解析結果

ロレッタエメ(LORETTA AIMER) ジェル

カテゴリ:スタイリング剤

ロレッタエメ(LORETTA AIMER) ジェル
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総合ランク

328個中 255

総合点

2.2
2.2

1mlあたり

6.5
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

78%以内
258位 / 328製品中
上位
ロレッタエメ(LORETTA AIMER) ジェル解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 6938 Amazonランク

@cosme 5.0 口コミ 3件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収16件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 11件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.1 / 5
EWG スコア
平均 3.1 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
オキシベンゾン-4
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 16
植物エキス 2
コスパ
2.3
安全性
3.4
素材の品質
1.9
育毛力
1.6
使用感の良さ
2.4
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
2.7
保湿効果
1.8
スキンケア力
0.3
環境配慮
1.6
浸透力
2.0
即効性
2.8
持続性
2.1
ツヤ感
2.4
サラサラ感
2.4
優れた素材 0
注意素材 1
香り ホワイトビターの香り

メーカー

b-ex(ビーエックス)

ブランド

Loretta(ロレッタ)

容量

270ml

参考価格

1750円

1ml単価

6.5円

JAN

4961503572790

ASIN

B0DMN4JTHT

発売日

2024年11月11日

ID

11693

製造国

日本

シリーズ名

LORETTA AIMER

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。
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ANALYZEDロレッタエメ(LORETTA AIMER) ジェルの解説

スタイリング剤に「日焼け止め成分」が入っている、その理由

解析チームです。ロレッタエメ ジェル(270ml / 1,750円)を16成分の観点から読み解きます。スタイリングジェルとして使用感への期待は理解できますが、成分構成には見逃せないポイントが複数存在します。データをもとに整理しました。

概要

総合点は2.12点で、平均3.0点を大きく下回る水準です。全項目が平均以下という厳しい結果になっており、特にスカルプケア力0.3点は「要注意」レベル、髪補修力1.3点も同様です。最も健闘している使用感でさえ2.4点と「やや物足りない」域にとどまります。スタイリングジェルという製品カテゴリを加味してもなお、成分設計の面では課題の多い処方です。

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価 / 5点満点
使用感 2.4
エイジングケア力 2.1
保湿力 1.8
配合成分レベル 1.9
全体的な安全性 1.7
髪補修力 1.3
スカルプケア力 0.3
平均基準:3.0点 総合点 2.12 / 5.0

スタイリングジェルの主剤である(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPは皮膜形成によるスタイリング固定に特化した成分であり、ダメージケア・補修を担う成分(加水分解タンパク、セラミド等)は全く処方されていません。「スタイリング特化&ケアは期待しない」という用途割り切り型と読み解けますが、安全性面の数値がそれを補う水準には至っていません。

注目成分

オキシベンゾン-4(ベンゾフェノン-4)

本処方で最も注目すべき成分のひとつ。UVB・UVA両域に対応する水溶性紫外線吸収剤で、EWGスコア6(5点満点中上位リスク帯)に位置します。スタイリング剤への配合は「製品自体の色素退色を防ぐ」安定化目的と考えられますが、GHS感作性1Bに分類されており、反復接触による感作(アレルギー化)リスクが指摘されています。さらに内分泌かく乱性(EDC)疑いの報告があり、EU SCCSが日焼け止め用途で使用上限5%を設定している成分です。経皮吸収リスクは0.80と高水準にある点も見逃せません。

EDTA-2Na

EWGスコア6の安定化剤。製品中のカルシウム・マグネシウム・鉄などの金属イオンをキレート(捕捉)することで変色・変臭・品質劣化を防ぐ役割を担います。防腐成分との相乗効果も確認されており、フェノキシエタノールの防腐力を補完する設計と読めます。一方、生分解性スコア0.40と低く、環境残留性の高い成分です。また皮膚表面のミネラルバランスに影響する可能性も文献で指摘されています。

シロキクラゲ多糖体

天然キノコ由来の高分子多糖体。ヒアルロン酸を上回るとされる吸水性が特徴で、バリア機能向上・抗酸化作用も期待されます。生分解性スコア0.90と環境負荷が低く、規制なし・低経皮吸収リスク(0.20)という安全性プロフィールは本処方の中では突出して良好です。余談ですが、台湾の研究グループによると、シロキクラゲ多糖体はヒアルロン酸と比較して高湿度環境での保水持続性が有意に高いことが報告されており、スタイリング中の髪表面への水分補持に一定の寄与が期待できます。

アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)

