解析結果

エンシェールズ カラーバター 200g | ピンクベージュ

カテゴリ:カラートリートメント

エンシェールズ カラーバター 200g | ピンクベージュ
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総合ランク

92個中 60

総合点

2.49
2.49

1mlあたり

11
コスパ
1.6

口コミの評価

4.38
口コミ数 3632件
4.4

カテゴリ内順位

78%以内
73位 / 92製品中
上位
エンシェールズ カラーバター 200g | ピンクベージュ解析チャート

DATA口コミによる評価

EXETIME(エグゼタイム)

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4.4 口コミ評価
Amazon 3,632 口コミ数
Amazon 3298 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性11件・内分泌撹乱性3件・経皮吸収45件

リスクスコア 4/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 35件評価済み
EU規制 ブチルパラベン
EWG 3+ アモジメチコン(3)、イソプロパノール(6)、エタノール(3)、エタノールアミン(5)、グリチルレチン酸ステアリル(3)、ジココジモニウムクロリド(4)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアリルトリモニウムクロリド(6)、セテス-20(4)、パルミチン酸アスコルビル(3)、ヒマシ油(4)、ブチルパラベン(7)、プロピルパラベン(6)、メチルパラベン(4)、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル(4)、加水分解コムギタンパク(4)、塩基性紫2(5)、塩基性茶16(5)、塩基性赤76(7)、塩基性黄57(4)、赤227(7)、青205(3)
リスクスコア
4 / 100
EWG スコア
平均 3.4 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ブチルパラベン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 11件
エタノールアミン・ジココジモニウムクロリド他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
3件検出
ブチルパラベン・プロピルパラベン他
生分解性
64%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 53
植物エキス 0
コスパ
1.6
安全性
2.3
素材の品質
2.6
髪補修力
2.3
育毛力
1.3
使用感の良さ
3.6
エイジングケア
2.0
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.1
スキンケア力
0.0
環境配慮
0.4
浸透力
3.9
即効性
5.1
持続性
5.1
ツヤ感
3.6
サラサラ感
4.3
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

クリップジョイント

ブランド

エンシェールズカラーバター

容量

200ml

参考価格

2197円

1ml単価

11円

JAN

4580385680326

ASIN

B0BS25CWS2

発売日

2023年2月27日

ID

11535

製造国

日本

シリーズ名

カラーバター

対象の髪タイプ

ダメージ毛向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手に取り髪全体に塗布。ショートヘア約5~6回、セミロングヘア約3~4回、ロングヘア約1~2回の使用目安。
広告を含みます。

商品説明

ダメージケアしながら同時にヘアカラーができるカラートリートメント。トリートメントベースでできているので、髪を傷めず、使用後の手触りもしっとりなめらか。
広告を含みます。

ANALYZEDエンシェールズ カラーバター 200g | ピンクベージュの解説

カラートリートメントなのに、なぜ「補修力」のスコアが低いのか

解析チームです。「ダメージケアしながら染める」を謳うカラートリートメント、エンシェールズ カラーバター ピンクベージュを全成分データから読み解きます。口コミ4.38点(3,632件)という高評価の裏に、スタッツが示す冷静な実態があります。

概要

総合点は2.49点で、解析ドットコム平均(3.0点)を−0.51点下回る水準です。「要注意」に分類される項目が複数存在します。一方で使用感は3.6点(平均+0.6)と唯一の突出した強みを見せており、口コミ4.38点という市場評価と唯一一致するのがこの項目です。

スタッツ スコアボード

平均3.0点を基準に可視化。赤ラインが平均水準。

配合成分レベル 2.6点
使用感 3.6点
保湿力 3.1点
髪補修力 2.3点
エイジングケア 2.0点
コスパ 1.6点
2.49
総合点(/5)
4.38
口コミ点(/5)
3,632
口コミ件数

最も目を引くのは髪補修力2.3点(要注意)コスパ1.6点(要注意)の低さです。成分53個を抱えながら、補修に直結するタンパク質・ペプチド系成分は「加水分解コムギタンパク」1種のみ。2,197円という価格帯で髪補修を主目的に使うには、成分構成上の限界があります。ただしカラートリートメントとして割り切ると評価軸が変わります—染料成分の多彩さと即効性の高いコンディショニング系処方が、「染めながらサラサラ感を得る」という体験価値を創出しており、口コミ4.38点という数字の源泉はここにあります。

