解析結果

Mマーク(M-mark) アミノ酸浸透水オイルイン

販売開始から 3年4ヵ月21日(1239日)
Mマーク(M-mark) アミノ酸浸透水オイルイン
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総合ランク

324個中 100

総合点

3.14
3.14

1mlあたり

6.6
コスパ
3.0

カテゴリ内順位

31%以内
101位 / 324製品中
上位
Mマーク(M-mark) アミノ酸浸透水オイルイン解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4572 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収21件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 20件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.3 / 5
EWG スコア
平均 1.5 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
91%
易分解性
経皮吸収リスク
28%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 21
植物エキス 0
コスパ
3.0
安全性
4.4
素材の品質
2.9
使用感の良さ
3.2
エイジングケア
2.6
ホワイトニング
3.0
保湿効果
4.3
スキンケア力
2.0
環境配慮
3.8
浸透力
3.4
即効性
2.8
持続性
2.8
ツヤ感
2.2
サラサラ感
3.1
優れた素材 0
注意素材 0
香り 無香料
サブカテゴリ 総合
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商品説明

天然保湿因子の主成分であるアミノ酸を8種類配合。肌になじみやすく水分蒸発を防ぐオイル(スクワラン)を組み合わせました。 ベタつく油性感がほぼなく、角質層に素早く浸透。潤いバランスを整えます。乾燥肌とカサつきがちな混合肌、敏感肌までしっとり保…
広告を含みます。

ANALYZEDMマーク(M-mark) アミノ酸浸透水オイルインの解説

グリセリンを使わずに保湿力が平均を超えられた理由

解析チームです。松山油脂の「Mマーク アミノ酸浸透水オイルイン」は、グリセリンフリーを掲げながら保湿力スコア3.8(平均+0.8)をマークするスキンケア化粧水。その処方設計に何が隠されているのか、成分データから読み解きます。

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概要:安全性は優秀、でも配合レベルに落差あり

総合点3.01点と平均水準ではあるが、スコアの内訳を見ると明確な二極化が起きている。

スタッツ解析マップ

平均を上回る項目

全体的な安全性 4.0 / +1.0
保湿力 3.8 / +0.8
使用感 3.3 / +0.3

平均を下回る項目

エイジングケア力 2.2 / -0.8
配合成分レベル 2.3 / -0.7
スキンケア性能 2.7 / -0.3

解析ポイント:安全性4.0(優秀)と保湿力3.8(平均以上)が突出する一方、配合成分レベル2.3(要注意)とエイジングケア2.2(要注意)が大きく引き下げている。セラミド・ヒアルロン酸・レチノール等の"攻め"の機能成分を持たないシンプル処方が、スコアの二極化を生んでいる構造。

この製品の本質は「NMF(天然保湿因子)の完全再現」にある。全成分21種、すべてEWGスコア1(最安全)という徹底したミニマル処方で、安全性評価4.0(優秀)を達成。グリセリンの代わりにBG・ソルビトール・ベタイン・トレハロース・イソペンチルジオールを並べる「グリセリンフリー保湿設計」は同価格帯では珍しいアプローチだ。

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注目成分:NMFを多層で再現する5つのキー成分

ポリグルタミン酸(発酵由来 / EWG:1)

納豆のネバネバ成分として知られるグルタミン酸の高分子ポリマー。注目すべきは、分子量の多様性による多層浸透だ。低分子は角質深部へ、高分子は表面に留まりヒドロゲルネットワークを形成。このネットワークが他の保湿成分の浸透を後押しするキャリア機能を担う。慶應義塾大学の研究グループによれば、ポリグルタミン酸はプロテアーゼ耐性により持続的な保水効果を発揮し、ヒアルロン酸を上回る保湿力が確認されている。推奨配合量0.1〜1.0%。EU・JP規制なし。

余談ですが、産業技術総合研究所の報告によると、ポリグルタミン酸は生分解性が高く環境負荷も低い「グリーン機能性素材」として次世代化粧品原料の筆頭格に挙げられている。

リシンHCl(必須アミノ酸・塩酸塩形態 / EWG:1)

必須アミノ酸リジンの安定化形態。純粋なリシンより吸湿・分解しにくく、処方安定性が高い。NMF構成成分として角質層の水分量を増加させるほか、カルボニル化抑制による抗酸化経路も報告されており、エイジングケアスコアが低い本製品にとって数少ない抗酸化ルートのひとつ。CIR評価:Safe as Used。推奨配合量0.1〜2%。

グリシン・セリンなど同処方内のNMFアミノ酸8種との相乗効果が期待でき、単独配合より包括的な保湿網を形成しやすい。

イソペンチルジオール(クラレ開発 / EWG:1)

株式会社クラレが開発した多価アルコール系溶剤で、保湿・静菌・溶解の三機能を一成分で担う。パラベン代替としての防腐補助機能に加え、キューティクル補修作用も報告されておりスキンケアだけでなくヘアケアとの親和性も高い。本処方ではBGとの相乗効果(イソペンチルジオール×BGペア)が確認されており、防腐補助力の底上げとともに処方の溶解安定性に貢献していると読める。推奨配合量1〜10%。

