解析結果

コーセーコスメポート サロンスタイル ヘアワックス ヘアメイク

カテゴリ:スタイリング剤

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総合ランク

328個中 316

総合点

1.34
1.34

1mlあたり

6.6
コスパ
1.0

カテゴリ内順位

97%以内
318位 / 328製品中
上位
コーセーコスメポート サロンスタイル ヘアワックス ヘアメイク解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4548 Amazonランク

@cosme 4.7 口コミ 139件

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

CMR発がん性・IARC発がん性・EU規制の成分が検出されました(3件)

個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性4件・経皮吸収28件

リスクスコア 17/100 | ! フラグ成分 3 | EWG 25件評価済み
CMR BHT、PVP
IARC PVP
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ BHT(7)、PG(4)、PVP(3)、TEA(6)、エタノール(3)、エチルパラベン(5)、カルボマー(3)、ジメチコン(3)、トリエチルヘキサノイン(3)、プロピルパラベン(6)、ポリソルベート80(4)、ミネラルオイル(4)、メチルパラベン(4)、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(4)、加水分解コムギタンパク(4)、安息香酸Na(3)
リスクスコア
17 / 100
EWG スコア
平均 3.2 最高 7
フラグ成分の詳細(3件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT、PVP
IARC WHO 発がん性分類
PVP
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
エチルパラベン・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
4件検出
BHT・エチルパラベン他
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
45%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 29
植物エキス 1
コスパ
1.0
安全性
2.1
素材の品質
0.3
育毛力
1.5
使用感の良さ
1.2
エイジングケア
0.3
ホワイトニング
2.7
保湿効果
0.7
スキンケア力
0.0
環境配慮
1.0
浸透力
2.4
即効性
3.7
持続性
3.4
ツヤ感
0.3
サラサラ感
0.7
優れた素材 0
注意素材 2
香り さわやかなフルーティフローラルの香り
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ANALYZEDコーセーコスメポート サロンスタイル ヘアワックス ヘアメイクの解説

パラベン3種とBHTが同居するワックス、その安全性スコアの行方

解析チームです。コーセーコスメポートの「サロンスタイル ヘアワックス ヘアメイク」を成分レベルで読み解きます。474円・72mlという価格帯に何が詰まっているのか、データを正直にお見せします。

概要

総合点1.34点は、解析ドットコム平均(3.0点)を1.66点下回る水準です。評価の言語化ルールに照らせば、全スコアが「要注意」域に集中しており、特に全体的な安全性0点・スカルプケア力0点・エイジングケア力0.3点の三項目が際立って低い結果となりました。配合成分レベルも0.3点と低く、処方設計の古さが数字に直結した形です。

スタイリング剤という製品カテゴリ上、ホールド感・使用感の実用性がまず求められますが、使用感スコアも1.2点にとどまります。コスパ指標も1.03点と、「安価だから割り切れる」とは言いにくいラインです。

Stats Dashboard
総合点 1.34 / 5.0
配合成分レベル 0.3 / 5.0
全体的な安全性 0.0 / 5.0
髪補修力 1.6 / 5.0
使用感 1.2 / 5.0
保湿力 0.7 / 5.0
コスパ 1.03 / 5.0
平均ライン = 3.0点

2011年発売という点も処方設計の背景として念頭に置く必要があります。旧指定成分(PG・TEA・イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD)を複数含み、防腐剤体系もパラベン3種(エチル・プロピル・メチル)に安息香酸Naを重ねた古典的アプローチです。

注目成分

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

EWGスコア7は本製品の全成分中で最高リスク値です。CMR分類2(変異原性・催奇形性疑い)に該当し、EDC(内分泌かく乱物質)疑い成分としてもフラグが立っています。生分解性0.40と環境残留性も中程度。推奨配合量は0.01〜0.1%と極低濃度であり、酸化防止の補助成分にすぎませんが、処方全体の安全性スコア0点を牽引する要因のひとつです。余談ですが、EWGの研究によるとBHTの動物実験では脂肪組織への蓄積性が確認されており、近年は食品業界を中心に使用自粛が進んでいます。

パラベン3種(エチル・プロピル・メチル)

防腐剤としてエチルパラベン(EWG:5)・プロピルパラベン(EWG:6)・メチルパラベン(EWG:4)の3種を同時配合。3成分すべてがGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類されており、EDC疑いフラグも共通して付与されています。日本ではいずれも旧表示指定成分または化粧品成分基準収載。複数パラベン併用による相乗防腐効果は技術的に実績がありますが、感作リスクや環境ホルモン疑いを考慮すると、現行ではフェノキシエタノール主体の体系への移行が主流です。

ミネラルオイル+ジメチコン(コーティング二重奏)

