解析結果

中野製薬 ナカノ スタイリングワックス ハード

カテゴリ:スタイリング剤

中野製薬 ナカノ スタイリングワックス ハード
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総合ランク

328個中 167

総合点

2.49
2.49

1mlあたり

9.1
コスパ
2.5

カテゴリ内順位

51%以内
168位 / 328製品中
上位
中野製薬 ナカノ スタイリングワックス ハード解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3129 Amazonランク

@cosme 5.0 口コミ 597件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収15件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 13件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.2 / 5
EWG スコア
平均 2.6 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
フェノキシエタノール・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
63%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 15
植物エキス 0
コスパ
2.5
安全性
3.7
素材の品質
2.2
育毛力
1.9
使用感の良さ
3.4
エイジングケア
1.9
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.4
スキンケア力
0.7
環境配慮
1.8
浸透力
1.1
即効性
1.7
持続性
1.9
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.0
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

中野製薬

ブランド

NAKANO

容量

90ml

参考価格

815円

1ml単価

9.1円

JAN

4989793908716

ASIN

B000FQV6GQ

発売日

2022年10月19日

ID

11661

製造国

日本

シリーズ名

ナカノ スタイリング

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

メーカー名:中野製薬株式会社 内容量:90g ナカノ ヘアスタイリング ワックス シリーズ アレンジもできるファイバータイプ。適度なセット力で長年愛されてるヘアワックスです。 原産国:日本
広告を含みます。

ANALYZED中野製薬 ナカノ スタイリングワックス ハードの解説

防腐剤が3種あるワックス、その成分名を確認したか

解析チームです。2011年発売のロングセラーハードワックス、ナカノ スタイリングワックス ハードを成分レベルで掘り下げます。スタイリング製品としての実力と、見落とされがちな防腐設計の課題点、両面からレポートします。

概要

総合点2.38点は全体平均(3.0点)を-21%下回る水準。ただしこれはシャンプー・トリートメント向けの評価軸が含まれているためで、スタイリング製品として解釈する必要があります。実際、使用感スコアは3.4点(平均以上)と唯一平均を超えており、ワックスとしての手触り・操作性は評価できます。一方、髪補修力1.2点・スカルプケア力0.7点はともに「要注意」水準ですが、これはスタイリング剤の設計上ほぼ必然的な数値です。注目すべきは安全性スコア2.6点(やや物足りない)で、その背景には防腐システムの設計に起因する懸念があります。

STATS OVERVIEW — 5点満点 / 平均3.0
総合点 2.38
使用感 3.4
全体的な安全性 2.6
保湿力 2.4
髪補修力 1.2
スカルプケア力 0.7
※ 評価軸はシャンプー・トリートメント含む全カテゴリ共通。スタイリング剤は補修・スカルプ系スコアが構造的に低く出ます。

全15成分というミニマルな処方設計は、スタイリングに必要な骨格のみを抑えた実直な構成。長年支持される理由はここにあります。

注目成分

PEG-90M ─ 分子量400万の「テクスチャーアーキテクト」

本処方の最大の特徴成分。超高分子量(約400万)の水溶性ポリマーで、わずか0.1〜0.5%の微量添加で水中に三次元ネットワーク構造を形成し、製品全体のテクスチャーを制御するテクスチャーモディファイヤーです。EWGスコアは3と許容範囲内。分子が極めて大きいため経皮吸収リスクは0.20(低い)と評価されており、頭皮への残留懸念は低水準です。ただし生分解性スコアは0.40と中〜低程度で、合成ポリマーとしての環境負荷は念頭に置くべきデータです。高濃度の陽イオン界面活性剤との配合は増粘性能を損なう可能性があるため、本処方ではノニオン系界面活性剤(セテス-6・セテス-10)との組み合わせでその回避が図られています。

キャンデリラロウ ─ EWG:1の天然ハードワックス基剤

メキシコ産低木(Euphorbia cerifera)から得られる植物性ワックス。EWGスコア1・コメドジェニック度1・生分解性0.80と安全性・環境性能ともに優秀な成分です。融点が高く硬度に優れるため、ハードワックス特有のセット力の基盤を担います。マイクロクリスタリンワックスとの組み合わせはワックス処方の定番パターンで、「固さと延展性のバランス最適化」という処方設計意図が読み取れます。

スクワラン ─ 高吸収エモリエントとして機能

EWGスコア1・コメドジェニック度0という安全プロファイルを持ちながら、経皮吸収リスクスコアは0.80(高い)というデータに注目です。これはスクワランが人体の皮脂成分に類似した構造を持つため浸透しやすいことを示しており、スタイリング中の指先・頭皮への馴染みの良さに寄与していると考えられます。植物由来品が主流の現在、エモリエント効果による毛髪表面のなめらかさを担う役割を担います。