ベタイン(テンサイ由来 / EWG:1)

サトウダイコン(テンサイ)の糖蜜から得られる天然両性電解質。分子内の双極子イオン構造が水分子を強力に引き寄せるヒュメクタント機能と、浸透圧調整物質(オスモライト)として細胞レベルの水分恒常性を維持する機能の両方を持つ。グリセリンフリー処方において「グリセリンが担っていた感触改良・刺激緩和バッファー」の役割を代替する筆頭成分と言える。推奨配合量0.5〜5%。

トレハロース(非還元性二糖類 / EWG:1 / CIR:Safe as Used)

きのこ・酵母・昆虫など乾燥ストレスにさらされる生物が共通して持つ「乾燥耐性物質」。水分子の代替として細胞膜タンパク質を保護するガラス化機構(ビトリフィケーション)が特徴で、乾燥環境下での保水持続力は他の糖類保湿剤より優れる。本処方ではベタイン・ポリグルタミン酸との多層保湿ネットワーク形成に参加し、使用感スコア3.3(平均以上)の滑らかさを下支えしていると考えられる。

処方設計の巧みさ:乳酸Na × PCA-Na の相乗ペア

天然保湿因子の二大主役である乳酸Na(NMFの約12%)とPCA-Na(NMFの約12%)を同時配合し、角質層の保湿メカニズムを生体内環境に近い形で再現。グリセリン非配合でも保湿力3.8(平均+0.8)を達成した核心がここにある。

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メリット・デメリット

強み
  • 全成分EWGスコア1:21成分すべて最安全ランク。安全性スコア4.0(優秀)を成分データが裏付ける。
  • NMF8種類同時配合:セリン・グリシン・アラニン・プロリンなど角質層の天然保湿因子を網羅的に再現。乳酸Na×PCA-Naの相乗ペアも健在。
  • グリセリンフリー:ベタイン・BG・ソルビトール・トレハロースがグリセリン代替として機能。ベタつき感を訴えるグリセリン感受性肌に向く処方。
  • 植物由来スクワランのオイルイン:皮脂成分と構造が近く、少量配合でも肌なじみが良い。コメドジェニック度0。
弱み・注意点
  • ×エイジングケア力2.2(要注意):セラミド・レチノール・ビタミンC誘導体・ナイアシンアミドなどの抗老化機能成分が不在。積極的なエイジング対策には物足りない。
  • ×配合成分レベル2.3(要注意):NMF保湿に特化した処方のため、美白・バリア補修(セラミド)・ターンオーバー促進などの複合機能を求める場合は別製品の出番。
  • 注意強酸性製品との同時使用は避ける:アルギニン・ポリグルタミン酸・乳酸Naはいずれも強酸性成分と構造的に相性が悪い。AHA・BHA高配合製品との重ね使いは処方安定性に影響する可能性がある。
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まとめ

一言で言うと

「ミニマル保湿の純粋主義者」

余分な成分を徹底排除し、NMF再現というひとつの目的に全21成分を集中投下した化粧水。「余計なものを足さない美容」への需要に真正面から応える処方設計だ。

アットコスメでの評価が5.0に近い高スコアを維持しており、「ベタつかずしっとり」という口コミのトレンドは使用感スコア3.3(平均以上)と概ね一致している。ただし成分の種類数は少なく、機能の多様性を求める層との乖離は否めない。

使用シーン別推奨度:

  • ◎ 向いている グリセリンフリーを探している乾燥肌・インナードライ肌:NMF多層保湿とグリセリン代替成分の組み合わせで、保湿力3.8(平均+0.8)を達成。既存のグリセリン化粧水でベタつきを感じていた人に合いやすい処方。
  • ◎ 向いている 成分過敏・敏感肌でシンプル処方を望む人:全成分EWGスコア1、香料・着色料・シリコーン・鉱物油・アルコール不使用。安全性4.0(優秀)という数字が信頼の根拠になる。
  • △ 注意 エイジングケアを重視する人:エイジングケア力2.2(要注意)。セラミド・レチノール・ナイアシンアミド系の別アイテムと組み合わせてレイヤリングする前提で使うのが現実的。
  • × 不向き 1本で美白・補修・エイジング対策を完結させたい人:配合成分レベル2.3(要注意)が示す通り、機能の多様性は持たせていない。目的が複数ある場合は別製品を検討。

豆知識:余談ですが、京都大学の研究グループによると、皮膚の角質層NMF(天然保湿因子)が20%低下しただけでTEWL(経表皮水分蒸散量)が約40%増加するとされている。本製品が8種のアミノ酸+PCA/PCA-Naでこの「NMFの穴」を外部補充するアプローチは、バリア機能の根本ロジックに沿ったものと言える。

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