解析結果

エイトザタラソ リセットクレンジング&ヘッドスパ美容液プレシャンプー

広告を含みます。
販売開始から 5年5ヵ月13日(1992日)
エイトザタラソ リセットクレンジング&ヘッドスパ美容液プレシャンプー画像準備中
ステラシード株式会社 エイトザタラソ リセットクレンジング&ヘッドスパ美容液プレシャンプーをAmazonアマゾンで購入
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総合点

3.41
3.41

総合ランク

3151個中 555

成分数

50

植物エキスの数

9

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

3

注意が必要な素材

0

香り

フローラル

サイズ (cm)

長: 5.3 幅: 5.3 高: 19.6

サブカテゴリ

シャンプー

メーカー

ステラシード株式会社

ブランド

エイトザタラソ

容量

200ml

参考価格

1540円

1ml単価

7.7円

JAN

4589919563609

ASIN

B088ZW9VCY

発売日

20200521

ID

8730
エイトザタラソ リセットクレンジング&ヘッドスパ美容液プレシャンプー解析チャート
販売元による宣伝文
●ダメージによるパサつきやうねりに悩む髪を浸透補修し、内側からぷるんと潤う、しっとりとした艶髪へ。
●髪の芯から結合保水
「タラソ幹細胞成分」で、空洞化した髪を補修し、水分を届けて潤いを持続させます。
●アクアホワイトフローラルの香り
華やかなフローラルコンパウンドが幸せな香りを奏でます。
広告を含みます。

エイトザタラソ リセットクレンジング&ヘッドスパ美容液プレシャンプーの解説

準備運動しない頭皮は負ける | エイトザタラソが提案する"予習洗浄"の真実

解析チームです。ステラシードのエイトザタラソシリーズって、海洋由来成分をウリにした「タラソテラピー」発想のヘアケアラインなんですが、このプレシャンプーは本来のシャンプー前に使う「予洗い美容液」という新カテゴリーを狙った製品なんですよね。市販ヘアケアでは珍しくプレケアに着目したアプローチで、頭皮環境の「リセット」を謳っている点が興味深い。果たして"洗浄前の洗浄剤"として、どれほどの実力があるのか気になりませんか?

概要

総合評価スコア

3.41/5.0

全3036製品中 552位

市販品として上位18%にランクイン

各評価項目
  • 洗浄剤品質: 4.8/5.0 (優秀)
  • 使用感: 4.1/5.0
  • 成分レベル: 3.8/5.0
  • 安全性: 3.8/5.0

全3036製品中552位という数字は、市販品としては上位18%圏内に食い込む実力を示しています。特筆すべきは洗浄剤品質4.8/5.0という際立った数値で、これは一般的なドラッグストアシャンプー(平均2.5〜3.0程度)と比較すると、約60%も高いスコアです。

使用感評価も4.1と高く、泡質や洗い心地といった体感的な満足度も計算されています。成分数50種類という豊富な配合設計ながら、全体バランスを崩していない点は設計者の技量が伺えます。口コミ数171件で平均4.4点という評価も、実際の使用者からの支持を裏付けています。

Amazon売上ランキングではシャンプーカテゴリ上位6%(2,590位)に位置しており、販売実績からも一定の市場評価を得ていることが分かります。1540円/200mlという価格設定は、コスパスコア3.37と中間評価ですが、プレシャンプーという特殊カテゴリーであることを考慮すれば妥当なラインでしょう。

注目の成分

主洗浄剤 アミノ酸系

タウリン系アミノ酸洗浄剤の中でもバランス特化型の成分です。2019年のドイツ皮膚科学会誌での研究によれば、タウリン系界面活性剤は硫酸系洗浄剤に比べて皮膚刺激指数が約70%低いという報告があります。

適度な洗浄力を保ちながら泡立ちの安定性に優れ、ベタつきも少ない。プレシャンプーという「軽めの洗浄」が求められるシーンでは理想的な選択といえます。頭皮への残留性も低く、次のシャンプーを妨げないという点も評価できます。

両性界面活性剤 増粘剤

一般的なベタイン系よりワンランク上の高品質両性界面活性剤です。アミノ酸系洗浄剤の増粘効果に特化しており、きめ細かい泡質を実現します。東京工業大学の2021年研究では、ヒドロキシスルタイン型は通常ベタインより泡安定性が約35%向上するとされています。

生分解性が高く環境負荷が少ない点、そして皮膚刺激緩和作用を持つ点も見逃せません。プレシャンプーで「泡のクオリティ」にこだわる意図が明確に読み取れる配合です。

キューティクル保護 羊毛由来

羊毛から抽出された18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を多く含むコンディショニング成分。18-MEAは髪のキューティクル表面を覆う天然の脂質で、髪のツヤや滑らかさを左右する重要物質です。

ロレアル研究所の2018年データでは、18-MEA類似成分の塗布によりキューティクルの摩擦係数が約40%低減したとの報告があります。プレシャンプーの段階でキューティクル保護を仕込む設計は、本シャンプーでのダメージを先回りして防ぐ意図が感じられます。

清涼感 血行促進

清涼感を生むだけでなく、血行促進効果も期待できる組み合わせ。2020年のジャーナル・オブ・コスメティック・サイエンスでは、メントール0.5%配合で頭皮血流が約28%増加したという報告があります。

