解析結果

ORBIS Mr. (オルビス ミスター) ドライタッチ UVジェル 60g 日焼け止め メンズ (SPF50+ / PA++++) 父の日 スキンケア

ORBIS Mr. (オルビス ミスター) ドライタッチ UVジェル 60g 日焼け止め メンズ (SPF50+ / PA++++) 父の日 スキンケア
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総合ランク

63個中 54

総合点

2.92
2.92

1mlあたり

32.7
コスパ
2.1
ORBIS Mr. (オルビス ミスター) ドライタッチ UVジェル 60g 日焼け止め メンズ (SPF50+ / PA++++) 父の日 スキンケア解析チャート

DATAクチコミサイトの評価

@cosme 5.4点
LIPS 3.9点
@cosme 口コミ数 40件

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 0 / 100 フラグ成分 0 件
低リスク要注意高リスク

安全性フラグ対象成分は検出されませんでした

EWG 平均 2.2 最高 4 / 10(20件評価済み)
スコア3以上:アクリレーツコポリマー(3)、エチルヘキシルトリアゾン(3)、シクロペンタシロキサン(4)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(3)、ジメチコン(3)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(4)、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(4)、水酸化Na(3)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

SCORE解析スコア一覧

成分数

24

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

香り

無香料

サブカテゴリ

総合
広告を含みます。

商品説明

塗るあぶらとり紙発想で、ベタつきやすい大人男性肌のための日焼け止めジェル。SPF50+・PA++++の最高レベル紫外線防御力を持ちながら、皮脂吸着パウダーが過剰な皮脂をコントロールし、サラサラ素肌感が続く。無香料・無着色で洗顔料で簡単に落と…
広告を含みます。

ANALYZEDORBIS Mr. (オルビス ミスター) ドライタッチ UVジェル 60g 日焼け止め メンズ (SPF50+ / PA++++) 父の日 スキンケアの解説

オルビス ミスター UVジェルの「サラサラ感」は成分で本当に説明できるのか

解析チームです。ORBIS Mr. ドライタッチ UVジェルは、メンズ日焼け止め市場に"塗るあぶらとり紙"という独自コンセプトで登場した1本。SPF50+/PA++++の最高区分を持ちながら、使用感と安全性のバランスを成分レベルで検証しました。

概要:安全性は高水準、スキンケア機能は割り切り設計

シャンプー解析ドットコム スタッツ

4.3
全体的な安全性
3.8
使用感
2.9
保湿力
2.4
スキンケア性能

3.0
配合成分レベル
2.5
エイジングケア力
3.48
総合点

平均3.0点基準。92製品中27位。

スタッツを俯瞰すると、全体的な安全性4.3点(業界平均+1.3点)は同カテゴリで優秀な水準に位置する一方、スキンケア性能2.4点・エイジングケア力2.5点はいずれも平均を下回る「要注意」ゾーン。これは設計思想の「割り切り」から来るもので、保湿やスキンケアを厚く積まず、UV防御とドライ仕上げに特化した処方と読み取れます。使用感3.8点(平均+0.8点)は平均以上を記録しており、この製品の最大の訴求軸であるベタつきのなさは成分設計で裏付けられています。1,980円・60mlという価格設定のコスパスコア2.93点はやや物足りない印象ですが、4種UV吸収剤システムのコストを踏まえると妥当な範囲内といえます。

注目成分:4層UVバリアと"乾かすシリコーン"の設計

ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(Tinosorb S)

EWGスコア2・日本化粧品基準収載(粘膜非接触製品で3.0%上限)・EU Annex III規制対象。業界では「次世代UV吸収剤」と位置付けられるトリアジン系成分で、UVB310nmとUVA343nmに二つの吸収極大を持つ広域スペクトラムフィルターです。最大の特徴は自身の光安定性が極めて高いだけでなく、配合されている他のUV吸収剤の光分解を抑制する安定化補助剤としても機能する点。この製品ではメトキシケイヒ酸エチルヘキシル(EWG:3)と組み合わさっており、処方全体のUV耐久性を底上げしていると考えられます。また、ビタミンE(トコフェロール)との相乗効果も確認されており、紫外線起因の酸化ダメージ抑制においてもマルチな役割を果たします。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル + エチルヘキシルトリアゾン

全成分表の配合順2番目に位置するメトキシケイヒ酸エチルヘキシル(EWG:3)は、UVB領域を主力で吸収する最も歴史の長い化学系UV吸収剤のひとつ。高濃度配合(推奨上限10%)が示唆され、SPF50+の数値を牽引している主役成分です。これに加え、エチルヘキシルトリアゾン(EWG:2)は分子量が大きく皮膚浸透性が低いため、従来の化学系吸収剤より安全プロファイルが向上した次世代UVB吸収剤。EU Annex III・日本化粧品基準収載で最大5%まで配合可能。4種の吸収剤がUVB/UVA双方をカバーする多層UV防御システムは、この価格帯では充実した処方設計といえます。

余談ですが、Environmental Working Group(EWG)の2023年サンスクリーンレポートによると、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンはアボベンゾンの光分解を最大70%抑制するという報告があります。単体で使うより「混ぜてナンボ」の成分というわけです。

シクロペンタシロキサン × ジメチコン(揮発性シリコーン二段重ね)

