フェルエ トリートメント Yの全成分
1水
2セタノール
コンディショナーなどのベース油剤として頻出。セチルアルコール、パルミチルアルコール とも呼ばれる。飽和脂肪酸なので酸化しづらく、安定性の高い油分ベースを構築可能。
3グリセリン
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
4水添ポリイソブテン
ワセリンやミネラルオイルのように炭化水素化合物でできた鉱物油の一種です。合成スクワランとも呼ばれるように、スクワランや環状シリコーンなどの代替としても使われます。無味無臭無色で、化学的に不活性なため肌刺激はありません。また増粘剤や油性基材とても使われます。
5ジメチコノール
水酸基が末端に結合しているジメチルポリシロキサンです。製品にシリコンを乳化させるために配合される乳化剤として働きます。また、ジメチコンと比べ高い櫛通り性、洗浄耐久性があります。
6イソステアリン酸イソプロピル
粘性が低く、さっぱりした感触と展延性に優れた使用感の良いエステルオイルです。
7ベヘントリモニウムクロリド
ベヘントリモニウムクロリドはしっとりタイプの4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。ダメージ部に吸着し、疎水性を復活させて物理的ダメージから髪を守ります。
8オリーブ油
オレイン酸が主成分のオリーブ果実から得たオイルです。皮脂に近い油分で、エモリエントな感触を与えます。わずかに皮膚に浸透し、抗酸化作用も。
9ローズ水
10ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)
ケラチンをゆっくりと溶解・精製した高分子量γケフトースの4級カオチン化誘導体です。髪のダメージ部に選択的に吸着し、髪の弾力性・保湿性を高めます。
11PG加水分解ケラチン(羊毛)
12加水分解コラーゲン
13イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート
18-MEAという、キューティクル同士の接着剤といえる成分を配合。指通り改善とツヤ感が優れた仕上がりを期待できる。
14セラミド2
15コレステロール
羊毛脂由来の成分で、ラノリンに多く含まれる。保湿効果を付与。
16ラノリン脂肪酸
ラノリンとは、羊の分泌脂質を精製したもの。ヒトの皮脂と性質が似ているため、自然な油分補給手段として用いられます。 ただし、アレルギーを起こす可能性があり、かつ臭いが強めというデメリットもある。→吸着精製ラノリンはこのデメリットを解消している。
17スクワラン
肌本来の保護油としても知られています。汗などの水分と混ざることで皮脂膜を形成し、肌や髪を保湿、保護、潤滑させる作用があります。
18マカデミアナッツ油
19PCA-Na
dl-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液です。天然保湿因子(NMF)と呼ばれる肌本来の成分の1つで、グリセリンなどよりも優れた保湿作用を付与します。また、血行促進作用もあるようです。
20乳酸Na
21システイン
22アセチルシステイン
チオール基を持つグルタチオン前駆体。抗酸化物質としても知られますが、パーマ剤1剤にも使われます。髪のS-S結合を切断する効果がある。
23グルタミン酸
24セリン
・アミノ酸素材が添加され、肌に親和性の高いしっとり効果を付加。影響力は大きくはないが、安全性は高い。
25アルギニン
26トレオニン
27ロイシン
28プロリン
29グリシン
アミノ酸の一種で、コラーゲンの3分の1程度を構成する素材として知られる。
30アスパラギン酸
31バリン
32アラニン
33イソロイシン
34リシンHCI
リシンの塩酸塩。天然のリジンと同じ構造で、必須アミノ酸。皮膚に柔軟性を与えます。
35チロシン
36フェニルアラニン
37ヒスチジンHCI
38メチオニン
39トリプトファン
40BG
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
41尿素
42ステアリルトリモニウムクロリド
4級カチオン界面活性剤です。
43ベヘントリモニウムメトサルフェート
非常に効果的な4級カチオン界面活性剤です。毛髪のまとまりを向上させる。水に分散する。ソフトで快適な櫛通り。
44オレス-20リン酸
45PPG-8セテス-10
46PPG-8セテス-20
親水性の乳化剤です。
47イソプラパノール
48エタノール
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
49クエン酸Na
pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。
50クエン酸
pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。
51EDTA-2Na
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム。キレート効果による品質安定剤として。
52メチルパラベン
・防腐剤のパラベンが、いくつも種類の異なる形で配合されています。
実はこのように多種パラベン構成にしたほうがより少ない量で防腐効果を得ることができるのです。
結果的に、肌にマイルドといえる方法です。
53エチルパラベン
54プロピルパラベン
55ブチルパラベン
56安息香酸Na
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。
57香料
香りづけ。