解析結果

ミルボン ジェミールフラン シャンプーD 1000ml(レフィル)

カテゴリ:シャンプー

ミルボン ジェミールフラン シャンプーD 1000ml(レフィル)
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総合ランク

2173個中 583

総合点

3.57
3.57

1mlあたり

3.6
コスパ
3.4

カテゴリ内順位

26%以内
570位 / 2,173製品中
上位
ミルボン ジェミールフラン シャンプーD 1000ml(レフィル)解析チャート
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DATA口コミ・販売データ

Amazon 5476 Amazonランク

@cosme 5.0 口コミ 436件

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収27件

リスクスコア 7/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 20件評価済み
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ AMP(3)、EDTA-2Na(6)、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、コカミドメチルMEA(4)、スルホコハク酸ラウレス2Na(5)、ポリクオタニウム-73(4)、ラウリルベタイン(3)、ラウレス-16(4)、ラウレス-6酢酸Na(4)、安息香酸Na(3)、水酸化Na(3)
リスクスコア
7 / 100
解析安全性値
4.2 / 5
EWG スコア
平均 2.8 最高 6
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
ポリクオタニウム-73
内分泌かく乱性
なし
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
30%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 27
植物エキス 3
コスパ
3.4
安全性
4.2
素材の品質
3.1
洗浄剤の品質
4.3
洗浄力
3.8
髪補修力
2.7
育毛力
2.2
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
2.9
ホワイトニング
2.9
保湿効果
2.9
スキンケア力
1.8
環境配慮
2.0
浸透力
2.9
即効性
4.3
持続性
3.6
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.5
優れた素材 3
注意素材 0
香り フルーツの香り
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ANALYZEDミルボン ジェミールフラン シャンプーD 1000ml(レフィル)の解説

洗浄剤の品質で勝負するシャンプー、頭皮ケアへの答えは持っているのか

解析チームです。ミルボンの「ジェミールフラン シャンプーD」は、普通毛〜硬毛向けに設計されたプロ仕様ライン。洗浄剤の品質4.3点・安全性4.2点という二軸が光る一方で、スカルプケア力と育毛効果には明確な割り切りが見える処方設計です。

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概要

総合点は3.57点(業界平均3.0比+19%)と平均以上の水準。特筆すべきは洗浄剤の品質4.3点(優秀)全体的な安全性4.2点(優秀)の高さで、これ2項目がスコアを底上げしています。一方、スカルプケア力1.8点(要注意)・育毛効果2.2点(要注意)・髪補修力2.7点(やや物足りない)と、頭皮・補修系の機能は意図的に削ぎ落とされた設計です。「よく洗えて安全」を軸に、コンディショニングで使用感を補うコンセプトが数字から透けて見えます。

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価
洗浄剤の品質 4.3 / 5.0
全体的な安全性 4.2 / 5.0
洗浄力 3.8 / 5.0
コスパ 3.4 / 5.0
使用感 3.1 / 5.0
保湿力 2.9 / 5.0
髪補修力 2.7 / 5.0
育毛効果 2.2 / 5.0
スカルプケア力 1.8 / 5.0
総合スコア 3.57 / 5.0

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注目成分

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)― ミルボン独自の"共有結合型"補修素材

この処方で最も技術的に高度な成分がこれです。通常の加水分解ケラチンは「毛髪表面に吸着するだけ」ですが、この成分はCMAD基がダメージ毛のシステイン残基とSH/SS交換反応(混合ジスルフィド結合)を形成し、毛髪内部に共有結合的に定着します。洗い流し後や熱処理後も補修効果が持続する点が決定的な違いで、剛性率(ねじれ応力)の改善など力学的強度の回復効果も報告されています。ミルボン「エルジューダ」シリーズでも採用されている先進素材で、還元剤(チオグリコール酸等)との同時使用は効果を相殺するため注意が必要です。

余談ですが、毛髪科学の文脈では、ケラチン分子が化学的に毛髪内部と結合する「反応性ケラチン」の研究は2000年代から加速し、単なる「コーティング」から「修復」へのパラダイムシフトとして注目されてきた経緯があります。

ラウロイルシルクアミノ酸Na ― 洗浄しながらコンディショニング

ラウリン酸とシルク(絹)由来の加水分解アミノ酸が縮合した高機能洗浄成分。アニオン界面活性剤でありながら18種のアミノ酸残基による保湿・柔軟作用を同時発揮する点が一般的なラウロイル系との差別化ポイント。低脱脂力・クリーミーな泡質で、普通毛の表面にシルク由来タンパクを残す設計です。生分解性0.80と環境負荷も低水準。ただし、全成分の配合順からは上位成分に比べてやや後方に位置するため、配合量は補助的と推測されます。

ポリクオタニウム-10 / 52 / 73 ― 三重カチオンポリマー戦略

シャンプー剤中に3種のカチオン性高分子を同時配合するのは、使用感設計への明確な意図の表れです。ポリクオタニウム-10(セルロース系・EWG2)は定番のコンディショニングと帯電防止、ポリクオタニウム-52(球状3次元架橋構造)は洗浄後のきしみを抑制、ポリクオタニウム-73は髪表面へのツヤ・滑らか感の付与を担います。ただし、ポリクオタニウム-73はマイクロプラスチック含有成分として分類されており、環境配慮の観点では留意が必要です。

