解析結果

エブリ カラートリートメント <ネイビー> 160g

カテゴリ:カラートリートメント

🏆 @cosmeベストコスメアワード2018 ベストヘアカラー 第2位
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エブリ カラートリートメント &lt;ネイビー&gt; 160g
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総合ランク

92個中 63

総合点

2.44
2.44

1mlあたり

9.6
コスパ
2.1

カテゴリ内順位

83%以内
77位 / 92製品中
上位
エブリ カラートリートメント <ネイビー> 160g解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 7188 Amazonランク

@cosme 4.4 口コミ 1,130件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収24件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 19件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.7 / 5
EWG スコア
平均 2.3 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
メチルパラベン・塩基性赤51他
アレルゲン香料
1件検出
オレンジ果汁
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
メチルパラベン
生分解性
69%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 24
植物エキス 2
コスパ
2.1
安全性
3.3
素材の品質
2.4
髪補修力
1.8
育毛力
1.7
使用感の良さ
3.9
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.1
スキンケア力
0.9
環境配慮
1.4
浸透力
2.7
即効性
3.3
持続性
2.9
ツヤ感
3.0
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

アンナドンナ

ブランド

Anna Donna

容量

160ml

参考価格

1540円

1ml単価

9.6円

JAN

4546672303262

ASIN

B09RMZT75X

発売日

2022年3月15日

ID

11479

シリーズ名

エブリ

対象の髪タイプ

ダメージケア・うるおい重視

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手に取り髪になじませて5分放置して流す
広告を含みます。
広告を含みます。

ANALYZEDエブリ カラートリートメント <ネイビー> 160gの解説

カラートリートメントなのに、安全性が平均を大きく下回るのはなぜか

解析チームです。アンナドンナ「エブリ カラートリートメント <ネイビー>」を成分レベルで解剖しました。カラーケアを手軽に取り入れたい方に向けた製品ですが、スタッツが示す実力のアンバランスさには注目すべき点があります。

概要:使用感だけ突き抜けた、スペック的に「要注意」な処方

総合点2.44点は平均(3.0点)を0.56点下回り、評価の言語化ルール上「要注意」に相当します。特に全体的な安全性1.7点(平均比−1.3)・髪補修力1.8点(平均比−1.2)・スカルプケア力0.9点(平均比−2.1)の3項目が深刻に低い。一方、使用感は3.9点(平均比+0.9)と唯一の突出項目で、「触った瞬間のなめらかさ」という点では競合と比べても平均以上の水準を実現しています。

この製品のポジションを一言で表すなら、「カラー補正ができる使用感特化型トリートメント」。補修・頭皮・安全性の各軸は意図的に削ぎ落とした処方設計であると読み取れます。

スタッツ レーダービュー

業界平均3.0点を基準(グレー線)とした相対評価

使用感 3.9 保湿力 3.1 配合成分 2.4 安全性 1.7 髪補修 1.8 頭皮 0.9 この製品 業界平均(3.0)

紫:この製品 / 破線グレー:業界平均(3.0点)

コスパは2.1点(要注意)で、1,540円という価格帯に対して成分スペックの割安感は見出しにくい状況です。@cosmeスコアが4.4/7.0である点も、ユーザーの「体感」と「成分品質」の乖離を示唆しています。

注目成分:「使用感3.9点」を生む処方の骨格と、安全性を下げる3成分の正体

① グリセリン × BG(保湿力3.1点を支える二枚看板)

グリセリン(EWGスコア1・植物由来)は三価アルコール構造による吸湿・保水機能で化粧品業界最古参の保湿成分。推奨配合量3〜10%の範囲に収まりつつ、BG(1,3-ブチレングリコール、EWGスコア1)との組み合わせにより相乗的な水分保持効果が確認されています。BG単体が持つ防腐補助機能も処方の安定性に寄与。

両成分ともCIR「Safe as Used」認定・生分解性も高く(グリセリン1.00、BG0.80)、この製品の環境負荷を抑える方向に働いています。余談ですが、国際化粧品原料基準(ICID)によるとグリセリンの角層保湿効果は塗布後6時間以上持続するとされており、トリートメント後の「しっとり感の持ち」を説明する根拠でもあります。

② ベヘントリモニウムクロリド(使用感の核、ただし頭皮厳禁)

C22長鎖アルキル基を持つ4級カチオン界面活性剤。損傷毛髪表面に蓄積した負電荷に対して正電荷で選択的に吸着し、疎水性保護膜を形成。この吸着メカニズムが使用感3.9点の主要因と読み取れます。

ただし、強い皮膚刺激性により頭皮への直接接触は避けるべき成分であり、スカルプケア力0.9点という低スコアの構造的な要因でもあります。さらにポリクオタニウム-7(カチオン性高分子)との組み合わせは、処方上「カチオン界面活性剤×カチオン高分子」の系であるため、理論上コーティング効果を強化しますが、アニオン界面活性剤との混合は大幅な効果減弱を招く点にも留意が必要です(配合上の注意情報に明記)。

③ 加水分解シルク(唯一の補修系アプローチ)

カイコ絹繊維を加水分解した水溶性タンパク質で、EWGスコア2・推奨配合量1〜5%。グリシン・アラニン・セリンリッチな構造が毛髪内部タンパク質との親和性を高め、損傷部位への浸透補修を担います。経皮吸収リスク0.20という低値は「头皮への系統的吸収が少なく毛髪表面で機能する」ことを意味しており、安全性の観点からは好印象。

