カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収16件
メーカー
デミ コスメティクスブランド
デミコスメティクス容量
80ml参考価格
1055円1ml単価
13.2円JAN
4526603003317ASIN
B0012WRCBA発売日
2022年9月5日ID
11643製造国
日本シリーズ名
ウェーボ デザインキューブ公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。デミコスメティクスのスタイリングワックス「ウェーボ デザインキューブ ホールドワックス クリア」を成分データベースをもとに解析します。@cosme 上半期ベストコスメ1位受賞という実績を持ちながら、成分面での数字はどう出ているのか、率直にお伝えします。
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総合点は2.78点と平均(3.0点)をやや下回る水準。ただし、スタイリング剤という製品カテゴリを踏まえると、数字の読み方には文脈が必要です。突出して高い項目は全体的な安全性3.6点(平均比+0.6)。一方、髪補修力1.9点とスカルプケア力1.5点はいずれも「要注意」水準で、平均を大きく下回ります。これはスタイリング剤として補修・育毛機能を求めない設計ゆえの結果とも言えますが、成分表から読める事実として明示します。
スタイリング剤にケア力・育毛機能を期待するカテゴリではない、という前提は当然あります。ただし同価格帯(1,000円前後)のスタイリングワックスと比較した場合でも、配合成分のレベル2.5点は「やや物足りない」水準。後述するTEA(EWGスコア6)やPG(旧指定成分)など、現在では代替成分が選好されつつある成分の存在が評価を押し下げています。
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鶏卵殻内膜をアルカリまたは酵素で加水分解した動物性タンパク質・ペプチド混合物。ケラチン系タンパク質・糖タンパク質を主成分とし、コラーゲン(I型・III型)・ヒアルロン酸・コンドロイチン・グルコサミンを含む18種のアミノ酸を含有します。スタイリングワックスへの配合は珍しく、毛髪・皮膚のコンディショニングを意識した処方設計の意図が読み取れます。ただし推奨配合量(1〜5%)に対し、全成分12番目という配合順位から実質的な配合量は低めと推察され、ケア効果はあくまで補助的なものと考えるのが妥当です。卵アレルギーをお持ちの方は成分表を確認してください。
アコヤガイの真珠層から得られる加水分解タンパク質で、平均分子量600〜2,200のポリペプチドに分解されています。コラーゲン生成促進・抗酸化作用のほか、保湿・コンディショニング効果を持つ海洋由来の機能性成分です。加水分解卵殻膜との組み合わせはどちらもコラーゲン産生促進作用を持つタンパク質系成分であり、処方設計としてケアを意識したダブルペプチド配合と読めます。生分解性0.80と高く、環境負荷の観点でも評価できます。
UVB領域の紫外線を吸収する代表的な紫外線吸収剤(EWGスコア4)。日焼け止めや化粧品への配合が一般的ですが、スタイリングワックスへの配合は稀です。髪の紫外線ダメージ(タンパク質変性・色素分解)を軽減する目的と推察されますが、経皮吸収リスクが0.80と高い成分であるため、頭皮への接触が多い使い方では留意が必要なデータです。レチノールやビタミンC誘導体との拮抗関係も報告されています。
pH調整剤・乳化補助剤として機能する合成アミン化合物で、EWGスコア6(本処方内で最高)。旧指定成分(旧表示指定成分)に分類されており、CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまります。亜硝酸塩・亜硫酸塩との組み合わせでニトロソアミンが生成される可能性が研究レベルで指摘されており、近年の新処方では代替成分(アミノメチルプロパノール等)が選好される傾向にあります。ただし本処方での配合量は推奨範囲(0.5〜3%)内であり、現行の化粧品基準は満たしています。
キャンデリラロウ(EWG1、メキシコ産植物由来)は硬度と光沢に優れた天然ワックス。マイクロクリスタリンワックス(EWG2、石油由来)は延展性と粘性を担います。この植物性ワックス+鉱物性ワックスのハイブリッド基材がホールド力と使用感のバランスを生み出す処方設計の核です。ただしマイクロクリスタリンワックスの生分解性は0.20と低く、環境残留性の観点では留意が必要なデータです。シクロペンタシロキサン(EWG4)も同様に生分解性0.20と低く、本処方は環境負荷の面で改善余地があります。
余談ですが、テキサスA&M大学の研究によると、卵殻膜由来のタンパク質は分子量の小さなペプチドに加水分解することで毛髪キューティクルへの吸着性が向上することが示されており、スタイリング剤への配合に理論的な根拠があることがわかっています。
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「ケア成分を忍ばせた、でもケア剤ではないワックス」
加水分解卵殻膜・加水分解コンキオリンというペプチド成分や、UV吸収剤の配合はスタイリングワックスとして独自性があります。しかしそれらは処方後半の位置づけであり、あくまでスタイリングが主役。髪補修力1.9点・スカルプケア力1.5点が示す通り、ケア機能を主目的に選ぶカテゴリの製品ではありません。それを理解したうえで選ぶなら、安全性3.6点という数字は同価格帯では優秀です。
@cosme上半期ベストコスメ1位という実績は使用感・スタイリング性能への高い評価と一致する部分があり、使用感3.3点・髪の仕上がり感は客観スコアでも裏付けられています。一方、成分の先進性・ケア機能面ではスコアと口コミの好評価に乖離がある点は正直に伝えます。
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