ミネラルオイル(EWG:4、生分解性0.20)とジメチコン(EWG:3、生分解性0.20)がいずれも生分解性最低水準で並んでいます。どちらも毛髪表面に油膜・シリコーン膜を形成してツヤを出す役割ですが、環境への残留懸念が高い組み合わせです。ミネラルオイルのコメドジェニック度は2で、頭皮への付着が続く場合は毛穴詰まりのリスクも一定程度存在します。

イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD × BG(処方内唯一の相乗効果)

医薬部外品承認成分であるイソステアロイル加水分解コラーゲンAMPDは、コラーゲン由来ペプチドにイソステアリン酸をアシル化した両親媒性成分。毛髪への吸着力が高く、保湿・コンディショニングを担います。BGとの組み合わせは本製品で確認されている相乗効果ペアであり、ペプチドの吸着効率を高める作用が期待されます。ただし配合順は11番目と後半寄りで、処方上の比重は限定的と見るのが妥当です。

加水分解コムギタンパク(アレルギー表示義務成分)

EWG:4。小麦グルテン由来の植物性ペプチドで、髪のケラチンと類似したアミノ酸組成から毛髪補修・皮膜形成を担います。生分解性0.90と環境負荷は低めです。ただしJP規制:要アレルギー表示成分に指定されており、小麦アレルギーを持つ場合は注意が必要です。余談ですが、消費者庁の事例集によると加水分解コムギタンパクを含む頭髪製品で全身性アレルギー反応が報告されており、2011年以降は厳格な表示義務が課されています。

メリデメ

ここが評価できる点

  • コラーゲンペプチド×BGの相乗コンディショニング:処方内唯一の実証相乗ペア。ワックスカテゴリとしては一定の補修補助を意識した設計。
  • ミネラルオイル+セテアリルアルコールのコーティング膜:ツヤ出し・感触改良用途に特化しており、メーカーが訴求する「しっとりなめらか感」はこの組み合わせで一応説明がつく。
  • 褐藻エキス配合:フコイダンを含む褐藻由来エキスは毛乳頭細胞への働きかけが研究段階で報告されており、スカルプ成分としての布石になっている。

ここが物足りない・注意すべき点

  • 安全性スコア0点の直接要因:BHT(EWG:7)・TEA(EWG:6)・プロピルパラベン(EWG:6)・エチルパラベン(EWG:5)と高EWG成分が重なる。
  • GHS感作性1B成分が3種:エチルパラベン・プロピルパラベン・メチルパラベンはすべて皮膚感作性物質に分類。頭皮が乾燥気味・敏感気味の人には無視できない組み合わせ。
  • EDC疑い成分4種(BHT+パラベン3種):内分泌かく乱作用の疑いが現時点の科学的知見で指摘されている成分が複数同居。
  • 環境負荷の高い油剤:ミネラルオイル・ジメチコンともに生分解性0.20。環境配慮処方が普及する現在、周回遅れの設計。

注意成分の組み合わせ

TEAは亜硝酸塩との共存でニトロソアミン生成リスクが指摘されています(旧指定成分)。本処方では香料や複数防腐剤との同居が確認でき、長期連用時の蓄積的リスクとして念頭に置く必要があります。BHTも鉄塩類・銅塩類との共存で酸化反応を促進する可能性があり、水道水中のミネラルとの関係で製品品質に影響することも報告されています。

まとめ

一言で言うと

Safety & Environment Radar
GHS感作性 1B
3成分
パラベン3種
EDC疑い成分
4成分
BHT+パラベン3種
最高EWGスコア
7
BHT
低生分解性油剤
2成分
ミネラルオイル・ジメチコン(各0.20)

「2011年の処方設計が、そのまま現在に存在している」という一言に尽きます。安全性スコア0点は、BHT・TEA・パラベン3種・旧指定成分複数という成分の組み合わせが積み重なった結果であり、現在の処方設計基準と大きなギャップが生じています。

使用シーン別推奨度:

  • ライトなスタイリング目的(短期・たまに使い):ツヤとホールドの目的には一定機能するが、成分品質を考慮すると他の選択肢を検討したい。
  • 頭皮が敏感・乾燥気味の人:GHS感作性1B成分3種+TEA(EWG:6)の組み合わせから、頭皮への使用は避けるのが賢明。
  • 小麦アレルギーのある人:加水分解コムギタンパク(要アレルギー表示成分)配合のため対象外。
  • 環境配慮派:ミネラルオイル・ジメチコンの生分解性0.20は、現在の環境意識の高い選択基準に合致しない。

口コミデータが蓄積されていない状態のため、使用感トレンドとの照合は現時点では行えませんが、使用感スコア1.2点という数値は処方設計上の質感の限界を示しており、口コミが積まれた際に検証が期待される点です。

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