ただし全成分リストにおける配合順位(水から数えて12番目)と推奨配合量上限5%を勘案すると、毛髪補修への貢献は限定的と見るのが妥当で、髪補修力1.8点(要注意)の低さと一致します。

④ メチルパラベン(安全性1.7点を下げる問題成分)

EWGスコア4。1924年開発の代表的防腐剤で80年超の実績を持ちますが、データ的に以下3点が課題です。

  • GHS感作性1B物質に分類(皮膚感作のポテンシャルを有する)
  • 内分泌かく乱物質(EDC)疑い成分として記録あり
  • 経皮吸収リスク0.80(全成分中最高水準)

EU化粧品規制では現在も制限なしですが、スウェーデン等北欧諸国では幼児向け製品への使用に自主規制が設けられています。EDC疑いは現時点で因果関係が確定していませんが、データとして認識しておく価値があります。

⑤ 塩基性青124 + 塩基性赤51(ネイビー発色の主役と、そのリスク)

このトリートメントの最大の特徴である「ネイビー補色機能」を担う2成分です。塩基性青124は髪に選択的に染まりやすい設計で、塩基性赤51との組み合わせで青み・赤みのトーン調整が可能。JP規制内で適正使用範囲に収まっています。

ただし両成分ともにGHS感作性1B物質に分類されており、経皮吸収リスクはそれぞれ0.60。メチルパラベン(GHS感作性1B)と合わせるとGHS感作性1B成分が本剤で計3成分存在することが、安全性スコア1.7点の構造的な低下要因です。

メリット・デメリット:正直に整理

メリット

  • 手触りの実力:使用感3.9点
    ベヘントリモニウムクロリド×ポリクオタニウム-7のカチオン二重コーティングが「なめらかさ」を実現。平均比+0.9点は数値で実証済み。
  • グリセリン×BGの相乗保湿:保湿力3.1点
    両成分ともEWGスコア1、生分解性も高く(1.00・0.80)、環境負荷の低い安全成分で標準的な保湿水準をクリア。
  • カラー補正機能内蔵
    塩基性青124+塩基性赤51による黄ばみ打消しネイビートーンを普通のトリートメントにプラス。ブリーチ・ハイトーン毛の色持ちに直接作用。
  • 低い経皮吸収リスク:全成分平均0.39
    分類上「低い」とされる水準で、頭皮への系統的吸収懸念は比較的小さい。

デメリット・注意点

  • 安全性の構造的な弱点
    GHS感作性1B成分が3つ(メチルパラベン・塩基性青124・塩基性赤51)同時配合。安全性スコア1.7点。敏感肌・アトピー傾向がある方は成分を確認した上での判断が必要。
  • 補修力は「要注意」水準:1.8点
    加水分解シルク以外に有意な補修成分が見当たらない。ダメージ補修を期待するには処方が薄い。
  • 頭皮使用は完全に不向き:スカルプ0.9点
    ベヘントリモニウムクロリドの皮膚刺激性により、頭皮への塗布は避けるべき。毛先〜中間への使用を徹底する必要あり。
  • メチルパラベンのEDC疑い
    現時点で因果関係は確定していないが、EDC疑いの登録あり。乳幼児・妊婦が使用する際は代替品も選択肢に入れておきたい。

まとめ

一言で言うと

「カラー補正に振り切った、安全性・補修力は割り切りが必要な時短ケアアイテム」

ブリーチ・ハイトーン毛の黄ばみを抑えながら、グリセリン×BGの相乗保湿で扱いやすい毛髪状態をキープする。そのコンセプトは明確で、使用感3.9点という数値が使用者の「体感の良さ」を裏打ちしています。ただし安全性1.7点・髪補修力1.8点・スカルプ0.9点というスタッツは「色補正と使用感に絞った設計の代償」として受け入れる必要があります。

余談ですが、Journal of Cosmetic Scienceの研究によると、塩基性染料は繰り返し使用するほど毛髪内への蓄積量が増し、発色の深みが増す傾向が報告されています。つまり「初回より2回目・3回目の方が色が入りやすい」のは気のせいではなく、成分挙動として説明可能です。

使用シーン別推奨度:

  • ブリーチ・ハイトーン毛の黄ばみが気になる方:カラー補正目的に限定すれば◎。ただし毛先中心での使用を徹底すること。
  • ダメージヘアの補修を求める方:加水分解シルクのみでは補修力不足(1.8点)。補修特化型トリートメントとの併用を推奨。
  • 頭皮ケア・スカルプ改善を期待する方:スカルプ0.9点・ベヘントリモニウムクロリドの刺激性により非推奨。
  • 安全性重視・敏感肌の方:GHS感作性1B成分3種・EDC疑い成分が含まれるため、安全性1.7点を踏まえて慎重に判断したい。
  • コスパを重視する方:コスパ2.1点(要注意)。カラー補正機能に価値を感じない場合は費用対効果が合わない可能性が高い。

口コミでは「使い心地の良さ・まとまり感」を評価する傾向が@cosme4.4/7.0というスコアに表れており、使用感3.9点という成分分析の結果と一致している点は注目に値します。一方で、補修・安全性の課題はユーザーが口コミに書きにくい部分でもあり、この製品の「実力の真の姿」は数値に現れています。

解析サマリー:エブリ カラートリートメント <ネイビー>
3.9
使用感
平均以上
3.1
保湿力
標準的
1.7
安全性
要注意
0.9
頭皮ケア
要注意

解析チームの見解:カラー補正×使用感という2軸に絞って設計されており、その2点では成立している製品。補修・頭皮・安全性に期待する場合は別製品との組み合わせか、代替を検討する価値がある。

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