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総合点

1.77

総合ランク

2517個中 1725

成分数

33

植物エキスの数

9

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0
インフィニティ ヘアクチュール iDEA1解析チャート
インフィニティ ヘアクチュール iDEA1解析チャート
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インフィニティ ヘアクチュール iDEA1の解説

これっぽっちの量で中身がチグハグ、何がしたかったのか

たった138mlのヘアトリートメント。いったいどれほど貴重な成分でできているのかと思いきや・・

目的は頭皮ケア?

早速中身を見ていくと、まず目立つのが植物エキスのクオリティの良さ。

ヘアトリートメントでありながら、実は頭皮ケアに重点を置いた処方であることが分かります。

コウケイテン、シャクヤク、ツボクサ、センキュウ、びわ、モウソウチクたけのこエキス、レイシエキスなど、植物エキスの品質は抜群に優れており、このトリートメントの価値そのものであるということが言えると思います。

しかし、頭皮には不向き?

ただしかし、残念ながらベースがヘアケア用途そのものであるということを忘れてはいけません。

カチオン界面活性剤の効果、ミリスチン酸イソプロピルのような油剤、シリコン、PGなど・・この製品の大半がヘアケア用との成分でできている、ということです。

これが何を意味するかといえば、頭皮には不向きであるということです。

例えば4級カチオン界面活性剤は脱毛剤として働くという決定的なデメリットがある他、洗浄剤と比較にならないほどの肌荒れを引き起こす特徴を持ち、植物エキスのメリットなど吹き飛ばしてしまうほどの副作用が懸念されるわけです。

また、エステルオイルも頭皮ニキビの原因となったりするなど、とてもスカルプケア剤として使うにはデメリットが目立ちすぎる傾向にあると言えます。

どの植物エキスが配合されているかではなく、全体として頭皮に圧倒的なメリットをもたらせるか、が鍵なのです。

ヘアケア剤としては脆弱

植物エキスのメリットを抜いて見てみると、ヘアケア剤としては安いリンス剤程度の能力しか期待できません。

というのも、前述したようにカチオン界面活性剤、エステルオイル、シリコンといった程度の素材だけでできており、100円ショップのコンディショナーでももう少し気が利くという程度の実力なのです。

そういった意味でも、このトリートメントは実にちぐはぐで、頭皮向けなら徹底的に安全につけるべきだったし、髪用であるならヘアケア成分を強化すべきだったでしょう。

どっちつかずで使い物にならない、少量で割高、そういった印象しか残りません。