カテゴリ:トリートメント
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収33件
メーカー
オルビス(ORBIS)ブランド
オルビス(ORBIS)容量
200ml参考価格
1540円1ml単価
7.7円JAN
4908064095658ASIN
B0GWCTS3JN発売日
2026年4月20日ID
11381シリーズ名
エッセンスイン対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。@cosmeベストコスメアワード2024下半期ヘアケア新人賞を受賞し、ケアベア限定ボトルで話題を集めているオルビスのエッセンスインヘアマスク。「美容液成分が髪に溶け込む」という訴求の実態を成分レベルで検証します。
3.0点が業界平均。解析ドットコム調べ(2747製品中446位)
解析ドットコム評価では総合3.79点(2747製品中446位)と平均を上回る水準。ただし、スコアの内訳には明確な「得意・不得意」の二極化が見られます。
保湿力4.3点・使用感4.4点はいずれも同価格帯のヘアマスク平均を大きく上回る「優秀」評価。一方、髪補修力1.2点・スカルプケア力1.3点・安全性2.2点の3項目は平均3.0点を大幅に下回る「要注意」水準です。メーカーが訴求する「美容液成分の高浸透補修」という訴求と、補修力スコアの乖離は注目すべきポイントです。1,540円という価格帯でのコスパは標準的(2.8点)と評価されます。
本処方の「最注目成分」。ヒアルロン酸をカチオン(正電荷)化した革新的な誘導体で、従来のヒアルロン酸と比べて毛髪への吸着力が約280倍という研究データが報告されています。通常のヒアルロン酸はシャンプーで流れ落ちてしまいますが、この成分はダメージにより負電荷を帯びた毛髪に強く吸着し、洗い流した後も保湿・コンディショニング効果を持続させます。EWGスコアの登録はありませんが、カチオン変性ヒアルロン酸として安全性評価は良好(CIR: Safe as Used)。経皮吸収リスクは0.20と低く、主として表面機能に特化しています。
余談ですが、東京工業大学の研究グループによると、カチオン化ヒアルロン酸は従来型に比べて皮膚・毛髪バリア機能の回復速度が統計的に有意に高いことが報告されており、「流れない保湿」という設計思想は研究レベルでも支持されています。
日本精化が開発した両親媒性エステル油剤。水にも油にも溶ける独特の化学構造(環状ジカルボン酸エステル)が最大の特徴で、「浸透助剤」として機能します。ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムや加水分解ダイズタンパクなど、本来毛髪内部に届きにくい水溶性有効成分の浸透を促進する役割を担います。経皮吸収リスク0.50と相対的に高めで、これが保湿力スコア4.3点に貢献していると考えられます。べたつきの少ないサラサラ感も使用感スコア4.4点を支える要因の一つです。
いずれも加水分解タンパクとイソステアリン酸を結合させた両親媒性改質タンパク質。通常の加水分解タンパクは親水性が高く毛髪表面に留まりやすいですが、イソステアロイル変性により疎水性脂肪酸鎖を付与することでキューティクル間隙への選択的吸着が可能になります。シルク由来アミノ酸(グリシン・アラニン・セリン)がCMC(細胞膜複合体)に吸着しキューティクル接着力を向上。コラーゲンペプチドはケラチン欠損部への補填機能を持ちます。両成分の生分解性はそれぞれ0.80・0.75と比較的高く、環境負荷の面でも評価できます。なお、加水分解ダイズタンパクも含む処方のため、大豆アレルギーをお持ちの方は成分確認が必要です。
本処方ではグリセリン(EWG1/生分解性1.00)とBG(EWG1)の組み合わせが実際の処方設計で相乗効果として実現されています。グリセリンの三価アルコール構造による吸湿・保水機能にBGの防腐補助と溶解性向上が加わり、保湿力を安定的に底上げします。さらに、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの浸透促進作用とPEG-90Mによる有効成分の分散安定化・徐放制御が組み合わさることで、保湿成分を効率よく毛髪深部へ届ける処方設計の巧みさが読み取れます。これが保湿力4.3点という高スコアの主因と見られます。
全成分の後半に配合されている溶剤で、EWGスコア6(本処方で最も高い数値)を記録する成分です。エタノールの約2倍の毒性を持ち、脱脂作用による毛髪バリア機能低下リスクがあります。配合量は後半位置から少量と推測されますが、安全性スコア2.2点の低さに影響していると考えられます。GHS感作性1B物質に分類されるジココジモニウムクロリド・ステアラミドプロピルジメチルアミン・フェノキシエタノールも3成分配合されており、感作リスクの観点で敏感な肌質の方は留意が必要です。
カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド・ジココジモニウムクロリド・ステアルトリモニウムクロリド)を複数配合しているため、アニオン系(硫酸塩系)シャンプー直後の使用では電荷の拮抗が生じにくいが、頭皮への塗布は避けることが重要です。ステアルトリモニウムクロリドはタンパク変性作用が報告されており、毛先への集中使用が推奨されます。
「補修」ではなく「保湿×質感改善」に全振りした、使い心地ファーストのヘアマスク。
カチオン化ヒアルロン酸(280倍吸着力)・Neosolue-Aqulio(浸透助剤)・グリセリン×BG相乗効果という三層の保湿設計は、同価格帯では高水準の設計です。「サロン帰りのような手触り」という体験価値に焦点を当てた処方であり、保湿力4.3点・使用感4.4点というスコアはその設計意図と完全に合致しています。
一方、「美容液成分が髪を補修する」という訴求と、髪補修力1.2点というスコアの乖離は明確です。イソステアロイル加水分解シルク・コラーゲン・加水分解ダイズタンパクは配合されているものの、ハイダメージ毛の構造補修(ケラチン充填・CMC回復)には単体では力不足な配合量と成分選定になっている可能性があります。ダメージの「修復」より、ダメージを「感じさせない仕上がり」を得意とする処方と理解する方が正確です。
また、安全性スコア2.2点は、GHS感作性1B成分(ジココジモニウムクロリド・ステアラミドプロピルジメチルアミン・フェノキシエタノール)3種の配合とEWGスコア6のイソプロパノール配合が押し下げ要因となっており、肌が敏感な方への推奨度は下がります。
使用シーン別推奨度:
@cosmeスコア5.1/7.0・受賞歴からも市場の支持が得られていることが分かりますが、保湿・使用感を軸にした口コミ評価が高い一方、「補修力」への期待ギャップが成分スコアとも一致する形で存在していることは、購入前に把握しておくべき重要な点です。
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