カテゴリ:カラートリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性2件・経皮吸収18件
メーカー
ホーユーブランド
Hoyu容量
130ml参考価格
1100円1ml単価
8.5円JAN
4987205825118ASIN
B07TTFSQND発売日
2023年8月3日ID
11529製造国
日本シリーズ名
SOMARCA対象の髪タイプ
ダメージヘア・カラー褪色防止向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。ホーユーの「カラーチャージ パープル カラートリートメント」を成分レベルで掘り下げます。使用感スコアは4.0点(平均比+1.0点)と際立つ一方で、複数の指標に課題あり。処方設計の"優先順位"が透けて見える一品です。
スタッツ全体を俯瞰すると、総合点2.73点(平均3.0点を下回る)という水準から始まります。しかし、その内訳には大きな凹凸があります。
最大の強みは使用感4.0点(平均比+1.0点)。これはシリコーン複合処方(ジメチコン+ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン+アミノプロピルジメチコン)によって、塗布時のなめらかさと光沢感を最大化した設計によるものと分析できます。一方でスカルプケア力0.9点は今回比較対象108品中でも低水準で、頭皮ケアを期待するユーザーには明確にミスマッチです。髪補修力2.3点も「要注意」域。あくまでカラーチャージ(色素補充)+使用感を優先した処方と見るべきで、加水分解ケラチン・パンテノール等の毛髪補修素材は全成分に含まれていません。
この処方における最も先進的な成分。18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を含有するカチオン性界面活性剤で、毛髪のキューティクル間セメント層に存在する脂質成分を模倣します。カラーリングやパーマで失われたセメント層バリアをダメージ部位に選択的に再構築し、指通り改善・ツヤ感・静電気防止を同時に発揮。ただし、GHS感作性1Bに分類される点は留意が必要です。成分間相互作用として、同処方内のグリセリン・ジメチコンとの組み合わせで吸着性能が相乗的に向上することが確認されています。
羊毛脂を精製したエモリエント成分で、自重の約2倍の水分を抱水できる卓越した保湿力を持ちます。人の皮脂に近いコレステロール・高級脂肪酸組成により皮膚親和性が高く、長年医薬品軟膏基剤として使用実績があります。一方でEWGスコアは4(平均以上のリスク評価)、コメドジェニック度も4と高く、CIR評価は"Safe with Qualifications"(条件付き安全)にとどまります。頭皮への接触が多い使い方には注意が求められます。グリセリンとの相乗効果が確認されており、保湿持続の観点では処方設計に意図が見えます。
3種のシリコーンを組み合わせた多層コーティング戦略が使用感4.0点を支えています。ジメチコン(EWG:3)がキューティクル表面を平滑化し、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(EWG:3)が油剤との相溶性と光沢を付与。さらにアミノプロピルジメチコン(EWG:4)がカチオン性でダメージ部位に選択的吸着することで、手触りと光沢を同時に底上げします。ただし、ジメチコンとジフェニルシロキシフェニルトリメチコンの生分解性はいずれも0.20と低く、環境負荷の観点では留意点となります。
システイン由来の非タンパク質性アミノ酸様物質。両性イオン構造により角質層の浸透圧調節と水分量維持に寄与する天然保湿因子(NMF)類似成分です。EWGスコア1、生分解性0.95と安全性・環境負荷ともにトップクラス。グリセリンとの相乗効果も確認されており、保湿力3.1点(標準的)の水準を下支えする成分として機能します。刺激性が極めて低い点も、安全性指標に不安が残る処方の中での救済要素といえます。
パルミトレイン酸を豊富に含む植物性油脂で、人の皮脂に近い脂肪酸組成から「バニシングオイル」とも呼ばれます。浸透性の高さとさらっとした仕上がりが特徴で、重さを出さずにエモリエント効果を付与します。生分解性0.95は処方中トップクラスの環境配慮スペックです。余談ですが、マカデミアナッツ油に関するオーストラリア・チャールズダーウィン大学の研究によると、パルミトレイン酸含量は加齢とともに皮脂中で減少することが示されており、補充素材としての意義を裏付けています。
処方設計の注意点:ベヘントリモニウムクロリドとイソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートはいずれもカチオン界面活性剤で、強アニオン界面活性剤との同時使用(例:硫酸系シャンプー直後)では効果が中和・減弱する可能性があります。
「見た目・感触ファーストの
カラーチャージ特化型」
補修より〝今日の手触り〟を優先した処方設計
使用感
4.0点 / 優秀
保湿力
3.1点 / 標準的
スカルプ
0.9点 / 要注意
カラートリートメントとして「パープル色素補充」という主目的に特化しつつ、使用感4.0点という高水準をシリコーン複合処方で実現した一品です。一方で、髪補修力2.3点・安全性2.1点・スカルプケア力0.9点という数値が示すとおり、ダメージ補修やスカルプケアを同時に求めるユーザーには物足りない仕上がりです。コスパ2.6点という評価も、1,100円という価格帯での「補修成分の薄さ」を反映しています。
@cosmeスコア5.1/7.0という口コミ評価は使用感・仕上がりに関する好評が多数を占めており、使用感4.0点のスタッツと整合しています。一方で成分観点からの補修力への期待とのギャップを指摘する声も見られ、「ケアよりも仕上げ感重視」という用途認識の分かれ目が評価に影響していると見られます。
使用シーン別推奨度: