解析結果

ミルボン ニゼル ハイクラッチフィズ

カテゴリ:スタイリング剤

ミルボン ニゼル ハイクラッチフィズ
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総合ランク

328個中 327

総合点

0.88
0.88

1mlあたり

6.9
コスパ
0.7

口コミの評価

3.5
口コミ数 32件
3.5

カテゴリ内順位

100%以内
328位 / 328製品中
上位
ミルボン ニゼル ハイクラッチフィズ解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3.5 口コミ評価
Amazon 32 口コミ数
Amazon 2475 Amazonランク

@cosme 4.7 口コミ 41件

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

SVHC高懸念・EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収25件

リスクスコア 12/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 22件評価済み
SVHC シクロメチコン
EU規制 シクロメチコン
EWG 3+ AMP(3)、PEG-20(3)、PEG-4(3)、PG(4)、イソステアリン酸(3)、シクロメチコン(4)、セテス-30(4)、ポリソルベート20(3)、ミリスチルアルコール(3)、ミリスチン酸(3)、ラウリル硫酸Na(8)、ラウレス硫酸Na(6)
リスクスコア
12 / 100
EWG スコア
平均 2.7 最高 8
フラグ成分の詳細(1件)
SVHC EU REACH 高懸念物質
シクロメチコン
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
シクロメチコン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
フェノキシエタノール・ラウリル硫酸Na他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
41%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 26
植物エキス 0
コスパ
0.7
安全性
2.5
素材の品質
-0.3
育毛力
1.3
使用感の良さ
1.0
エイジングケア
-0.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
0.1
スキンケア力
-0.3
環境配慮
0.6
浸透力
2.1
即効性
2.6
持続性
2.5
ツヤ感
0.2
サラサラ感
0.4
優れた素材 0
注意素材 2
香り ホワイトフローラル、フルーティーノート、シトラス

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

200ml

参考価格

1382円

1ml単価

6.9円

JAN

4954835360111

ASIN

B009DYGTS6

発売日

2023年12月21日

ID

11605

製造国

日本

シリーズ名

ニゼル ドレシアコレクション

対象の髪タイプ

パーマヘア向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

乾いた髪からしっかりとウェーブを戻す。ゆったりとほぐれた毛束感を表現。
広告を含みます。
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ANALYZEDミルボン ニゼル ハイクラッチフィズの解説

ラウリル硫酸Naを2種配合したフォームを、パーマ向けに選ぶ理由とは

解析チームです。ミルボン ニゼル ハイクラッチフィズは、パーマヘア向けのエアゾールフォームスタイリング剤。LPGを噴射剤に使用したムースタイプで、ホワイトフローラル系の香りが特徴です。成分面では注目すべき点が複数あり、詳しく見ていきます。

概要

解析スコアの総合点は0.95点。全項目の平均水準である3.0点を2.05点下回る結果となりました。特に「配合成分のレベル(-0.3点)」「スカルプケア力(-0.3点)」「エイジングケア力(-0.2点)」の3項目が平均を大きく下回り、いずれも「要注意」水準です。使用感(1.0点)とコスパ(0.83点)も標準には届かず、全体的に厳しい評価となっています。

一方、口コミ評価は4.66点/5点満点(32件)と非常に高く、解析スコアとの乖離が目立ちます。この差は「スタイリング剤としての仕上がり感」と「成分・頭皮安全性」を別軸で評価した結果として読み解けます。

ANALYSIS STATS
解析スコア ビジュアライズ
配合成分レベル要注意
全体的な安全性要注意
髪補修力要注意
スカルプケア力要注意
使用感要注意
エイジングケア力要注意
保湿力要注意
コスパ要注意
TOTAL SCORE 0.95 / 5.0
バー長さは5点満点に対する比率

注目成分

ラウリル硫酸Na(SLS)

配合成分の中で最も懸念されるのがラウリル硫酸Naです。EWGスコアは8(最高リスク水準)、コメドジェニック度は5(最高値)。分子量が小さく皮膚浸透性が高いため、タンパク質変性・皮膚バリア機能破壊を引き起こす可能性が指摘されています。学術的には「SDS-PAGE」という電気泳動実験でタンパク質を変性させる試薬として使われるほどの強力な作用を持ちます。また、GHS感作性1B物質に分類されており、継続使用による感作リスクも考慮が必要です。CIR(化粧品成分安全性審査機関)は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」と評価しており、配合濃度の管理が前提となります。

ラウレス硫酸Na(SLES)

EWGスコア6GHS感作性1B分類。SLSにエチレンオキサイドを付加することで皮膚浸透性を低減した改良型ですが、過剰な脱脂作用によるバリア機能低下・乾燥のリスクは引き継いでいます。本製品はスタイリングフォームのため、これらの洗浄系アニオン界面活性剤は主に乳化補助剤として機能していると推測されますが、頭皮への直接接触が想定されるスタイリング剤に高EWGスコアのアニオン界面活性剤が2種類同時に配合されている点は、スカルプケア力スコア-0.3点に直結する要因です。

シクロメチコン(D4/D5)

