広告

総合点

1.79

総合ランク

2517個中 1679

成分数

29

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
メリット ザ マイルド泡コンディショナー解析チャート
販売元による宣伝文
●最初から泡で出てくるから、髪全体に広がってムラなくなじみ、なめらかで自然なさらさら髪に。
●泡切れも良く、さっとすすげてぬるつかないから、地肌や髪に負担感なく使えます。
●髪と地肌とおなじ弱酸性
●マイルドスムース処方
●着色料フリー・パール剤フリー
●やさしいフレッシュフローラルの香り
関連商品
メリット ザ マイルド泡コンディショナー解析チャート
広告

メリット ザ マイルド泡コンディショナーの解説

泡のコンディショナー!?これって他よりも良いものなの?

概要

  • メーカー:花王
  • ジャンル:トリートメント
  • 注目成分: シリコーンクオタニウム-22
  • 特徴:洗浄剤とカチオンポリマーのミックス製法
  • 星:★★☆☆☆ (2.5)

かなり変わったコンディショナー。

ふつう、コンディショナーというと油剤、カチオン界面活性剤、シリコーンといった構成が一般的ですよね。

ところが、この泡コンディショナーは洗浄剤でコンディショニング効果を出すという突飛な構成に。

果たして、どんなメリットがあるというのでしょうか。

どんなメリットがある?

この製法は、リンスインシャンプー的なアプローチで髪に良い影響を与えようという意図があるようです。

中心となっているのは両性界面活性剤3つで、ベースにもこの洗浄剤と言っていい成分が据えられています。

両性界面活性剤は、洗浄剤の特徴と、コンディショナーの特徴を併せ持つ界面活性剤です。なので、ある意味でこのような使い方はできなくもないのですが、ふつうやりません。

ふつうやらない手法を、泡コンディショナーという名称であえてやる。というのがこのメリットブランドなのです。

泡で包むように塗布できる、この使用体験こそがまさにメリットということになるのでしょう。

デメリットは?

これは、泡であることそのものがデメリットですね。

洗浄剤であるため、泡立ってしまう、というのが実際のところで、やはり実際は洗浄しているのです。洗浄剤に少し、コンディショニング効果がある、という話です。

ですので、ふつうのコンディショナーよりも髪にとっては負担があります。もちろん頭皮にも。

また、洗浄剤+カチオン界面活性剤という組み合わせは、錯体を生成して洗い落としづらいコーティング成分を生成する懸念が大きく、使えば使うほど質感が落ちていく可能性を示唆します。

加えて、アモジメチコンのようなそもそも蓄積しやすいコーティング成分も含まれ、残念ながらクオリティが高い製品とはいいづらいでしょう。

まとめ

斬新な泡コンディショナーという形式をとってきたメリット。しかし残念ながら満足の行く仕上がりにはほどとおい。

使った感じは悪くないかもしれないが、繰り返し使うと化けの皮が剥がれるタイプ。

髪や頭皮が乾燥しがちな人には、半分は洗浄しているわけですから尚更向きません。

発想は面白いですが、クオリティはもうひと声ほしいところ。