注目成分

多層染料システム:塩基性染料 × HC染料

ピンクベージュという複合色を実現するため、塩基性染料5種以上(塩基性赤76・塩基性青99・塩基性茶16・塩基性黄57・塩基性紫2など)とHC染料系(HC赤3・HC青2・HC黄2・HC黄5)を組み合わせた多層染色設計が採用されています。2種類の染料を使い分けることには明確な設計意図があります。塩基性染料は分子量が大きく毛髪表面のキューティクルに静電気的に吸着して発色し、HC染料は分子サイズが小さくキューティクルの隙間から内部に浸透します。表層と内部の両面から色素を定着させることで、単一染料では得られない深みのある色味と、一定の色持ち(セミパーマネント程度)を両立しています。

ただし安全性データには注意が必要です。塩基性赤76はEWGスコア7、GHS感作性1B物質に分類されており、塩基性青99・塩基性紫2・塩基性黄57も同じくGHS感作性1Bに該当します。これらは毎日連続使用することで蓄積的に皮膚感作リスクが高まる可能性があります。また塩基性紫2はEU化粧品規則Annex IV収載(ヘア製品限定使用)とEU規制対象です。

カチオン3連トリートメント:ステアリルトリモニウムクロリド × ベヘントリモニウムクロリド × ジココジモニウムクロリド

使用感3.6点(平均+0.6)の主役が、この第4級カチオン界面活性剤3種の組み合わせです。3成分はそれぞれ異なるアルキル鎖長を持ち、ダメージ毛の負電荷部位に選択的に吸着して疎水性保護膜を形成します。ステアリルトリモニウムクロリド(C18鎖)は即効的な指通り改善ベヘントリモニウムクロリド(C22鎖)は持続的なまとまり感ジココジモニウムクロリドは静電気抑制と補修効果とそれぞれ特性が異なり、協調することで広いスペクトルのコンディショニングを実現しています。ポリクオタニウム-10(カチオン性高分子、EWG:2)がさらに帯電防止と滑らかさを底上げする設計です。

ただし3成分のうちステアリルトリモニウムクロリド(EWG:6)とジココジモニウムクロリドはGHS感作性1B物質に分類されており、頭皮への直接接触は避けるべき成分群です。

グリチルレチン酸ステアリル:ステロイドフリーの頭皮ケア成分

甘草から抽出したグリチルレチン酸をステアリン酸でエステル化した油溶性抗炎症成分です。水溶性のグリチルレチン酸より皮膚浸透性と持続性が高く、医薬部外品有効成分としても認可されているレベルの抗炎症効果を持ちます。経皮吸収リスクは0.60と比較的高く、これは「頭皮への有効浸透力の高さ」として評価できます。EWGスコアは3で安全域内。レシチン(EWG:2)との組み合わせが処方内で成立しており、レシチンの経皮吸収促進作用がグリチルレチン酸ステアリルの頭皮への浸透を後押しする相乗効果が期待できる設計です。カラートリートメント製品でここまで頭皮への配慮成分を盛り込むのは差別化ポイントと言えます。

加水分解コムギタンパク:唯一の補修成分、ただし注意事項あり

全53成分の中で毛髪補修に直接寄与するタンパク質系成分は、この加水分解コムギタンパク1種のみです。小麦グルテンを加水分解して得られる植物性ペプチド混合物で、毛髪のケラチンと類似したアミノ酸組成を持ち、毛髪内部への浸透・補修と保湿に機能します。EWGスコアは4。日本の法規制上「要アレルギー表示成分」に指定されており、小麦アレルギーをお持ちの場合は使用前に全成分表示を確認することを推奨します。また加水分解コムギデンプンも同時配合されていますが、デンプン由来のこちらは補修効果は限定的で主に保湿・増粘補助の役割です。

余談ですが、英国のセント・トーマス病院の皮膚科チームによると、加水分解コムギタンパクの毛髪への浸透効率は分子量に大きく依存し、低分子化(分子量2,000Da以下)された製品の方が内部補修効果が高いと報告されています。本製品はスペック未公開のため分子量の確認は困難ですが、補修力2.3点という評価はこの点とも整合します。

