解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ステラシードブランド名
アミノメイソン容量
450ml参考価格
1540円1mlあたり
3.4円JANコード
4589919563630KaisekiID
7591全成分
様々な成分が添加されているトリートメントですが、どのような効果がどの程度のレベルで提供されているでしょうか。
全成分表を見て、まず感じるのがやはり成分数の多さでしょう。
髪に潤いを与える系の成分を中心に、頭皮に良い成分も織り交ぜる形で構成されいます。
成分数の多さの割に思うのは効果的な、あるいは必殺技といえるような強い成分が乏しいということ。
アミノ酸粉末や大きい分子のタンパク質系、植物オイル、保湿成分などが目立ちますね。
微量な添加という形でセラキュート、アミノ酸系カチオン界面活性剤といった有効成分が含まれますが、この中ではかなり存在感が希薄な印象です。
使った際に体感として得られそうな成分としては、はちみつや加水分解乳タンパクなどのエモリエント系なものが中心となるでしょう。
髪のダメージ部分の補修交換についてはさほど期待できないように感じます。
髪の外側を潤いが一時的に多いという形がメインと言えるでしょう。
商品名にスカルプとつくように、頭皮に対してのケアも意図として含まれるトリートメントです。
その名の通り、セイヨウハッカエキスをはじめセージ、ローズマリー、カミツレ、ラベンダー、白金といった整肌作用に関連する成分が多く配合されていますね。
しかし、ベース部分は普通のヘアトリートメントと同様に4級カチオン界面活性剤が配合されています。
このことは、頭皮に直接つけておくと脱毛被害や肌荒れを起こすことを意味しますので植物エキスの整肌作用どころではなくなってしまうわけです。
どんなに微量の添加成分に、美容効果を期待される内容だとしても、ベース部分が頭皮にデメリットでしかない成分なのであれば頭皮には一切塗るべきではありません。 同時に、よく洗い流す必要もあるということです。
この製品、単に髪にうるおいを付与したいという程度の希望であれば、コスパよく叶えてくれるのですが、頭皮にも髪にもベストな効果を、考えているのであれば止めた方が良いです。
そのような都合のよい製品は非常に少ないですし、この製品はスカルプケアを期待するにはあまりにも脆弱です。
あくまでも髪の毛に対してのトリートメントとして使うべきであり、そういう意味ではもっとましな製品はいくらでもあるという印象も。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。