メチルパラベン自体は現時点でEU規制なし)、この3点がそろっていることが本製品の安全性スコア0.9点の主因のひとつです。経皮吸収リスクが0.80と高い点も付記しておきます。

ベヘントリモニウムクロリド:コンディショニングの主役だが頭皮には要注意

C22長鎖アルキル基を持つカチオン界面活性剤で、損傷毛の負電荷部位に選択的吸着して疎水性保護膜を形成する成分です。推奨配合量0.5〜3%の範囲で使用されており、使用感3.7点を支える主要因と考えられます。グリセリンとの相乗効果(コンディショニング持続)も確認されており、処方設計として合理的な組み合わせです。ただし、頭皮への接触は強い皮膚刺激リスクがあるため、使用時は毛幹への塗布に徹することが前提の成分です。

グリセリン × BG:王道の保湿デュオ

グリセリン(EWG:1、生分解性1.00)とBG(1,3-ブチレングリコール)(EWG:1)はともに低刺激かつ安全性の高い保湿成分です。両者は相乗効果が確認されており、保湿力の底上げに寄与しています。ただし保湿力スコアは2.8点(平均-0.2)にとどまっており、配合量が十分かどうかは全成分の順番(配合順が後半寄り)から見ると積極的な処方とは言い難い状況です。

加水分解シルク:浸透性タンパク質の差し色

カイコ由来の水溶性タンパク質で、グリシン・アラニン・セリンを豊富に含みます。EWG:2、生分解性0.80と環境・安全性のバランスが良く、毛髪への浸透性と保湿性を同時に発揮する成分です。ソウル国立大学の研究グループによると、加水分解シルクは分子量を適切に調整することで毛幹内部への浸透効率が大きく変化することが報告されており、処方上の分子量設計が鍵となります。グリセリンとの相乗効果も確認されており、本製品内での保湿軸を支える成分のひとつです。

余談ですが、国際化粧品工業連合(IFSCC)の発表によると、塩基性染料と加水分解タンパク質を同一処方に配合することで、染料の毛髪への定着性が向上するという研究報告があります。この製品が加水分解シルクを配合している点は、発色持続の観点からも合理性が読み取れます。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感3.7点(平均+0.7)。ベヘントリモニウムクロリド+ジメチコンのコーティング設計が功を奏し、なめらかな仕上がりを実現。
  • 塩基性染料方式のため、酸化染毛剤のようなアルカリ処理が不要。染色の仕組み上、キューティクルへのダメージが発生しにくい設計。
  • グリセリン×BGの相乗保湿、加水分解シルク配合など、カラートリートメントとしての最低限の保湿軸は確保。
  • マイクロプラスチック成分は配合なし。環境負荷の一形態に対してはクリーンな処方。
デメリット・注意点
  • GHS感作性1B成分が3つ(メチルパラベン・塩基性青99・塩基性赤51)。繰り返し使用での感作リスクを念頭に置く必要がある。
  • メチルパラベンはEDC疑い成分かつ経皮吸収リスク0.80。安全性スコア0.9点の主要因。
  • スカルプケア力0.6点。カチオン界面活性剤2種(ベヘントリモニウムクロリド・ステアルトリモニウムクロリド)は頭皮接触NGが大前提で、頭皮ケアを目的とした使用は非推奨。
  • オレンジ果汁はアレルゲン登録成分。EWG:6と高スコアで、アレルギー体質の方は成分確認が必要。
  • 塩基性染料はアニオン界面活性剤と相性が悪く(拮抗関係)、シャンプー直後の使用や他製品との組み合わせで発色が不安定になる可能性。

まとめ

一言で言うと

COLOR
ONLY

発色特化・ケアは最小限

カラー発色 設計の主目的
使用感 平均超え
安全性 要注意
スカルプケア ほぼ期待不可

「発色だけに振り切った、ケア性能は割り切り前提のカラートリートメント」というのが解析チームの見立てです。GHS感作性1B成分を3種配合し、EDC疑い成分も含むことで安全性スコアは0.9点という数値が出ています。スカルプケアを求めて使うと頭皮にとってむしろリスクになる設計のため、あくまで「毛幹への着色ツール」として位置づけることが前提です。コスパ1.83点という評価も、この安全性・補修力の水準を加味すれば納得感があります。

使用シーン別推奨度:

  • 気軽にヘアカラーを試したい方:発色の手軽さという設計意図には合致。ただし感作リスクを把握したうえで使用を。
  • ダメージヘアの補修を求める方:髪補修力1.8点。ケア目的ならより高スコアの製品を選択することを推奨。
  • 頭皮ケアを重視する方:スカルプケア力0.6点、かつカチオン界面活性剤の頭皮刺激リスクから、選択肢として外すことが無難。
  • メチルパラベンやEDC疑い成分が気になる方:配合が確認されているため、成分方針が明確に合わない可能性。
  • 発色の色持ちよりも手軽さ優先の方:塩基性染料は表面付着のため落ちやすい特性あり。その割り切りができる方向け。

口コミでは「発色が鮮やか」「使用後の手触りが良い」という評価が一定数見られ、使用感3.7点という数値とは一致します。一方で安全性に関する懸念はSNSではほとんど語られておらず、成分レベルの実態との間に情報の乖離がある点は注目しておきたいところです。

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