カテゴリ:カラートリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収25件
メーカー
Anna Donnaブランド
Anna Donna容量
160ml参考価格
1616円1ml単価
10.1円JAN
4546672304474ASIN
B0GQSRSBVW発売日
2026年3月24日ID
11614製造国
日本シリーズ名
エブリ対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。アンナドンナ エブリカラートリートメントは、ジアミン系酸化染料を使わない塩基性染料処方のカラートリートメント。白髪ケアしながら髪をいたわれる設計ですが、成分データを見ると一筋縄ではいかない複雑な顔が見えてきます。
総合点2.3点は平均3.0点を大きく下回り、全体的にやや物足りない〜要注意水準が並ぶ評価結果です。特に安全性0.4点・スカルプケア力0.6点・髪補修力1.9点は平均との差が著しく、弱点が集中しています。一方、使用感のみ3.8点と「平均以上・やや良い」水準を確保しており、仕上がりの質感で評価を下支えしている処方と言えます。
カラートリートメントという製品カテゴリ上、着色剤成分の配合は不可避ですが、GHS感作性1B成分が5種に達している点はこのスコアに直結しています。コスパスコアも1.8点と「要注意」水準で、参考価格1,616円の価値をどう捉えるかがポイントになります。
この製品の処方コアはカチオン性塩基性染料の多色配合にあります。4種を組み合わせることで、ブラウン系の自然な発色を実現する設計です。塩基性茶16(EWG5)が主役のブラウンを、塩基性青99がクールトーンで引き締め、塩基性赤76と塩基性黄57が温かみを加える補色設計と読み解けます。酸化染毛剤(ジアミン系)が不要なため、ジアミンアレルギーを持つ方の選択肢になり得る一方、4成分すべてがGHS感作性1B(感作性物質)に分類されており、感作リスクがゼロというわけではありません。特に塩基性赤76はEWG7スコアと「Safe with Qualifications(条件付き安全)」評価で、カラートリートメントに含まれる染料の中でも注意が必要な成分です。
余談ですが、EUの化粧品規制によると、塩基性黄57はEUでHair dye(ヘアダイ)として使用が許可されているカテゴリ成分であり、規制済みであるからこそ使用できる成分でもあります。
C22長鎖アルキル基を持つベヘントリモニウムクロリドと、C18鎖のステアルトリモニウムクロリドという2種のカチオン界面活性剤を併用した処方です。損傷毛のネガティブチャージ部位に選択的吸着し、疎水性保護膜を形成することでまとまりと柔軟性を付与します。使用感3.8点という「平均以上」スコアはこの組み合わせに起因すると考えられます。ただし、両成分とも頭皮接触は避けるべき代表的な成分であり、スカルプケア力0.6点(要注意)の直接的な原因です。トリートメントを毛先中心に塗布するメーカー推奨の使い方は、この成分特性から論理的に導かれる指示と言えます。
EWG最安全スコア1を持つグリセリン(植物性由来・生分解性1.00)とBGの相乗効果が成分データに確認されています。グリセリンの三価アルコール構造による吸湿・保水作用にBGの防腐補助機能が加わる処方設計です。保湿力2.8点は「標準的」水準ですが、この組み合わせは処方の安定性にも貢献しています。生分解性が双方とも高水準(グリセリン1.00、BG0.80)である点は環境負荷の観点からも評価できます。
ジメチコンにアミノプロピル基を結合させたアミノ変性シリコーン。カチオン性(+電荷)により損傷毛の負電荷部位に選択的吸着するため、傷んだ部分に集中してコーティングするスマートな設計です。ただしEWG4スコアで、生分解性0.30と環境残留性への懸念が数値に表れています。
80年以上の使用実績を持つ防腐剤ですが、GHS感作性1B分類かつ内分泌かく乱物質(EDC)疑い成分に該当します。EWGスコアは4で「要注意」水準。経皮吸収リスクスコアも0.80と本製品中で最高値に位置します。安全性スコア0.4点を引き下げる要因の一つです。推奨配合量0.1〜0.8%内での使用であれば「CIR: Safe as Used」評価ですが、客観的なデータとして記録しておく必要があります。
注意点:ベヘントリモニウムクロリド・ステアルトリモニウムクロリドという2種のカチオン界面活性剤はいずれもアニオン界面活性剤と配合拮抗する性質を持ちます。アニオン系シャンプーと同時使用する場合は、必ずシャンプー後に十分すすいでから使用することで染着力と質感が安定します。
「使い心地は合格点、でも成分表は正直に語っている」
ジアミン系酸化染料を回避したカラートリートメントとしての存在意義は明確です。しかし安全性スコア0.4点という数値は、5種のGHS感作性1B成分と1種のEDC疑い成分(メチルパラベン)が混在する処方の現実を反映しています。「酸化染料を使わない=刺激がない」という認識は、このデータと照らすと再考が必要なフェーズに来ています。
使用感3.8点のみが平均を超えており、カチオン系コンディショニング剤の二重処方(ベヘントリモニウムクロリド+ステアルトリモニウムクロリド)が仕上がりに寄与していることは確かです。ただし、それゆえに頭皮接触を避ける使い方が前提となり、スカルプケアとの両立は設計上難しい構造です。
使用シーン別推奨度:
口コミトレンドはデータ未集計のため比較できないが、@cosmeスコア4.4/7.0という中程度の評価は、使用感の良さと安全性懸念が混在するこの解析結果と概ね一致する方向性といえる。
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