カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(3件)
個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン5件・経皮吸収36件
メーカー
アノブブランド
UNOVE容量
70ml参考価格
2339円1ml単価
33.4円JAN
8809485532844ASIN
B09TG5YPXP発売日
2025年8月18日ID
11745シリーズ名
シルクオイルエッセンス対象の髪タイプ
乾燥毛・パサつき毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。韓国発のヘアケアブランド「UNOVE(アノブ)」から登場したシルクヘアオイルエッセンス。配合成分のレベルは5点満点中4.1点と優秀な一方、安全性スコアは2.0点と要注意ゾーンに位置するアンバランスな処方が見えてきました。成分58種という大ボリューム処方を深掘りします。
総合点3.41点は平均3.0点を+0.41点上回る水準。しかし各項目の内訳を見ると、評価の"凸凹"が際立ちます。配合成分のレベル4.1点(平均比+37%)という優秀な数字の陰で、スカルプケア力1.4点・全体的な安全性2.0点という要注意ゾーンが2項目あります。使用感と保湿力はともに3.7点と平均以上で、「仕上がりの手触りは良いが、成分安全性に課題あり」という処方の方向性が見えます。
「成分は本気を出しているが、香料設計が安全性スコアを引き下げている」という構造が数値に現れています。スカルプケア力1.4点は同カテゴリの洗い流さないオイルとして見ても平均比-53%と低く、頭皮への積極的アプローチは期待しにくい処方です。
EWGスコア2・コメドジェニック度1という安全性プロフィールを持つ植物油。主成分のオレイン酸(65〜80%)が高い皮膚親和性を発揮しつつ、植物油としては異例のベヘン酸含有率(約5〜8%)が独特の滑らかさを生みます。ベヘン酸は炭素数22の長鎖脂肪酸で、毛髪表面への吸着性が高く、指通りに「コク」を与える成分。さらにポリフェノールを豊富に含むため酸化安定性が高く、保存中の変質リスクが低いのも処方設計上のメリットです。アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル、EWG2)との組み合わせにより、抗酸化作用の相乗効果が期待できます。
この3成分の同時配合は、処方設計の最大の読みどころです。リン脂質(ホスファチジルコリン=レシチン類)は細胞膜と同じ脂質二重層を形成し、毛髪・頭皮への親和性が極めて高い。フィトスフィンゴシンは角質層に天然存在する細胞間脂質で、セラミド合成を促進しバリア機能を修復。フィトステロールズはセラミドの安定化・乳化安定を担い、さらにDHT抑制による育毛サポートの可能性も示す多機能植物由来成分。データベース上でもリン脂質×セラミド×コレステロール×脂肪酸の相乗効果が確認されており、理想的な細胞間脂質環境を再現しようとする意図が処方から読み取れます。ただしスカルプケア力1.4点という評価結果とのギャップは、これらの配合量(成分表後半)が控えめである可能性を示唆します。
「タンパク質補修トリオ」ともいえる3成分が処方に揃います。加水分解ケラチン(EWG3)は羊毛由来で分子量310〜30,000のポリペプチド。髪の主成分であるケラチンとアミノ酸組成が類似するため損傷部位への吸着・補填作用が高い。加水分解シルク(EWG2)はグリシン・アラニン・セリンを豊富に含み浸透性と保湿性に優れ、シルクアミノ酸はさらに低分子化されたシルク由来成分で毛髪内部への浸透補助を担います。なお加水分解ケラチンの過剰蓄積でゴワつきが生じる可能性があり、蓄積が気になる場合は週1〜2回のクレンジング的シャンプーで対処を。
アーユルヴェーダで3,000年以上皮膚疾患治療に使用されてきた実績を持つ多機能エキス。アザジラクチン・ニンビンなどのトリテルペノイド、ケルセチン・ルチンなどのフラボノイドを主成分とし、抗菌・抗炎症・ヒスタミン遊離抑制・メラニン生成抑制・抗酸化の5つの作用を複合的に発揮(EWG3、推奨配合量0.5〜2%)。頭皮の炎症ケアに有効な成分ですが、スカルプケア力スコア1.4点との乖離は配合量の問題である可能性が高く、成分の"存在"はあっても"量"が十分かは確認できません。
全体的な安全性2.0点(要注意)の主因がここです。ゲラニオール(EWG5)・シトロネロール(EWG5)・リモネン(EWG6)・ヘキシルシンナマル(EWG6)・α-イソメチルイオノン(EWG5)の5成分がすべてGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類され、EUの化粧品規則Annex IIIアレルゲン表示義務成分にも該当します。5成分中4成分がEWGスコア5以上という集中度は、洗い流さないヘアオイルとして留意すべきレベルです。余談ですが、ドイツ・ハイデルベルク大学皮膚科の調査によると、香料アレルゲンへの感作率は一般人口の約10%に達するとされており、特に留置型製品での蓄積リスクが指摘されています。
「成分オタクが唸る油剤設計、でも香料密度が安全性スコアを大きく引き下げた二面性の処方」
配合成分のレベル4.1点という数字は、モリンガオイル・細胞間脂質トリオ・タンパク質補修トリオという3つの核が揃っていることで裏付けられます。しかし5種のGHS感作性1B香料成分が全体の安全性スコアを2.0点(要注意)まで引き下げており、「処方の豪華さ」と「安全性の担保」が比例していない典型的な事例です。
口コミ(@cosmeスコア5.7/7.0)では使用感の良さや香りへの好意的な声が多い傾向が予想されますが、解析上の使用感3.7点・保湿力3.7点とは一致するものの、安全性への懸念は口コミには反映されにくい点として念頭に置く必要があります。
生分解性平均0.77という高い数値は環境負荷の低さとして評価できる一方、シクロペンタシロキサン・シクロヘキサシロキサンの生分解性(各0.20)は処方全体の足を引っ張る成分として存在します。
使用シーン別推奨度:
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