解析結果

ミルボン クフラ ラフリッジホイップ

カテゴリ:スタイリング剤

ミルボン クフラ ラフリッジホイップ
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総合ランク

328個中 322

総合点

1.12
1.12

1mlあたり

7.2
コスパ
0.9

カテゴリ内順位

98%以内
324位 / 328製品中
上位
ミルボン クフラ ラフリッジホイップ解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 9399 Amazonランク

@cosme 4.5 口コミ 70件

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収23件

リスクスコア 8/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 18件評価済み
EU規制 メチルイソチアゾリノン
EWG 3+ AMP(3)、PEG-20(3)、PEG-4(3)、イソステアリン酸(3)、エタノール(3)、セテス-30(4)、パルミチン酸セチル(3)、ポリクオタニウム-4(3)、ミリスチルアルコール(3)、ミリスチン酸(3)、メチルイソチアゾリノン(8)、ラウレス硫酸Na(6)
リスクスコア
8 / 100
EWG スコア
平均 2.9 最高 8
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
メチルイソチアゾリノン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1A 1件
メチルイソチアゾリノン
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
65%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 24
植物エキス 0
コスパ
0.9
安全性
2.6
素材の品質
0.2
育毛力
1.6
使用感の良さ
1.6
エイジングケア
0.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
0.3
スキンケア力
-0.1
環境配慮
1.3
浸透力
2.0
即効性
2.7
持続性
2.5
ツヤ感
0.4
サラサラ感
0.7
優れた素材 1
注意素材 1
香り 香料入

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

200ml

参考価格

1447円

1ml単価

7.2円

JAN

4954835161213

ASIN

B004MGXJ8I

発売日

2010

ID

11703

製造国

日本

シリーズ名

クフラ

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

髪になじませ、くしゅくしゅ握ったり、軽やかなリッジを創り出すようにスタイリングする
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ANALYZEDミルボン クフラ ラフリッジホイップの解説

メチルイソチアゾリノンが入ったスタイリング剤、今でも使い続けていいのか

解析チームです。ミルボンのスタイリングフォーム「クフラ ラフリッジホイップ」を成分データベースと照合して解析しました。総合点1.12点という数値が示す通り、安全性・成分品質の両面で厳しい評価となった製品です。

概要:総合点1.12点が示す現実

全スコアが平均3.0点を大きく下回り、特に全体的な安全性が0.0点スカルプケア力は−0.1点(マイナス)という結果は、スタイリング製品として頭皮に触れることを考えると看過できない水準です。LPG(液化石油ガス)を噴射剤に使用したエアゾールタイプの泡状スタイリング剤ですが、防腐剤選定と洗浄成分の処方設計に大きな課題が集中しています。

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価(5点満点 / 平均3.0)
配合成分のレベル 0.2点
全体的な安全性 0.0点
髪補修力 1.5点
使用感 1.6点
スカルプケア力 −0.1点
保湿力 0.3点
エイジングケア力 0.2点
コスパ 0.9点
総合点 1.12 / 5.0

スコア上で唯一わずかに存在感を示すのが使用感(1.6点)と髪補修力(1.5点)ですが、これらも平均3.0点に対し「要注意」域。スタイリング剤として形状維持やテクスチャー付与は機能するものの、安全性スコアのゼロ点が処方全体の評価を引き下げる主因となっています。

注目成分:処方設計を読み解く

EWG:8 / GHS感作性1Aメチルイソチアゾリノン

今回の処方で最大の注目点がこの成分です。EWGスコア8(最高リスク域)のイソチアゾリノン系防腐剤で、チオール基を持つ酵素を不活性化して抗菌作用を発揮します。GHS感作性分類では最も強い感作性カテゴリ「1A」に位置づけられており、EUではリーブオン製品への実質禁止、日本でも配合上限0.01%のポジティブリスト成分です。余談ですが、欧州皮膚科学会(ESCD)のコンセンサスによると、メチルイソチアゾリノンは低濃度の反復暴露であっても接触性アレルギーを誘発するリスクが報告されており、「パラベンフリー代替」として普及した2010年代に欧州でアレルギー患者が急増した主因のひとつとして記録されています。

EWG:6 / GHS感作性1Bラウレス硫酸Na(SLES)

SLESとも呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウリル硫酸Naにエチレンオキサイドを付加して皮膚浸透性を低減した改良型ですが、EWG:6・GHS感作性1Bと安全性の懸念は残ります。スタイリング剤中に配合される場合、スタイリング時に頭皮へ直接触れることがあるため、シャンプー中の一時的接触とは状況が異なります。なお、成分間の注意情報として、ポリクオタニウム-4(本処方に配合)との拮抗関係が確認されており、アニオン性のSLESとカチオン性高分子ポリクオタニウム-4が共存することで沈殿・性能低下を招くリスクも指摘されています。

