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総合点

2.57

総合ランク

358個中 158

成分数

10

植物エキスの数

5

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

メーカー

美容薬理

ブランド名

アンナトゥモール

容量

500ml

参考価格

2200円

1mlあたり

4.4円

JANコード

4521697100799

KaisekiID

8186
アンナトゥモール ナチュラルボデイソープ解析チャート LIFTる。
販売元による宣伝文
グレープフルーツの香りがさわやかな石けん成分で作ったフレグランスボディシャンプーです。ヒアルロン酸を配合。お肌にうるおいを与えます。パラベンやフェノキシエタノールなどの化学合成物質(防腐剤)を使っていません。
アンナトゥモール ナチュラルボデイソープ解析チャート
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アンナトゥモール ナチュラルボデイソープの解説

自然派なのが良質の証明ではない。天然素材の弱点がよくわかる好例。

自然派ボディソープということで、ボタニカルとかナチュラルという響きは体に良さそうな印象を受けますが、実際のところ結果は逆になりがちです。

概要

自然派ボディソープ系にありがち、というかほぼ100%そうですが、石けんですね。石けんが自然というのもいかがなものかと思いますが、早速見ていきましょう。

特徴をまとめると、

  • ベースは石けん。
  • 植物エキス配合が多め。
  • 光毒性のグレープフルーツ果皮油配合。

このような製品です。

メーカーについて

美容薬理株式会社。自然派メーカーとして植物由来比率100に近い製品を世に送り出しています。

どんな商品?詳しく解析

まず、石けんについて。

石けんは、アルカリ性です。アルカリ性だと肌の保湿因子を溶かし出す効率がラウリル硫酸ナトリウムよりも激しく、著しく乾燥を招きます。

そして、石けんは油脂と水酸化カリウムを合成して作られる合成界面活性剤なので、たしかに油脂は植物由来ですが劇物の水酸化カリウムとセットであるということも注目すべきでしょう。

石けんが必ずしも天然のもので、肌にやさしいというのは幻想です。

これを踏まえて、自然派=肌にやさしいという図式も違います。

グレープフルーツ果皮油にしても、光毒性を持つというデメリットがあり、天然素材でも危ない素材の1つという事実から目をそらすべきではないでしょう。

植物エキス類のメリットは確かに含まれますが、デメリットの多さはそれを遥かに凌駕します。

デメリットは?

デメリットはなにかというより、デメリットが前面に出ていると見るべきです。

石けんが天然由来だからやさしい、という思い込みでやさしそうに見えることはあるでしょうが、実際には旧式の洗浄剤ゆえに欠点が多いのです。

まとめ

ボディソープとしては旧型の石けんタイプで、他の石けん系ボディソープと大して変わりません。

アルカリ性であり、肌を乾燥させる特徴を持ち、植物エキスのスキンコンディショニング効果を矮小化してしまうという点でこのボディソープはおすすめとはいえません。

少々割高な印象もあります。植物エキスの質が高いのは間違いないですが、大半を占める洗浄剤がこの有様では良さが活きません。

改善の余地が大いにある内容といえます。