加水分解ヒアルロン酸 × BG ― 確認された相乗保湿効果

この製品で成分間の相乗効果が確認されているのが加水分解ヒアルロン酸とBGの組み合わせです。加水分解ヒアルロン酸は通常のヒアルロン酸Na(分子量100〜200万Da)を数百〜数万Daまで低分子化したもので、角質層への浸透性が格段に高く(EWG1)、洗い流し後も角質内に留まる持続保湿が特徴。BGは溶剤機能を持ち、有効成分の浸透を補助します。同様にグリセリン×BGの相乗効果も確認されており、保湿層を多重に設計している点は評価できます。

ココイルメチルタウリンNa ― 実は高品質ラインの証

タウリン系アミノ酸界面活性剤に分類されるこの成分(EWG2)は、アミノ酸系の弱点だった泡立ちの弱さを改善し、クリーミーな泡質を保ちながら適度な洗浄力を発揮します。脱脂しすぎず、刺激が少ない。生分解性0.75と環境負荷も低水準。一方で処方全体にはオレフィン(C14-16)スルホン酸Na(EWG4)も配合されており、こちらは洗浄・起泡力は高いものの脱脂力も強め。タウリン系の穏やかさと、オレフィン系のパワーのバランスで「普通毛〜硬毛向け」という用途設定を実現しています。

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メリット・デメリット

メリット

  • 洗浄剤の品質4.3点(優秀):ラウロイルシルクアミノ酸Na・ラウレス-6酢酸Na・タウリン系など多系統の洗浄成分を重ねた処方は、同価格帯では充実した構成
  • 共有結合型ケラチン配合:ミルボン独自の反応性ケラチンは洗い流しても効果が持続する点で、一般的な加水分解ケラチンとは機能的に別格
  • 安全性4.2点(優秀):主要保湿・洗浄成分のEWGスコアが低水準(グリセリン・乳酸Na・加水分解ヒアルロン酸はすべてEWG1)
  • 生分解性平均0.73(易分解):成分全体が易分解性の範囲にあり、環境負荷が低い処方設計
  • グリチルリチン酸2K・サクシニルグリチルレチン酸2Na配合:甘草由来の抗炎症成分を2種投入しており、洗浄時の微細な刺激を緩和する設計が入っている

デメリット・注意点

  • スカルプケア力1.8点(要注意):育毛有効成分・頭皮ケア特化成分がほぼ不在。頭皮環境の改善を優先したい場合は別ラインを要検討
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(EWG4)が上位配合:脱脂力が強く、ダメージ毛・敏感肌・乾燥傾向の頭皮には負担になる可能性がある
  • スルホコハク酸ラウレス2Na(EWG5)配合:補助洗浄剤としての役割だが、乾燥肌・カラー直後の髪には脱脂の蓄積が気になる組み合わせ
  • EDTA-2Na(EWG6)配合:品質安定剤として機能するが、生分解性0.40と低く、環境残留性が課題とされる成分
  • フェノキシエタノールはGHS感作性1Bに分類。感作性リスクは低濃度使用で管理されているが、敏感体質の方は把握しておくべきポイント
  • ポリクオタニウム-73はマイクロプラスチック含有。環境配慮を重視する選択眼にはマイナス材料になりうる

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まとめ

一言で言うと

「洗浄系の設計で誠実に勝負した、普通毛向けプロライン」

頭皮・育毛・補修といった付加価値を盛らず、洗浄剤の品質と安全性に注力した処方設計は、ターゲット(普通毛〜硬毛)に対して正直です。カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンという化学結合型補修素材は技術的に本物ですが、配合量や処方全体の補修力スコア(2.7点)を考えると、「補修はトリートメントに任せて、シャンプーは高品質な洗浄を」という役割分担を前提とした製品と解釈するのが自然です。

POSITIONING MAP
STRONG
洗浄剤の品質
全体的な安全性
環境生分解性
WEAK
スカルプケア力
育毛効果
髪補修力
NEUTRAL
保湿力
使用感
コスパ

使用シーン別推奨度:

  • 普通毛・健康毛でスタイリング剤を多用する方:オレフィン系の洗浄力と複数のアミノ酸系洗浄剤の組み合わせで、汚れをしっかり落としながら洗い上がりの感触も確保できる。推奨度は高め
  • 硬毛・剛毛で柔らかさを求める方:メーカーが明示する「普通毛〜硬毛向け」の位置づけと、シルクアミノ酸・ポリクオタニウム三重構成が一致している。合いやすい可能性あり
  • ダメージ毛・カラー毛で補修を優先したい方:髪補修力2.7点(やや物足りない)・スルホコハク酸系の脱脂力も考慮すると、補修特化ラインの選択が現実的
  • 頭皮トラブル・育毛が気になる方:スカルプケア力1.8点(要注意)。このシャンプーにその役割を求めるのは処方設計の範囲外
  • サロン品質を毎日のベースとして使いたい方:1000mlレフィルで3,611円(約3.6円/ml)、洗浄剤の品質と安全性のバランスで見るとコスパは標準的な評価

口コミ情報は限られるものの、メーカーが訴求する「やわらかさ・おさまり感」は、ポリクオタニウム三重構成とシルクアミノ酸由来の洗浄成分という処方的根拠と方向性が一致しており、感触面の訴求には一定の裏付けがあると言えます。

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