解析結果

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)ヘアミスト ハイドロリニューミスト モイスチュアリペア A 本体

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)ヘアミスト ハイドロリニューミスト モイスチュアリペア A 本体
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総合ランク

604個中 452

総合点

2.27
2.27

1mlあたり

5.7
コスパ
1.8

カテゴリ内順位

76%以内
458位 / 603製品中
上位
STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)ヘアミスト ハイドロリニューミスト モイスチュアリペア A 本体解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1346 Amazonランク

@cosme 5.2 口コミ 147件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収21件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 17件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.2 / 5
EWG スコア
平均 1.8 最高 4
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
72%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
40%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 22
植物エキス 1
コスパ
1.8
安全性
3.6
素材の品質
1.5
髪補修力
2.4
育毛力
1.9
使用感の良さ
2.9
エイジングケア
2.8
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.1
スキンケア力
0.2
環境配慮
1.8
浸透力
2.8
即効性
2.4
持続性
2.2
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.2
優れた素材 1
注意素材 0
香り スタイリングの下地やブローローションにも使えます。みずみずしく軽やかな甘さ広がるフローラルフルーティムスクの香り

メーカー

コーセー

ブランド

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)

容量

250ml

参考価格

1430円

1ml単価

5.7円

JAN

4971710587975

ASIN

B0D73RDHM6

発売日

2024年8月21日

ID

11624

シリーズ名

ハイドロリニュー

対象の髪タイプ

ダメージ毛・乾燥毛向け

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

【モイスチュアリペア(しっとり)】おすすめ:太くてかたい髪・広がりやすい髪。毛先までしっとりまとまる、指通りの良い髪へ仕上げます。 サロン技術「酸熱トリートメント」発想、ブロー前のプレ美容液ミスト。酸熱ケア成分配合で熱ダメージを髪の味方に。…
広告を含みます。

ANALYZEDSTEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)ヘアミスト ハイドロリニューミスト モイスチュアリペア A 本体の解説

酸熱ケアを謳いながら、なぜ旧指定成分PGが処方に入るのか

解析チームです。コーセーが展開するスティーブン ノルのヘアミスト「ハイドロリニューミスト モイスチュアリペア A」を、成分データをもとに多角的に読み解きます。「酸熱トリートメント発想」という打ち出しが気になった方も多いはずですが、成分表の中身はどうでしょうか。

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概要:保湿力は「標準」、安全性は「要注意」水準

総合点2.27点は、平均3.0点を0.73点下回る水準です。8項目中、平均(3.0点)を超えているのは保湿力(3.1点)のみ。特に安全性(1.2点)と配合成分レベル(1.5点)はいずれも平均を大きく下回っており、スカルプケア力にいたっては0.2点と、事実上スカルプを対象とした設計ではないことが数値から明確に読み取れます。一方、生分解性の平均値は0.72(易分解)と、環境負荷の低さは評価できるポイントです。

STATS OVERVIEW ─ 解析ドットコム評価(5点満点 / 平均3.0)
保湿力3.1
エイジングケア力2.8
使用感2.9
髪補修力2.4
コスパ1.8
配合成分レベル1.5
全体的な安全性1.2
スカルプケア力0.2
▌ 平均ライン: 3.0 = 60% 平均超 平均近傍 やや低 要注意

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注目成分:処方設計の意図と限界を読む

レブリン酸(酸熱ケアの核)

「酸熱トリートメント発想」の中心に据えられたケト酸です。熱を加えることで髪のケラチンタンパク質と脱水縮合反応を起こし、ハリ・コシ・滑らかさを結合ベースで付与するという機序が最大の特徴。推奨配合量は2〜5%で、グリセリンやパンテノールとの組み合わせでさらに保水効果が高まるとされています。ただし、pH適正域が3.0〜4.5と強酸性側にあるため、アルカリ成分や酸化剤との配合設計には精度が必要です。生分解性0.75と環境負荷も比較的低い点は評価できます。

(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク(熱保護の要)

シルク由来のペプチドにシリコーン基を共有結合させた複合成分。毛髪表面への持続性コーティング膜を形成し、ドライヤーやアイロン熱から内部を保護します。配合順では水・エタノールに次ぐ5番目と比較的上位に位置し、処方上の優先度の高さが見えます。ケラチンやセリンとの相乗効果が報告されており、同剤単独よりもアミノ酸系成分と組み合わせた際に補修効率が向上します。経皮吸収リスク0.20と低く、毛髪表面での作用に特化した設計です。

ポリクオタニウム-51(リピジュア)+ セラミドNG・NP

リピジュアは細胞膜の構成成分であるホスホリルコリン基を持つポリマーで、ヒアルロン酸の約2倍の保水力が慶應義塾大学の研究グループらによって報告されています(EWGスコア1、医療分野でも採用実績あり)。さらにセラミドNG(細胞間脂質の主要2型成分、生分解性0.70)・セラミドNP(キューティクル補修型、元セラミド3)・コレステロールを組み合わせることで、疑似細胞間脂質層の再現を狙う処方です。コレステロールが経皮吸収リスク0.75と高めで、有効成分の浸透補助剤としても機能しているとみられます。ポリクオタニウム-51・セラミドNP・グリセリンの三者は保湿の相乗効果が確認されており、保湿力スコア3.1点(平均+0.1)をほぼ一手で支える構造です。

ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート(DDSキャリア)