アミノ酸系 / 安全性良好ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl

この処方で数少ないポジティブ評価ができる成分がこれです。アルギニン(アミノ酸)の誘導体で、強いカチオン性によりダメージ部位への選択的吸着と毛髪内部への浸透性を併せ持ちます。帯電防止・保湿・指通り改善・切れ毛抑制を同時に担う多機能成分で、EWG規制・EU規制とも問題なし。ケラチン・パンテノール・ヒアルロン酸との相乗効果が報告されていますが、本処方にはそれらの組み合わせ相手が不在のため、ポテンシャルを最大限に活かし切れていない設計と言えます。

シリコーン系 / 2成分ジメチコノール+ジメチコンコポリオール

2種のシリコーンを組み合わせたコーティング設計がこの処方の使用感を支える核です。ジメチコノールは末端水酸基を持ち通常のシリコーンより耐久性が高く、ジメチコンコポリオールはポリエーテル変性により水系製剤との分散性を改善した両親媒性シリコーン。成分データでも「その他シリコーン系成分との相乗効果」が確認されており、2成分の組み合わせによるしなやかなコーティング持続性が、使用感スコア1.6点の主要因と推察されます。ただし生分解性はそれぞれ0.40・0.35と低く、環境負荷の観点での懸念は残ります。

植物由来 / EWG:1変性コーンスターチ

トウモロコシ由来デンプンを化学改質した粉体成分で、皮脂吸着によるサラサラ感の付与がスタイリングフォームとしての質感を補助します。EWG:1・生分解性0.95と環境・安全性プロファイルは本処方中でトップクラス。タルク・シリカとの相乗効果が報告される成分で、テクスチャーコントロールに寄与する成分としては妥当な選択です。

メリット・デメリット

MERIT
  • ジヒドロキシプロピルアルギニンHClによるダメージ毛への選択的補修
  • ジメチコノール+ジメチコンコポリオールの2段階シリコーンコーティングで使用感を確保
  • 変性コーンスターチがベタつきを抑え軽い仕上がりを実現
  • ポリクオタニウム-4×シリコーンで帯電防止効果を増強
DEMERIT
  • メチルイソチアゾリノン(EWG:8 / GHS 1A):全体的な安全性スコアをゼロ点に引き下げる最大要因
  • フェノキシエタノール+ラウレス硫酸Na(いずれもGHS 1B):感作性リスクある成分が防腐剤・洗浄成分として重複配合
  • ポリクオタニウム-4×ラウレス硫酸Na:カチオン系高分子とアニオン界面活性剤の拮抗関係で性能低下リスク
  • 保湿・エイジングケア成分がほぼ不在で保湿力0.3点・エイジングケア力0.2点

環境面では、ジメチコノール(生分解性0.40)・ジメチコンコポリオール(生分解性0.35)・ポリクオタニウム-4(生分解性0.40)といった高分子成分が生分解性の低さを示しており、使用後の排水環境への残留が懸念されます。生分解性の低いシリコーン類が主要な機能成分を担う処方設計は、現在の環境配慮トレンドとやや逆行します。

まとめ

一言で言うと

「EWG:8防腐剤が全てを台無しにした処方」

スタイリングフォームとしての質感付与機能(シリコーン2種+変性コーンスターチ)はある程度成立していますが、メチルイソチアゾリノン(EWG:8 / GHS感作性1A)の配合が安全性スコアをゼロに押し下げ、総合点1.12点という厳しい結果を招いています。2011年発売という製造年を考慮すると、当時は「パラベンフリー代替」として広く採用されていた防腐剤選定ですが、現在の安全性基準に照らすと時代遅れと評価せざるを得ません。

使用シーン別推奨度:

  • 頭皮への直接塗布を避けられる毛先スタイリング用途:コーティング機能は一定程度機能するが、感作性成分の存在は無視できない
  • 頭皮に近い根元への使用:メチルイソチアゾリノン・ラウレス硫酸NaのGHS感作性リスクから推奨しにくい
  • 敏感肌・頭皮トラブルのある方:GHS感作性1A・1B成分が3種配合されており、代替品を強く検討すべき水準
  • デイリー使いとして繰り返し使用したい方:反復暴露によるアレルギー誘発リスクが研究で示されており、長期使用には特に注意が必要
SAFETY RADAR — 環境・安全性指標
3
GHS感作性該当成分
1A×1 / 1B×2
0.65
平均生分解性スコア
中程度(シリコーン類が低値)
0.42
平均経皮吸収リスク
中程度

@cosmeスコアは4.5/7.0と「普通」域に留まり、ECサイトランキング9399位という市場での埋もれ感は、成分データが示すリスクを市場が既に静かに評価しているとも読めます。

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