解析結果

リアップX5

カテゴリ:育毛トニック

リアップX5
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総合ランク

277個中 209

総合点

2.31
2.31

1mlあたり

91.1
コスパ
1.9

カテゴリ内順位

82%以内
219位 / 267製品中
上位
リアップX5解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 804 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収14件

リスクスコア 25/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 12件評価済み
EU規制 グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトルエン
EWG 3+ l-メントール(3)、エタノール(3)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(5)、ジブチルヒドロキシトルエン(4)、トコフェロール酢酸エステル(3)
リスクスコア
25 / 100
解析安全性値
2.2 / 5
EWG スコア
平均 2.1 最高 5
フラグ成分の詳細(2件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトルエン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
l-メントール・ヒノキチオール
アレルゲン香料
1件検出
l-メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
ジブチルヒドロキシトルエン
生分解性
76%
易分解性
経皮吸収リスク
56%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 16
植物エキス 1
コスパ
1.9
安全性
3.2
素材の品質
2.1
髪補修力
1.6
育毛力
2.4
使用感の良さ
2.0
エイジングケア
2.6
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.1
スキンケア力
1.8
環境配慮
2.6
浸透力
2.3
即効性
2.2
持続性
1.8
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.3
優れた素材 0
注意素材 1
有効成分 ミノキシジル5%,パンテノール,ピリドキシン塩酸塩,トコフェロール酢酸エステル,ジフェンヒドラミン塩酸塩,グリチルレチン酸,ヒノキチオール

メーカー

大正製薬

ブランド

リアップ

容量

60ml

参考価格

5466円

1ml単価

91.1円

JAN

4987306067240

ASIN

B075GCCMQT

発売日

2017年10月1日

ID

11722

製造国

日本

シリーズ名

リアップX5

対象の髪タイプ

男性向け発毛剤

公式サイト

公式サイトを見る
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ANALYZEDリアップX5の解説

ミノキシジル5%を選ぶ前に、安全性スコアが語ること

解析チームです。リアップX5は大正製薬が手がける第1類医薬品の発毛剤。化粧品成分の基準でスタッツを集計すると全体スコアは2.2点と低位に映るが、その背景には医薬品ならではの処方設計が関係している。各数値の意味を丁寧に読み解いていく。

概要

総合点2.2点は平均(3.0点)を−0.8点下回る水準。ただし本品は第1類医薬品であり、化粧品・医薬部外品基準で設計されたスタッツ指標との親和性が低い点を前提として読む必要がある。最も低いのが髪補修力1.6点で、これは補修性コンセプトの処方ではないため当然の結果。反対に最も高いのがエイジングケア力2.6点で、ビタミンE・C・B群を複合配合した抗酸化設計が寄与している。安全性スコア1.7点(平均比−1.3点)は、EU規制対象成分であるジフェンヒドラミン塩酸塩やEDC疑いのジブチルヒドロキシトルエンが引き下げている。育毛効果は2.4点と「やや物足りない」水準だが、これはあくまでも成分構成ベースの評価であり、主成分ミノキシジルは日本・欧米の発毛剤市場で最も臨床エビデンスが蓄積された成分の一つである点は別途考慮が必要だ。

SHAMPOANALYSIS.COM
リアップX5 ― スタッツレーダー
総合点2.2 / 5.0
エイジングケア力2.6 / 5.0
育毛効果2.4 / 5.0
使用感2.0 / 5.0
全体的な安全性1.7 / 5.0
髪補修力1.6 / 5.0
0.76
生分解性スコア
0.56
経皮吸収リスク
16
総成分数

注目成分

① ミノキシジル(主成分)

本品の名称"X5"が示す通り、ミノキシジルを5%配合した国内最高濃度の発毛剤処方(一般用医薬品として)。もともと降圧薬として開発されたが、血管拡張・毛細血管増生による毛乳頭への血流改善と、毛周期の成長期延長が発毛メカニズムとして確認されている。米国FDAが1988年に発毛剤として初承認した成分であり、Olsen et al.(2002年)の二重盲検比較試験では5%濃度が2%濃度より有意に発毛促進効果が高いことが示されている。成分データベースへの未登録成分のため個別EWGスコアは非開示だが、第1類医薬品として薬機法の厳格な審査を経た有効成分である点は明記しておく。

② グリチルレチン酸 × パンテノール(抗炎症コンビ)

甘草由来のグリチルレチン酸(EWG1、EU Annex III収載・使用制限成分)と、プロビタミンB5のパンテノール(EWG1)は、同一処方内での相乗的な抗炎症効果が確認されている組み合わせ。グリチルレチン酸は炎症メディエーター産生を抑制し、パンテノールはNMF(天然保湿因子)生成を促進しながらバリア機能を修復する。この二者が揃うことで、ミノキシジル塗布時に生じやすい頭皮刺激を緩和するという処方設計の意図が読み取れる。パンテノールは育毛剤成分としても医薬部外品承認実績があり、二重の意味で育毛処方を補佐している。

③ ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)

脂漏性皮膚炎の改善・頭皮環境サポートを目的に配合。EWG1、JP規制では医薬部外品有効成分として育毛剤に承認されており、生分解性スコアも0.80と高水準。皮脂過多による毛孔閉塞を抑制し、発毛環境を整える役割を担う。L-アルギニン・パンテノールとの相乗効果が知られており、この3成分が本品に揃っている点は処方設計上の巧みさといえる。