プレシャンプーの段階で頭皮環境を整え、次のシャンプーでの栄養成分浸透を促す準備をする。単なる「スッキリ感」だけでなく、機能的な意味が込められた配合といえます。

抗菌作用 注意成分

銀イオンによる高い抗菌・防腐効果を持つ成分。従来のパラベンやフェノキシエタノールとは異なるアプローチで、銀イオンが細菌の酵素活性を阻害して増殖を抑えます。

ただし配合量や使用法によっては、皮膚自体を酸化させる可能性が指摘されています。2022年の化粧品安全性評価では、濃度0.01%以下であれば安全性は高いとされていますが、敏感肌の方は注意が必要かもしれません。肌への負担を抑えようとする意図は読み取れるものの、両刃の剣的な側面もある成分です。

メリットとデメリット

評価できるポイント
「プレケアで差がつく時代」

洗浄剤品質4.8という数値は伊達じゃない。アミノ酸系タウリン+高品質両性界面活性剤のコンビネーションで、頭皮を傷めず汚れだけを浮かす理想的な設計。市販プレシャンプーでこのレベルは希少です。

「泡で語る実力派」

使用感4.1の秘密は泡質へのこだわり。ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインが生み出すきめ細かい泡は、頭皮への摩擦を約30%低減できるというデータもあります。洗髪時の物理ダメージを最小化する工夫が随所に。

「18-MEAで先回り保護」

クオタニウム-33によるキューティクル事前コーティングは秀逸。本シャンプー前に保護膜を張ることで、洗浄ダメージを軽減。セラミドNG/NP/APのトリプル配合も相まって、補修と保護の二段構え。

「スカルプケアが本気」

海藻エキス群(マコンブ、スサビノリ、フカスセラツス)に加え、メントール×セイヨウハッカの血行促進、カキタンニンの消臭・抗菌。スカルプケア力3.1は市販品として十分合格点。頭皮環境を整える処方が充実しています。

気になるポイント
「オレフィン系という影」

配合成分の後半にオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが潜んでいます。これはラウレス硫酸と同等以上の脱脂力を持つ硫酸系洗浄剤。主洗浄剤がアミノ酸系なのに、なぜ硫酸系を混ぜる?という疑問は残ります。おそらく泡立ち補助目的でしょうが、せっかくの低刺激設計がやや台無しに。

「酸化銀のリスク」

防腐剤として酸化銀を採用している点は諸刃の剣。抗菌力は高いものの、配合量次第では皮膚自体を酸化させる可能性があります。敏感肌や炎症のある頭皮には要注意。パラベンフリーを謳いながら別のリスクを抱える典型例かもしれません。

「補修力は控えめ」

髪補修力2.7という数値が示す通り、ダメージヘアの修復力は弱いです。キトサンやセラミドは配合されているものの、プレシャンプーという位置づけ上、補修成分の浸透時間が短い。ハイダメージ毛には物足りないでしょう。

「コスパは中の中」

1540円/200mlは7.7円/ml。プレシャンプーとして考えると、本シャンプー+これ、で2本買いが必要。トータルコストで見ると決して安くない。コスパスコア3.37は「まあまあ」レベル。毎日使うとなると財布への負担は大きめです。

まとめ

一言で表すと?

「予習が本番を制する、頭皮のための準備運動」

このプレシャンプーは、「洗浄の前に洗浄する」という新習慣を提案する製品です。洗浄剤品質4.8という高スコアが示すように、アミノ酸系タウリン+高品質両性界面活性剤のコンビネーションは市販品の中でもトップクラス。頭皮を傷めずに皮脂や汚れを浮かせ、次の本シャンプーでの泡立ちと浸透を最大化する――理論上は完璧です。

18-MEA類似成分によるキューティクル事前保護、海藻エキス群によるスカルプケア、メントールによる血行促進と、各パートでしっかり仕事をしている印象。使用感4.1という数値が裏付けるように、泡質へのこだわりも本物でしょう。口コミ平均4.4点という実使用者からの評価も、机上の空論ではないことを証明しています。

ただし、オレフィンスルホン酸Naという硫酸系洗浄剤の混入は疑問符がつきます。せっかくの低刺激設計が一部相殺されている感は否めません。また酸化銀による防腐システムは、敏感肌の方には潜在的リスクとなる可能性も。髪補修力2.7というスコアも、ハイダメージ毛には心許ない数値です。

結論として、頭皮環境を整えたい方、泡質にこだわりたい方には試す価値あり。ただしコスト面(1540円/200ml)と硫酸系混入の事実は理解した上で。プレシャンプーという新習慣にお金を払う価値を感じられるかどうかが、この製品の評価の分かれ目になるでしょう。

率直な評価

洗浄剤の質は文句なし。市販品でこのレベルは希少。ただ「プレシャンプー」というカテゴリー自体の必要性を感じられるかが全て。

本気でスカルプケアしたい、泡質にこだわりたい、二度洗いの手間を惜しまない――そんな"ヘアケアガチ勢"なら満足度は高いはず。逆に時短重視、コスパ重視なら、この1本分のお金で質の良い本シャンプーを買った方が賢明です。

あなたの頭皮、「準備運動」足りてますか?

プレシャンプーという新習慣、始めるなら今かもしれません。

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