成分数 | エキス系 | 特効 | ダメ |
---|---|---|---|
22 | 2 | 0 | 0 |
新ナチュラル系ヘアケアを標榜するグールブランドのトリートメントです。
特徴としては、明確に低刺激性を前面に押し出している構成となっていますね。3級カチオン界面活性剤ベースに、植物由来エキスというようなシンプルな構成で、ブランドイメージに即した内容になっていると言っていいでしょう。
ただし、ヘアケア効果としては多くを望むことはできなくなるわけですが。
4級ではなく3級カチオン界面活性剤を使っている、ということでダメージ部分の補修効果はとても限定されたものになります。その代わりとして、肌に優しいというわけですね。
その他のヘアケア要素としてはシリコンと、乳酸コハク酸リンゴ酸などによる髪表面のミネラル分除去による滑り感の向上。そしてヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルによる油膜効果、という具合になるでしょう。
レベルとしてはトリートメントというより,明らかにコンディショナーの範疇に入るものですので、ダメージを強く補修したり、優れたコーティングを構成するといったトリートメント的効果は期待しない方が得策です。
あくまでも体に優しい、低刺激であるということがメインなのであって、ヘアケア効果は二の次と言っても過言ではない状況ですね。
ブランドがそのような指針で作ったのであれば、まったく問題ないと思いますが、もし強いトリートメント効果を期待している方がいらっしゃいましたら、他を当たった方がいいでしょう。
、エーデルワイスエキスやオリーブ葉エキスといった植物由来エキスも少々を配合されていますが、髪のダメージにとって有益な効果は期待できません。手や頭皮に多少の抗酸化作用であったり、肌荒れを防止するといった効果をもたらす可能性はあるでしょう。
製品全体が肌への刺激性が低いため、頭皮にその恩恵をもたらすという発想ができることが強みと言えるのではないでしょうか。
いずれにせよ、非常に巨大な美容効果をもたらすことはなく、低刺激でマイルドな作用をそっと残していくというタイプであることですね。
いわゆるソフト系のコンディショナーとしてはそこそこコストパフォーマンスが良く、目的があっているのであれば試す価値はありそうです。
「真の美しさを引き出すためには一人ひとりの髪質や髪悩みに合わせた丁寧なケアが必要」という「グール」ブランド創始者グスタフ・グール氏の想いから誕生したのが「GUHL LABORATORY」です。
植物と現代科学が融合した“新ナチュラル系"ヘアケア
「GUHL LABORATORY」は、髪や地肌にやさしいだけではありません。植物を美容に取り入れるヨーロッパ伝統の考え方に、現代科学をかけ合わせて生まれた、植物美容ヘアケアです。使うたび美容成分が毛髪繊維に浸透し、上質な髪に導きます。
GUHL
一人一人の髪悩みにカスタマイズした5つのラインナップ
「GUHL LABORATORY」がたどりついたのは、世界中から厳選した植物の部位ごとの成分を用いた、5つの独自開発処方。どの髪タイプでも使い続けることで理想の上質な髪へ。あなたの髪が求める1本が、きっと見つかります。
【こんな方におすすめ】
・ナチュラル系の美容品を好む方
・ナチュラルなライフスタイルを好む方
・髪と地肌に安心でやさしいヘアケア商品を好む方
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。