カテゴリ:育毛トニック
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収12件
メーカー
大正製薬ブランド
リアップ容量
60ml参考価格
6977円1ml単価
116.3円JAN
4987306053854ASIN
B0956B82LS発売日
2021年6月28日ID
11736製造国
日本シリーズ名
リアップX5プラスネオ対象の髪タイプ
壮年性脱毛症公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。今回は大正製薬のリアップX5プラスネオ(通販パッケージ)を解析します。第1類医薬品として薬局・薬剤師のもとで販売される育毛剤で、主成分ミノキシジル5%を核に複数の補助成分を組み合わせた、国内でも有数のエビデンスベース処方です。
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総合点は2.29点(平均3.0点比▲0.71)と、全項目で平均を下回る結果となっています。ただし、この評価軸はシャンプー・ヘアトニックなどの化粧品・医薬部外品を対象に設計されたものです。本品は第1類医薬品——日本のOTC(市販薬)のなかで最も薬効が強く規制も厳しいカテゴリ——であるため、「髪補修力1.4点」「保湿力1.7点」といった低スコアは、育毛治療薬に化粧品の物差しを当てた結果として読む必要があります。
一方、「安全性2.2点」「成分レベル2.1点」については、薬効成分に起因するリスク(後述)を踏まえると、スコアに即した注意が求められます。成分数は13個と少数精鋭型ですが、その中にEU化粧品規制の禁止対象成分や内分泌かく乱性(EDC)疑い成分が含まれており、化粧品的安全性の観点では慎重な評価が妥当です。
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育毛剤の有効成分として世界で最も臨床エビデンスが蓄積されたトップクラスの成分。カリウムチャネル開口による血管拡張と、毛乳頭細胞への直接作用によって成長期を延長し、休止期毛を成長期へ移行させる作用機序が確立されています。5%濃度は米国FDA・日本の厚生労働省いずれも承認しており、2%製剤と比較して発毛促進効果が有意に高いとする臨床試験データが複数存在します。成分データベース未登録(addS未登録)のため、EWGスコア等は非開示ですが、第1類医薬品有効成分として有効性・安全性は国内外の規制当局が審査済みです。
青森ヒバや台湾ヒノキなどから抽出される七角形(トロポン)骨格を持つ芳香族化合物で、自然界でも極めて希少な構造を持ちます。抗菌・殺菌作用、抗炎症作用、そして毛根賦活作用が報告されており、医薬部外品の承認成分としても収載されています。日本の化粧品基準では100g中0.1g以下の配合制限があります。ただし、GHS感作性1Bに分類される成分であり、繰り返し使用による感作リスクについては留意が必要です。グリチルリチン酸・アラントイン・パンテノールとの相乗効果が知られており、本処方のグリチルレチン酸と組み合わせることで抗炎症効果が補完されると考えられます。
余談ですが、北里大学の研究グループによると、ヒノキチオールは一部の耐性菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)にも有効性を示すことが確認されており、単なる植物由来の防腐補助成分に留まらない可能性が注目されています。
H1受容体を遮断することでヒスタミンによるかゆみを抑制する抗ヒスタミン成分です。EWGスコアは5と本処方中の最高値を記録。日本では第2類医薬品成分として外用かゆみ止めへの配合が認められていますが、EU化粧品規制では化粧品への配合は制限・禁止の対象となっています。本品は化粧品ではなく第1類医薬品であるため国内規制上の問題はありませんが、安全性評価軸においてスコアを押し下げる主因の一つです。生分解性スコアも0.40と比較的低い点も記録しておきます。
甘草根(Glycyrrhiza glabra)から抽出される抗炎症成分で、EWGスコア1(最安全)。ミノキシジルによる頭皮刺激を緩和するカウンターバランス的な役割を持ちます。EU規制のAnnex IIIに掲載(使用制限あり)。医薬部外品有効成分としても使用可能な二面性を持つ成分です。経皮吸収リスク0.65は中程度で、有効成分の浸透と安全性のバランスが取れた設計といえます。
油性成分を安定させるための合成フェノール系酸化防止剤。EWGスコア4、IARCグループ3(ヒトに対する発がん性について分類不能)に指定され、さらに内分泌かく乱性(EDC)の疑い成分としてもフラグが立っています。EU規制Annex III掲載(使用制限あり)。経皮吸収リスクが0.80と高く、生分解性は0.20と低い——環境負荷・皮膚安全性の両面で注意が必要な成分です。処方内でトコフェロール酢酸エステルと相乗的な酸化防止効果を持ちますが、より安全な代替品(例:トコフェロール単独使用)も存在します。
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「化粧品の物差しでは測れない、医薬品エビデンスの話」
スコアが全項目で平均以下という数値だけを見ると選びにくい印象ですが、ミノキシジル5%という成分単体のエビデンスは、化粧品・医薬部外品の育毛剤とは別次元にあります。壮年性脱毛症(AGA)に対して国内外の規制当局が有効性を認めた外用薬であり、「育毛」の文脈でコスメ軸のスコアを主な選択基準にするのは適切ではありません。
一方で、ジブチルヒドロキシトルエン(EDC疑い・生分解性0.20)やジフェンヒドラミン塩酸塩(EWG5・EU規制対象)の配合は、化粧品的な安全性という観点からは客観的に指摘すべき点です。長期使用が前提の育毛剤において、これらの成分が処方に含まれることは把握しておきたい情報といえます。
使用シーン別推奨度:
口コミデータが現時点で収集されていないため、使用感トレンドとスタッツの照合は今後のデータ蓄積を待つ必要があります。
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