メチルパラベン + プロピルパラベン ─ 防腐デュオの安全性データ

フェノキシエタノールとの三剤併用は防腐効果の相乗作用を生みますが、3成分すべてがGHS感作性1B物質に分類されています。さらにメチルパラベン・プロピルパラベンは内分泌かく乱性(EDC)疑いの成分としてデータベースに記載されており、EWGスコアはそれぞれ4・6。プロピルパラベン(EWG:6)は本処方中で最も高いスコアです。EU・JP規制の対象外かつCIR評価は「Safe as Used」ですが、客観データとして把握しておく価値があります。

マイクロクリスタリンワックス ─ 鉱物由来の安定固化剤

石油精製由来の固形炭化水素で、EWGスコア2・CIR評価は「Safe as Used」。化学的安定性が高く、ワックス製品の長期品質維持に貢献します。ただし生分解性スコア0.20は本処方成分中で最も低く、環境負荷の観点では留意が必要なデータです。

EWG SAFETY SCORE — 成分別(1=最安全 / 10=要注意)
1
キャンデリラロウ
1
スクワラン
1
ヒドロキシ
ステアリン酸
1
BG
1
2
マイクロクリスタリン
ワックス
3
コハク酸
ジオクチル
3
PEG-90M
3
水酸化Na
4
セテス-10
4
セテス-6
4
メチル
パラベン
6
プロピル
パラベン
1〜2 安全
3 許容範囲
4 やや注意
6 注意

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感スコア3.4点(平均以上):PEG-90Mによるテクスチャー制御 + スクワランのエモリエント効果が組み合わさり、指への伸び・まとまりのある操作性を実現
  • キャンデリラロウのEWG:1:ハードワックス基剤としてはクリーンな選択。植物由来かつ生分解性0.80と環境性能も良好
  • 15成分のミニマル処方:無駄な機能成分を省いたスタイリング特化設計。成分の少なさは敏感な頭皮環境へのリスク最小化にも寄与
  • 参考価格815円:専売品ながら業務用チャンネルでの流通も多く、実勢価格での入手しやすさはある

デメリット・注意点

  • 防腐剤3成分すべてがGHS感作性1B:フェノキシエタノール・メチルパラベン・プロピルパラベンが揃って該当。単独では規制外ですが、感作リスクの積み上がりは認識しておきたいデータ
  • EDC疑い成分が2種:メチルパラベン(EWG:4)・プロピルパラベン(EWG:6)はいずれも内分泌かく乱性の疑いが指摘されています。頭皮への長期塗布・残留には留意を
  • マイクロクリスタリンワックスの生分解性0.20:本処方中で最も低い環境負荷指標。石油由来ワックスとしての課題
  • 髪補修・スカルプケアは期待できない設計:補修成分・育毛補助成分は処方に存在せず、スタイリングに機能を特化した割り切り処方

余談ですが、Cosmetics & Toiletries誌の研究によると、PEG-90Mのような超高分子量ポリマーは「疑似網目構造(pseudo-network)」を水相に形成し、その効果はカーボポール系ゲルに匹敵するほどの増粘効率を発揮するとされています。ハードワックス特有のあの「重みのある伸び」の一端を担う成分です。

まとめ

一言で言うと

「使用感に振り切ったミニマル処方、ただし防腐設計がボトルネック」

スタイリング剤としての機能骨格はキャンデリラロウ+マイクロクリスタリンワックス+PEG-90Mで固められており、2011年発売から変わらず支持される理由は使用感の安定性にあります。一方、防腐システムにGHS感作性1B成分が3種集中し、うち2種はEDC疑い成分というデータは、特に毎日使用するスタイリング剤として留意したい点です。

口コミ数が非公開のため口コミとの照合は困難ですが、使用感スコア3.4点と「長年愛されている」というメーカーコメントの一致性は、ベーシックな操作性の安定さを裏付けるデータと読み取れます。

使用シーン別推奨度:

  • ハードワックスのベーシックを試したい方:キャンデリラロウ主体のクリーンな油性基剤とPEG-90Mの安定テクスチャーは入門に適しています
  • 頭皮に直接つけるスタイリングをする方:GHS感作性1B成分3種・EDC疑い2種の防腐設計は、頭皮への長期塗布シーンでは代替製品との比較を検討する価値があります
  • 成分の少なさを重視する方:15成分のミニマル処方は「入っていない安心感」を求める方の選択肢になりえます。ただし防腐剤の質は別途確認を
  • 補修・スカルプ効果を期待する方:該当機能成分は処方上存在しないため、他カテゴリの製品を選ぶべきです
SAFETY & ENVIRONMENT SNAPSHOT
GHS感作性1B
3成分
フェノキシエタノール
メチル・プロピルパラベン
EDC疑い
2成分
メチルパラベン
プロピルパラベン
生分解性(平均)
0.63
15成分平均
中程度
経皮吸収リスク(平均)
0.42
15成分平均
中程度

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