総合点
1.17総合ランク
2932個中 2428位成分数
27植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
2注意が必要な素材
0メーカー
ミルボン(MILBON)ブランド名
ミルボン容量
200ml参考価格
1534円1mlあたり
7.7円JANコード
4954835115810ASIN
B097XWZ1QZ発売日
20210625KaisekiID
9526さて、美容室専売品として名を馳せるミルボンから、新たなシャンプーが登場しました。「グランドリンケージ ウィローリュクス」という、なんとも洗練された響きを持つこの商品。しかし、名前に隠された真実は一体どうなのでしょうか?今回はその謎を解き明かしつつ、このシャンプーが持つ魅力と、少しの残念ポイントを探っていきましょう。
ウィローリュクスとは、柔らかくしなやかな髪へと導くという意味合いが込められていますが、こちらのシャンプーはラウレス硫酸Naとオレフィン(C14-16)スルホン酸Naという洗浄力バツグンの成分を用いています。これがまるで、汚れに対して左右からのフックのように迎え撃つわけですね。ただし、その力強さが仇となり、必要以上の脱脂を招く可能性も。美容を追求する方には少々厳しいかもしれません。
しかし、その横綱級洗浄力をサポートするために、ペリセアや酸性石鹸、ラウロイルアスパラギン酸Naなどの質の高い成分が配合されています。特にペリセアは、髪のコーティングやダメージ修復に優れており、洗い上がりのサポート役としては一級品です。洗浄剤の刺激緩和作用もあることから、一定の負担軽減につながるのではと期待されます。
そして、このシャンプーの価格は1534円ということで、200mlという容量を考えるとかなりリーズナブル。しかし、この価格帯で提供される品質には一定の限界もあります。ブランド力で背伸びをした内容ともとれますが、中身を見ればその魅力は「さっぱり」と消えてしまうかもしれません。
それでは注目の成分を詳しく見ていきましょう。先述したラウレス硫酸Naやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naは洗浄力が非常に強く、泡立ちも豊富ですが、乾燥や肌荒れの原因となることも。一方で、イソステアラミドプロピルベタインやココイルイセチオン酸Naは優れた洗浄効果を持ちつつ肌への優しさも考慮されています。
メリットとしては、強力な洗浄成分によるしっかりとした汚れ落ちや、質の良い補助成分による髪への配慮が挙げられます。一方でデメリットは、強力すぎる洗浄力が必要以上の脱脂を引き起こす可能性がある点です。
「グランドリンケージ ウィローリュクス シャンプー」は、その名の通りに豪華で洗練されたイメージを持ちつつも、中身は実直な働き者。しかし、全ての人にとって最適解とは言えないかもしれません。美容に対する追求心が高い方々には物足りなさを感じさせる結果に終わる可能性もあります。しなやかな仕上がりを目指すために選ぶ内容とは言い難く、どちらかといえばガシガシになりそうな印象の方が強いですね。クレンジングシャンプーばりの破壊力を求める方のためのシャンプーと認識しましょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。