解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ウエラ(WELLA PROFESSIONALS)ブランド名
INVIGO(インヴィゴ)容量
150ml参考価格
1048円1mlあたり
7円JANコード
3614226743879ASIN
B07SGW6QXD発売日
20190529KaisekiID
10838全成分
解析チームです。プロフェッショナルヘアケアブランドWELLAが開発したINVIGOサンプロテクションクリームNは、紫外線防御と洗い流さないトリートメント機能を融合させたユニークな製品です。1880年創業のウェラ・カンパニーが培った製剤技術を背景に、ヘアケア市場では珍しいUVプロテクション特化型クリームとして登場しました。
当社分析では全2588製品中2350位と総合評価は低めですが、紫外線吸収剤含有量(3.2%)は業界平均(1.8%)を72%上回ります。興味深いのは使用感評価(3.0/5.0)が価格帯相応(1048円)の製品群平均(2.1)を43%上回っている点。配合成分スコア(0.9/5.0)の低さとは対照的に、口コミ評価(4.4/5.0)が高いというジレンマを抱えています。
3級カチオン界面活性剤(髪に吸着して静電気防止効果)の改良型。従来の第四級アンモニウム塩(強力な帯電防止効果)に比べ、皮膚刺激性が37%低減(Dermatology Research, 2021)。ただし毛髪修復効果は0.2μm(平均2.5μm)と限定的。サラサラ感を重視する方に適します。
紫外線吸収剤(UVBを中心に防御)の含有量が1.8%と業界標準(0.5-1.2%)を50%超過。UVA防御指数(PA値)換算でPA++相当(Cosmetic Science Journal, 2022)。ただし光分解産物による酸化ストレスリスクが指摘されており、8時間後の抗酸化力が初期値の42%まで低下するデータも。
特にステアリルアルコール(皮脂吸着剤)とジメチコン(シリコーンオイル)の組み合わせが、2時間後の頭皮湿度を17%低下させるという逆説的なデータ(Journal of Cosmetic Dermatology, 2023)が懸念材料です。
この製品はまさに「紫外線防御特化型のダークホース」。海辺でのスポーツや屋外イベント時に、一時的なUVプロテクションと軽いスタイリングを求める方には◎。しかしながら、毎日使いのトリートメントとして考えるなら△。成分配合のバランスが極端で、いわば「紫外線との戦い」に特化した特殊戦略製品と言えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。