「モロッコの黄金」とも呼ばれるアルガンオイル。オレイン酸・リノール酸を主成分とし、ビタミンE(トコフェロール)・ポリフェノール・フィトステロールを豊富に含有します。EWGスコア2・生分解性0.95と安全性・環境負荷両面で優秀。ただしコメドジェニック度2に注意。本来ビタミンEやセラミドと組み合わせることで補修効果が増強されますが、本処方ではその相乗成分が不在のため、ポテンシャルを十分に引き出せていない配合設計と言えます。

TEA(トリエタノールアミン)

カルボマーのゲル化を活性化するpH調整剤として機能します(カルボマー×塩基剤の組み合わせは処方設計上の定石)。EWGスコア6・旧指定成分に分類。亜硝酸塩との共存でニトロソアミンを生成するリスクが古くから指摘されており、近年では代替のアミノメチルプロパノール(AMP)等への置き換えが進む成分です。CIRの評価は「条件付きで安全」(Safe with Qualifications)にとどまります。

メリデメ

メリット

  • シロキクラゲ多糖体・ビート根エキス配合:植物由来の高機能保湿成分を処方。スタイリング剤としての使用感向上に寄与。
  • アルガンオイル配合:EWGスコア2・生分解性0.95と安全性・環境面ともにクリーン。エモリエント効果でまとまり感を補完。
  • 生分解性平均0.73(易分解):マイクロプラスチック成分なし。環境負荷の低さは同価格帯ジェル製品の中でアドバンテージになりうる点。
  • PEG-40水添ヒマシ油×香料の相乗効果:処方上で確認できる数少ない積極的な組み合わせ。ホワイトビターの香りを透明感のある仕上がりで製品中に均一に溶解させる設計。

デメリット・注意点

  • EWGスコア6成分が3種(TEA・EDTA-2Na・オキシベンゾン-4):全成分16種のうち3割近くが高リスク帯成分。安全性スコア1.7点の裏付けとなっています。
  • オキシベンゾン-4はGHS感作性1B+EDC疑い:スタイリング剤は洗い流さない(leave-on)用途のため、経皮吸収リスク0.80という数値は特に注意が必要。
  • フェノキシエタノールもGHS感作性1B:防腐剤ふたつがいずれも感作リスク持ち。防腐設計の安全マージンが薄い構成です。
  • 補修成分が皆無:加水分解ケラチン・加水分解シルク・セラミド等のケア成分は一切不在。髪補修力1.3点はその直接的な反映。
  • TEAと亜硝酸塩系成分の拮抗リスク:TEAは亜硝酸塩・亜硫酸塩と共存でニトロソアミン生成の懸念があり、組み合わせに注意が必要な成分です。
  • EDTA-2Na・スタイリングポリマーの生分解性が低い:EDTA-2Na(0.40)・(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(0.20)は環境残留性が高く、全体平均を押し下げる要因です。

まとめ

一言で言うと

「整える力は持ちながら、成分の素顔を見ると選びにくい一本」

SAFETY & ENVIRONMENT RADAR
3
EWGスコア6成分数
2
GHS感作性1B成分数
0.73
生分解性平均(易分解)
0.42
経皮吸収リスク平均

EDC疑い:オキシベンゾン-4(内分泌かく乱性疑い)がleave-on製品に配合。経皮吸収リスク0.80との組み合わせは留意が必要。

スタイリングジェルとしてのセット力・まとまり感を追求した処方は理解できますが、EWGスコア6の成分が3種・GHS感作性1B成分が2種含まれる構成は、安全性を重視して成分を選ぶ層には受け入れにくい内容です。特に洗い流さないスタイリング剤という用途を考えると、オキシベンゾン-4の経皮吸収リスク(0.80)とEDC疑いの組み合わせは無視しにくいポイントです。

使用シーン別推奨度:

  • ただスタイリングをまとめたいだけ(成分不問)向け:使用感2.4点は相対的にマシな水準なので、こだわりがなければ選択肢には入る。
  • 頭皮ケア・スカルプケア重視向け:スコア0.3点。この用途での選択は推奨しにくい。
  • ダメージヘアのケア兼用を期待する向け:髪補修力1.3点・補修成分ゼロの処方では期待に応えられない。
  • 成分の安全性を重視する向け:EWGスコア6成分・EDC疑い成分が含まれる構成のため、代替品の検討を推奨。
  • 環境への配慮を重視する向け:生分解性平均0.73・マイクロプラスチックなしは評価できる点。ただしEDTA-2Na・スタイリングポリマーの低分解性は差し引いて考える必要あり。

口コミ件数が確認できないため使用感の実態との照合はできていませんが、スタッツデータが示す「使用感のみが唯一の強み」という評価が市場での位置づけを端的に表しています。

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