揮発性シリコーンで、使用感のなめらかさ・べたつきのなさに貢献します。しかしEUのAnnex III(制限成分リスト)に収載されており、SVHCとしての懸念があります。特に重要なのは生分解性スコア0.20という数値で、本記事で解析した25成分の平均0.67と比較しても極めて低く(0.3以下)、環境中への蓄積リスクが指摘されています。内分泌かく乱の懸念からEU圏では使用量規制が進んでいる成分です。

シア脂

EWGスコア1、コメドジェニック度0、生分解性0.95と全指標で高水準を誇る植物性エモリエント成分。オレイン酸・ステアリン酸主体の脂肪酸組成に加え、アラントイン・トコフェロールを天然含有し、毛髪への油膜保護と保湿補助に機能します。ただし成分表上の配合順位がやや後方のため、処方全体に占める割合は限定的と推測されます。ジメチコノールとの相乗効果(コーティング持続性の向上)が期待できる組み合わせです。

フェノキシエタノール

パラベン代替として広く普及している防腐剤ですが、GHS感作性1Bに分類されています。経皮吸収リスクスコアが0.70と高く、頭皮に留まる可能性があります。本製品ではラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸NaとあわせてGHS感作性1B成分が計3種類配合されており、感作リスクが複合的に積み重なる点は注目に値します。

余談ですが、European Journal of Dermatologyの報告によると、同一製品中に複数の感作性成分が共存する場合、単独配合時よりも接触感作の誘発リスクが統計的に上昇するという知見が示されており、処方設計における感作性成分の総量管理の重要性が改めて議論されています。

メリット・デメリット

メリット

  • エアゾールフォームならではの軽い使用感:シクロメチコンとジメチコノールの組み合わせで、揮発後のべたつきを抑えた仕上がりを実現
  • シア脂配合でエモリエント補助:パーマヘアの乾燥した毛髪に対し、油膜コーティングによる保護作用を提供
  • 乳化剤の多層設計:セテス-30・PEG-60水添ヒマシ油・ポリソルベート20・AMPの組み合わせにより製剤安定性を確保。AMPは配合中の脂肪酸成分(ミリスチン酸・イソステアリン酸)との中和反応で乳化を補助するという処方設計が読み取れます
  • 口コミ評価4.66点:32件のユーザー評価は使用感・スタイリング持続性への満足度の高さを示す

デメリット・注意点

  • ラウリル硫酸Na(EWG:8)配合:スカルプケア力-0.3点の主因。乾燥肌・敏感肌では頭皮刺激のリスクに注意
  • GHS感作性1B成分が3種類同時配合:ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・フェノキシエタノールの複合感作リスクは看過できない
  • シクロメチコンの環境負荷:生分解性0.20は解析25成分中で最低水準。EU規制対象成分であり、環境配慮の観点で懸念あり
  • PGは旧指定成分:日本の旧表示指定成分(現・表示指定成分)に分類。高濃度では界面活性剤との併用で刺激増加の注意情報あり
  • 髪補修力・保湿力が業界平均を大幅に下回る:スタイリング機能に特化した処方であり、補修・保湿を期待する用途には適さない

まとめ

一言で言うと

「スタイリング感は◎、でも頭皮と環境には優しくない、オールドスクール処方のフォーム」

総合スコア0.95点はシャンプー解析ドットコムの評価基準において全項目が「要注意」水準に収まる結果です。成分面で特に気になるのはEWG:8のラウリル硫酸Naを含むGHS感作性1B成分3種の同時配合と、生分解性0.20のシクロメチコン(EU規制対象)の使用です。スタイリング剤としての仕上がりや使用感を重視する設計であることは処方から読み取れますが、頭皮や環境への配慮という観点では2010年代初頭の設計思想をそのまま反映した処方と言えます。

口コミ4.66点という高評価と解析スコアの大きな乖離は、「スタイリング効果の満足度」と「成分安全性・スカルプへの優しさ」が別次元で評価されていることを示しており、何を優先するかによって評価が大きく分かれる製品です。

使用シーン別推奨度:

  • パーマヘアのスタイリング固定目的:ムースの泡質・キープ力を重視するならユーザー口コミは参考になる。ただし頭皮への接触を最小限にとどめる使い方が前提
  • 頭皮が敏感・乾燥しやすい方:GHS感作性1B成分3種配合のため、慎重な選択が求められる
  • 環境配慮を重視する方:シクロメチコン(生分解性0.20)がEU規制対象成分であり、環境負荷の観点からは代替製品の検討を推奨
  • パーマ後の補修・保湿も同時に求める方:髪補修力0.8点・保湿力0.1点は本製品の守備範囲外。スタイリング後に別途補修ケアを組み合わせる設計が現実的
SAFETY & ECO INDEX
主要リスク成分 一覧
ラウリル硫酸Na
GHS感作性1B / EWG:8 / コメドジェニック度:5
8
ラウレス硫酸Na
GHS感作性1B / EWG:6
6
シクロメチコン
EU Annex III規制 / 生分解性:0.20(極低)
EU
フェノキシエタノール
GHS感作性1B / 経皮吸収リスク:0.70(高)
1B
※EWGスコアは1(最安全)〜10(最高リスク)。GHS感作性1B=感作性物質(国連勧告基準)

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