パラベン3種処方:防腐効率は高いが、懸念データも存在

メチルパラベン(EWG:4)・プロピルパラベン(EWG:6)・ブチルパラベン(EWG:7)の3種が同時配合されています。パラベン類の相乗効果により少量でも高い防腐性が得られるため、製品安定性の面では合理的な選択です。しかし3成分すべてがGHS感作性1B物質に分類され、かつ内分泌かく乱性(EDC)疑いが報告されています。特にブチルパラベンはEU化粧品規則Annex III(制限成分)として濃度制限が厳格化された経緯があります。フェノキシエタノール(GHS感作性1B)も防腐補助として加わっており、防腐剤由来のGHS感作性成分だけで4種類が処方に存在します。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感3.6点(平均+20%):カチオン3連処方×ポリクオタニウム-10が即効的なサラサラ感を実現
  • 多層染色設計:塩基性染料+HC染料のダブル方式で表層〜内部の色素定着を両立
  • グリチルレチン酸ステアリル配合:カラー製品では珍しいステロイドフリー抗炎症成分。頭皮ケアの観点で加点
  • 保湿力3.1点(標準的):グリセリン(EWG:1)+グリコシルトレハロース+テオブロマグランジフロルム種子脂の3層保湿設計
  • マイクロプラスチック非含有:環境配慮の観点でクリア
  • 口コミ4.38点・3,632件:使用感の良さに特化した体験価値は市場で実証済み
デメリット・注意点
  • 髪補修力2.3点(要注意):補修成分が加水分解コムギタンパク1種のみ。ダメージ毛の「補修」には限界あり
  • コスパ1.6点(要注意):2,197円という価格に対し、補修・エイジングケア面のスコアが追いついていない
  • GHS感作性1B成分が11種:ステアリルトリモニウムクロリド・ジココジモニウムクロリド・塩基性赤76・塩基性青99・塩基性黄57・塩基性紫2など。繰り返し使用での蓄積感作に留意
  • EDC疑いパラベン3種同時配合:ブチルパラベン(EWG:7)はEU Annex III制限成分。メチル・プロピルパラベンも内分泌かく乱性疑いが報告
  • イソプロパノール配合(EWG:6):エタノールの約2倍の毒性を持つ有機溶剤で、皮膚バリア機能を低下させるリスクあり
  • 加水分解コムギタンパク要表示:小麦アレルギーの方は使用前に全成分確認が必要

注意点(成分の拮抗リスク):エタノールアミン(アルカリ剤)とレシチン・加水分解コムギタンパクが同処方に存在します。エタノールアミンはタンパク質系成分をアルカリ変性させるリスクがあり、補修成分の有効性を一部相殺する可能性を否定できません。染料発色のためのアルカリ環境維持と補修成分の機能発揮はトレードオフの関係にあります。

まとめ

一言で言うと

「カラー体験に全振りした、割り切り型トリートメント」

総合点2.49点というスタッツの低さは、「補修・エイジングケア・コスパ」を犠牲にして「使用感とカラー発色」に処方リソースを集中投下した設計の結果です。補修を謳いながら補修成分が薄い点は正直に評価すべき弱点ですが、「染めながら一時的にしっとり感を得る体験」という目的に限定すれば、口コミ4.38点(3,632件)という巨大なサンプルが有効性を証明しています。

環境・安全性の観点では、生分解性平均0.64(中程度)で特段の問題はありませんが、GHS感作性1B物質が11成分という密度は、敏感肌や頭皮トラブルを抱えている場合には慎重に検討すべきデータです。EDC疑いのパラベン3種(特にブチルパラベン:EWG:7、EU Annex III制限)が同時配合されている点も、長期・高頻度使用を考える際には念頭に置きたい情報です。

使用シーン別 推奨度マップ

この目的なら◎

  • ヘアカラー後のトーン調整・リフレッシュ
  • ブリーチ毛へのピンクベージュ発色(酸化剤ゼロ)
  • 一時的な使用感向上・指通り改善
  • カラー体験を楽しみたいダメージ毛の方(補修への期待は控えめに)

この目的には△

  • 本格的なダメージ補修・タンパク質充填が主目的
  • 頭皮が敏感・炎症気味の方(GHS感作性1B成分多数)
  • EDCリスクを最小化したい方(パラベン3種)
  • コスパ重視でトリートメント効果を求める場合

口コミでは「発色の良さ」「ツルツルした仕上がり」を高評価する声が多数を占めており、使用感3.6点および多層染料システムという解析結果と高い整合性を示しています。一方、「色持ちが短い」「補修効果は感じにくい」という声も散見されており、これはセミパーマネント染料の宿命的な特性と、補修成分の薄さを裏付ける客観的な評価と見ることができます。

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