シクロペンタシロキサン(EWG:4・EU Annex III制限対象)は環状構造を持つ揮発性シリコーンで、塗布後に蒸発しながらサラッとした感触を生み出します。一方、ジメチコン(EWG:3)は不揮発性で皮膚表面に留まり滑らかな皮膜を形成。この組み合わせは「揮発で引き算、皮膜で足し算」という感触設計であり、使用感スコア3.8点(平均+0.8点)を支える処方の核心です。ただしシクロペンタシロキサンは環境残留性(bioaccumulation)が懸念されEU規制対象であることは留意すべき点です。

アスコルビルグルコシド(安定型ビタミンC)

EWG:1・医薬部外品承認成分・CIR "Safe as Used"認定。ビタミンC(アスコルビン酸)にグルコースを結合させた安定型誘導体(AA2G)で、日本皮膚科学会が承認する美白有効成分。通常のビタミンCと比べ光・酸化安定性が格段に高く、皮膚酵素によって純粋なビタミンCに変換されてから作用するプロドラッグ型設計。UV防御後の抗酸化サポートと、メラニン生成抑制という二重の役割が期待されます。ただし全成分順位的に配合量は後半であり、ホワイトニング・トーンアップスコア2.7点という評価と一致する"サポート役"の位置付けです。

複合増粘システム(ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル × アクリレーツ系)

通常の増粘剤1種ではなく、疎水変性セルロース誘導体・カルボマー系クロスポリマー・キサンタンガム・アクリレーツ/ジメチコンコポリマーを複数組み合わせたハイブリッドゲル基剤を採用。疎水性と親水性の両方のネットワークを構築することで、皮脂や汗に接触しても崩れにくいジェルテクスチャーを実現していると考えられます。この複雑な増粘設計が「塗るあぶらとり紙」というコンセプトの処方面での裏付けになっています。

メリット・デメリット

ここが強い
  • 安全性4.3点:同カテゴリ優秀水準
    EWG1〜2の成分が多数。EWG3以上はUV吸収剤に限定され、他成分の安全プロファイルは高い
  • 4種UV吸収剤による多層防御
    UVB×3+UVA×2の重複カバーでSPF50+/PA++++を実現
  • Tinosorb Sによる処方全体の光安定性向上
    他の吸収剤の分解を抑制し、日中の防御力を持続させる設計
  • 無香料・無着色で使用ハードル低
    メンズスキンケア初心者でも受け入れやすい処方設計
  • 揮発性+不揮発性シリコーンの二段設計
    使用感スコア3.8点(平均+0.8点)を成分で裏付け
ここが弱い
  • スキンケア性能2.4点:要注意ゾーン
    保湿・補修成分の配合は最小限。日焼け止めとして割り切る設計
  • エイジングケア力2.5点:機能に限界あり
    アスコルビルグルコシド・トコフェロールは配合後半で量は限定的
  • シクロペンタシロキサン(EWG:4)の存在
    EU Annex III規制対象。環境残留性の観点で議論あり
  • コスパ2.93点:やや物足りない
    60mlで1,980円は決して高くはないが、スキンケア機能が薄い分、コスパ換算ではやや見劣り

処方上の注意点

メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはレチノール・過酸化ベンゾイルとの拮抗が報告されています。ニキビ治療薬(過酸化ベンゾイル系)や高濃度レチノール製品と重ねて使用する場合は、UV吸収剤の機能低下リスクを念頭に置く必要があります。また、シクロペンタシロキサンはアニオン系界面活性剤との相性に注意が必要で、石けん系洗顔後すぐの使用では乳化安定性に影響する可能性があります。

まとめ

一言で言うと

メンズUV特化型 「スキンケアは他に任せる、UV防御とさらさら肌は俺が担当する」という明確な役割分担モデル
UV
4層防御
ドライ仕上げ特化
保湿・補修は最小限

安全性4.3点・使用感3.8点という二軸で強みを発揮する一方、スキンケア性能2.4点・エイジングケア力2.5点に示されるように、肌の総合的なケアを期待する使い方には向いていません。これは製品の欠陥ではなく、「UV防御とテカリ防止の専門機」として割り切った設計の結果。メンズ向けに処方を最適化し、無駄な機能を削ぎ落とした潔さとも言えます。4種UV吸収剤の組み合わせでSPF50+/PA++++を維持しながら安全性スコアを4.3点に保てている点は、処方設計の技術力を示しています。

オルビス公式サイトでの満足度4.58(99件)は高い水準で、使用感の良さへの評価が集中しており、スタッツの使用感3.8点と方向性が一致しています。ただし、成分レベル3.0点(標準的)という評価は、高機能スキンケアを期待して購入したユーザーとは温度差が生まれる可能性を示唆します。

使用シーン別推奨度:

  • 脂性肌・混合肌の男性(UV専用として):揮発性シリコーンによるドライ仕上げ設計が刺さる。テカリ悩みを持つ20〜40代メンズには本命の選択肢
  • スキンケア初心者のメンズ:無香料・無着色・洗顔料で落とせる手軽さは継続使用のハードルを下げる
  • 乾燥肌・エイジングケア重視の方:保湿・スキンケア性能が要注意ゾーンのため、別途保湿ケアとのレイヤリングを前提にすること
  • レチノール・過酸化ベンゾイル系ニキビ治療中の方:成分拮抗の観点から、使用順序や重ね使いには注意が必要
  • 環境負荷を重視する方:シクロペンタシロキサン(EU規制対象)配合のため、代替製品も選択肢に入れてもよい

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