ヤシ油由来のカチオン界面活性剤で、同カテゴリの成分と比較して低刺激・生分解性(0.45)に優れます。このブランドの訴求ポイントである「高浸透補修カプセル」「高浸透保水カプセル」のカプセル壁材(キャリア)として機能し、グリシン・セラミド・フィトステロールズなどを毛髪内部へ届けるDDS(ドラッグデリバリーシステム)的役割を担います。ただしアニオン界面活性剤との同時使用で効果が減弱するため、パーマや縮毛矯正直後の毛髪への使用では条件確認が必要です。

PG(プロピレングリコール)とエタノール:安全性スコアを下げる要因

PGはEWGスコア4、かつ旧指定成分(旧表示指定成分)に分類される石油由来の二価アルコールです。溶剤・防腐補助・保湿の三役を担う汎用成分ですが、高濃度配合時は界面活性剤との相乗で刺激リスクが上昇するとCIRレポートでも注意が促されています。エタノールはEWGスコア3で、経皮吸収リスクが0.80と全成分中最高水準。揮発により他成分の浸透を促す反面、乾燥感のトリガーになりえます。この2成分の存在が、安全性スコア1.2点(要注意)の主な要因と考えられます。

余談ですが、環境化学の国際的評価データベースによると、アモジメチコンの生分解性は0.20と非常に低く、水環境中での残留懸念が指摘されています。一方で製品全体の平均生分解性は0.72(易分解水準)と良好なため、アモジメチコン単体の課題として把握しておくとよいでしょう。

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メリット・デメリット

メリット

  • ミストで「酸熱ケア」体験:サロン施術由来のレブリン酸を日常ケアに落とし込んだ処方コンセプトは希少。ブロー前の熱活性型アプローチとして独自性がある。
  • リピジュア×セラミド二重構造の保湿設計:ポリクオタニウム-51とセラミドNG・NPを同時配合し、表面コーティングと細胞間脂質層の両方から水分を保持。保湿力3.1点は全スコア中唯一の平均超え。
  • DDSカプセルによる成分浸透補助:ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートが補修・保水成分のキャリアとして機能し、ただ塗布するだけでなく成分を届ける設計意図が見られる。
  • 生分解性0.72(易分解):21成分の平均として環境負荷が低く、環境配慮の観点では同価格帯の中でプラス評価できる。

デメリット・注意点

  • 安全性スコア1.2点(要注意):PG(EWGスコア4・旧指定成分)、エタノール(EWGスコア3・経皮吸収リスク0.80)、アモジメチコン(EWGスコア3)が処方上位に並ぶ。
  • スカルプケア力0.2点:頭皮への有効アプローチはほぼゼロ。スカルプケアを期待して選ぶ製品ではない。
  • コスパ1.8点(やや物足りない):250ml・1430円という価格帯に対し、配合成分レベル1.5点(要注意)は見合っているとは言いにくい。
  • アモジメチコンの蓄積性:毎日使用での連続使用はビルドアップ(成分残留蓄積)の懸念があり、定期的なクレンジングシャンプー併用が現実的。
  • PGと界面活性剤の組み合わせ:高濃度PGは界面活性剤と組み合わさると刺激リスクが上昇する。本剤にはカチオン・ノニオン系界面活性剤が複数配合されており、留意が必要。

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まとめ

一言で言うと

「コンセプト先行、成分設計が追いついていない酸熱発想ミスト」

「酸熱トリートメント発想」「高浸透カプセル」というキャッチーな訴求は確かに魅力的ですが、安全性1.2点・配合成分レベル1.5点という数値は、処方の完成度として現時点では物足りない水準です。保湿力3.1点とエイジングケア力2.8点は許容範囲内ですが、それを支えるベースにPG(EWGスコア4)やエタノール(経皮吸収リスク0.80)が使われている点は、成分に敏感なユーザーほど気になるポイントでしょう。

一方で、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートによるDDSキャリア設計や、レブリン酸とセラミドNG・NPの組み合わせというコンセプト自体は評価できます。成分設計の精度が上がれば、スコアは大きく変わりうる製品です。

使用シーン別推奨度:

  • ブロー・アイロン前の熱保護ミストとして:シルク複合成分とレブリン酸の熱活性効果が活かせるシーンとして、最も用途が一致する。推奨度:△〜○(成分に対して価格が割高感あり)
  • ダメージ毛の集中補修:DDSカプセル設計はユニークだが、髪補修力2.4点(やや物足りない)が示す通り、単品での劇的な補修効果は期待しすぎない方がよい。推奨度:
  • スカルプケアを兼ねた頭皮ケア:スカルプケア力0.2点が示す通り、ほぼ対応していない。推奨度:
  • 成分に敏感なユーザーの毎日使いとして:PG・エタノール・アモジメチコンの組み合わせに加え、蓄積リスクも考慮すると連続使用には留意が必要。推奨度:

口コミ数が0件のため使用感トレンドとの照合は現時点で不能ですが、@cosmeスコア5.2/7.0(全体評価の74%水準)は、コンセプトへの共感と実際の使用感の程よい満足感を反映している可能性があります。成分解析の数値とある程度の乖離が生じやすいタイプの製品と言えます。

SAFETY & ECO SCORE
生分解性(平均)
0.72
易分解・環境負荷低
経皮吸収リスク(平均)
0.40
中程度
PG EWGスコア
4
旧指定成分・要注意
アモジメチコン生分解性
0.20
難分解・環境残留懸念

---

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