④ ヒノキチオール(育毛補助)

青森ヒバ由来の七角形構造を持つ芳香族化合物。化粧品への配合は100g中0.1g以下に制限されている多機能成分で、毛根賦活作用・強力な抗菌作用・抗炎症効果を持つ。ただしGHS感作性1Bに分類される点(皮膚感作性物質)は留意が必要。グリチルリチン酸・パンテノールとの三者相乗効果が報告されており、本品の処方中でその組み合わせが成立している。

⑤ ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

合成フェノール系酸化防止剤。EWG4、内分泌かく乱性(EDC)疑い成分として国際的な議論が続いており、EU Annex IIIに使用制限成分として収載されている。生分解性スコアは0.20と低く、経皮吸収リスクは0.80と高め。本品ではトコフェロール酢酸エステルとの相乗的な酸化防止効果で処方安定性に寄与しているが、EDC疑いのデータが存在する点は安全性スコア1.7点の低さを説明する一因となっている。

余談ですが、2021年にCell誌に掲載された研究によると、ミノキシジルの発毛促進作用はカリウムチャネルの開口だけでなく、毛乳頭細胞内のプロスタグランジンE2産生促進を介した経路も関与していることが明らかになりつつある。作用機序の解明が進むにつれ、補助成分との相互作用研究も活発化しており、今後の処方設計に影響を与える可能性がある。

メリデメ

メリット

  • 5%ミノキシジル:一般用医薬品として国内最高濃度。臨床エビデンスが豊富な有効成分を最大量で摂取できる。
  • 抗炎症トリオ:グリチルレチン酸×パンテノール×ヒノキチオールの三者が頭皮の炎症を多角的に抑制する設計。
  • ビタミン複合処方:B6・B5・E・Cを揃えたマルチビタミン設計がエイジングケア力2.6点(最高スコア)に反映。
  • 生分解性0.76:14成分平均で易分解に分類。医薬品でありながら環境負荷が比較的低い処方。

デメリット・注意点

  • ジフェンヒドラミン塩酸塩(EWG5):EUの化粧品規制では使用禁止・制限対象。医薬品としての配合であっても、敏感な頭皮への長期塗布は国際規制上の議論がある成分。
  • l-メントールはGHS感作性1B・アレルゲン:清涼感・血行促進に寄与するが、EU香料アレルゲン表示対象成分でもある。高濃度域では皮膚刺激性が増す可能性がある。
  • ジブチルヒドロキシトルエン(EDC疑い):内分泌かく乱性の疑いが指摘されており、生分解性も0.20と低い。
  • コスパ1.77点:5466円/60mlは継続使用コストとして要確認のレンジ。

注意の組み合わせ

  • 本品を使用しながら抗ヒスタミン薬や抗コリン薬を経口服用している場合、ジフェンヒドラミン塩酸塩との相互作用が増強される可能性がある(添付文書・医師への相談を推奨)。
  • l-メントールは高濃度で皮膚刺激性が増す成分との同時使用に注意が必要。

まとめ

一言で言うと

「成分安全性スコアは低いが、それがむしろ医薬品としての証明」

化粧品・医薬部外品の基準で組まれたスタッツでは安全性1.7点・総合2.2点と「要注意」水準に見えるが、その主因はEU化粧品規制の対象外となる医薬品成分を複数含む処方設計にある。ミノキシジル5%という有効成分の濃度選択と、グリチルレチン酸×パンテノール×ピリドキシン塩酸塩による頭皮コンディション設計は、発毛剤としての目的に特化した処方意図として読み取れる。ただしジブチルヒドロキシトルエンのEDC疑い・ジフェンヒドラミン塩酸塩のEWG5という成分は、長期使用という発毛剤特有の使い方を考えると無視できないファクターだ。

使用シーン別推奨度:

  • AGA(男性型脱毛症)初期〜中期で発毛実績重視の男性:ミノキシジル5%の臨床エビデンスを優先するなら選択肢に入る。薬機法上の第1類医薬品であり、薬剤師への確認が必須。
  • 頭皮の炎症・かゆみを伴う脱毛症状:抗炎症3成分とジフェンヒドラミン塩酸塩(かゆみ抑制)の処方は症状の緩和補助として機能しうる。ただし医師診断を先行させること。
  • 敏感頭皮・アレルギー体質:l-メントール(アレルゲン・GHS感作性1B)・ヒノキチオール(GHS感作性1B)の2成分が感作性物質に分類されており、推奨しにくい。
  • 成分安全性・環境影響を最優先する層:EDC疑い成分・生分解性0.20のBHT・EWG5成分の存在が気になる場合は再考を。

口コミ情報は今回集計なしのため照合不可だが、ECサイト804位という流通実績は、ミノキシジル製品カテゴリの中で一定の市場認知があることを示唆している。

SAFETY & ENV. PROFILE
リアップX5 ― 成分安全・環境マトリクス
EWG 5
ジフェンヒドラミン塩酸塩
EU化粧品規制 禁止・制限対象
EWG 4
ジブチルヒドロキシトルエン
EDC疑い・生分解性0.20
GHS 1B
l-メントール / ヒノキチオール
皮膚感作性物質(2成分)
生分解性平均(14成分)0.76 ─ 易分解
経皮吸収リスク平均(14成分)0.56 ─ 中程度

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