解析結果

資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ブラック

カテゴリ:カラートリートメント

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資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ブラック
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総合ランク

106個中 72

総合点

2.63
2.63

1mlあたり

6.1
コスパ
2.7

口コミの評価

3.45
口コミ数 10件
3.5

カテゴリ内順位

75%以内
80位 / 106製品中
上位
資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ブラック解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3.5 口コミ評価
Amazon 10 口コミ数
Amazon 1333 Amazonランク

@cosme 5.9 口コミ 291件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収36件

リスクスコア 3/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 29件評価済み
CMR BHT
EWG 3+ BHT(7)、PG(4)、エタノール(3)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアリン酸グリセリル(SE)(4)、ベンジルアルコール(4)、ホップ花エキス(4)、ミネラルオイル(4)、橙205(4)、赤227(7)、黄4(7)
リスクスコア
3 / 100
解析安全性値
2.4 / 5
EWG スコア
平均 2.6 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
ステアリルPGジメチルアミン・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
1件検出
ベンジルアルコール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 36
植物エキス 4
コスパ
2.7
安全性
3.4
素材の品質
3.0
髪補修力
0.9
育毛力
2.1
使用感の良さ
3.8
エイジングケア
2.9
ホワイトニング
2.9
保湿効果
3.5
スキンケア力
1.5
環境配慮
1.6
浸透力
1.7
即効性
3.4
持続性
3.5
ツヤ感
3.2
サラサラ感
3.8
優れた素材 0
注意素材 2
広告を含みます。

商品説明

内容量:230g 【置くだけ5分】普段のコンディショナーを変えるだけで、髪に少しずつ色合いを与えて、生え際白髪が目立たない美しい髪に。 【ダメージケア】トリートメント処方で、ダメージをケアしながら指通りのなめらかさをかなえます。 【髪色美し…
広告を含みます。

ANALYZED資生堂 プリオール カラーコンディショナー N ブラックの解説

白髪カバーに色素5種を使う製品が、補修力でここまで差がつく理由

解析チームです。「白髪が気になるけど、ヘアカラーの手間は省きたい」という人に向けた、置くだけ5分の白髪ぼかしコンディショナー。コンセプトは明快ですが、成分を深掘りするといくつか見逃せないポイントが浮かびます。

概要

STATS OVERVIEW
総合点
2.54/5.0
@cosme
5.9/7.0
成分数
36
スコア詳細(平均 3.0点)
使用感3.8
保湿力3.5
配合成分レベル3.0
エイジングケア力2.9
コスパ2.6
全体的な安全性1.9
スカルプケア力1.5
髪補修力0.9

この製品は「使用感3.8点(平均+0.8)」「保湿力3.5点(平均+0.5)」という2項目が平均を超える一方、「髪補修力0.9点」「全体的な安全性1.9点」という2項目が明確な弱点となっています。これは製品コンセプトに起因する必然的な構造で、着色のための合成タール系色素(黒401・紫401・黄4・赤227・橙205)が複数配合されていることや、BHTのような安全性指標で評価が下がりやすい成分が含まれることが影響しています。ダメージ補修を期待して選ぶと期待値と乖離しやすいため、「白髪の目立ちをやわらげる」という目的に特化した製品として位置づけることが重要です。

注目成分

シスチン ─ 毛髪ケラチンの"骨格素材"

毛髪を構成するケラチンタンパクの中で、システイン残基同士がジスルフィド結合(S-S結合)を形成したものがシスチンです。毛髪の強度・弾力はこのS-S結合の密度に比例するとされ、EWGスコア2・安全性は問題なし。注目点は、チロシナーゼ活性阻害によりメラニン生成に関わる経路に作用するとされる点で、白髪ケアを目的とする本製品に意図的に配合されていることが読み取れます。医薬品「ハイチオール」の主成分であるシステインの前駆体でもあります。ただし経皮吸収リスク0.40・推奨配合量0.5〜3%で、コンディショナーとして数分間の接触時間内での効果発現は限定的です。

ステアロイルメチルタウリンNa × BG ─ 低刺激乳化の相乗設計

タウリン系アミノ酸型アニオン界面活性剤であるステアロイルメチルタウリンNa(EWG2)は、pH3.0〜8.0と広い安定域を持ち、乳化・粘度調整を穏やかに担います。成分間の相乗効果データではステアロイルメチルタウリンNa × BG(1,3-ブチレングリコール)の組み合わせが本製品内で実現されており、BG(EWG1)の溶剤・防腐補助機能と組み合わさることで処方の安定性と使用感を両立しています。生分解性0.75と環境負荷も低水準で、タウリン系洗浄成分の"優等生"的な立ち位置といえます。

BHT ─ EWG7、EDC疑いの酸化防止剤

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)はEWGスコア7で、内分泌かく乱性(EDC疑い)成分に分類されます。動物実験での変異原性・催奇性の疑いが指摘されており、CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」です。1970年代以降、食品添加物としての使用は各国で自粛・規制が進んでいます。化粧品における通常配合量(0.01〜0.1%)では急性毒性は低いとされますが、脂肪組織への蓄積性も報告されているため、継続使用する製品への配合としては注意が必要な成分です。

複数の合成タール系色素 ─ 白髪着色コンセプトの核心と代償

黒401・紫401・黄4・赤227・橙205と5種の合成タール系色素が配合されています。このうち黒401と紫401はEU化粧品規則での使用制限・非承認対象となっており、国内外で規制環境が異なる成分です。また黄4(タートラジン、EWG7)と赤227(EWG7)は、アレルギー体質の方への影響が一部で報告されています。髪への"マニキュア効果"を実現するには色素を担体に乗せて毛髪表面に付着させる必要があり、これらの色素は製品コンセプトの実現に不可欠ですが、安全性スコアを押し下げる主因ともなっています。

ベンジルアルコール ─ GHS感作性1B・アレルゲン性あり

防腐剤・溶剤として配合されるベンジルアルコール(EWG4)は、GHS感作性1B物質に分類され、EU香料アレルゲン規制の対象でもあります。経皮吸収リスク0.70と比較的高く、空気中で安息香酸へ酸化される性質もあります。本製品ではさらにフェノキシエタノール(GHS感作性1B)・ステアリルPGジメチルアミン(GHS感作性1B)も配合されており、GHS感作性1B成分が計3成分配合されている点は留意が必要です。

メリデメ

MERIT
  • 使用感3.8点──指通りのなめらかさは平均を明確に上回る
  • 保湿力3.5点──グリセリン×BGの相乗効果で潤いをキープ
  • 生分解性0.71──易分解・環境負荷が低いフォーミュラ
  • 「置くだけ5分」──既存ヘアカラーより圧倒的に手軽な白髪ケア
DEMERIT
  • 髪補修力0.9点──ダメージ補修成分がほぼ不在
  • 安全性1.9点──EWG7成分が複数(BHT・黄4・赤227)
  • GHS感作性1B成分が3種──ベンジルアルコール・フェノキシエタノール・ステアリルPGジメチルアミン
  • PGが旧指定成分──敏感肌・高濃度配合時に刺激リスクあり

注意点:成分間の拮抗リスク

ステアロイルメチルタウリンNa(アニオン系)とステアリルPGジメチルアミン(カチオン系)の共存は、高濃度では電荷が打ち消し合い双方の機能が低下するリスクがあります。また、ステアリン酸グリセリル(SE)はアルカリ性内包型の乳化剤で、キューティクルの膨潤・剥離につながる可能性がある点もダメージ毛には注意が必要です。BHTはEDC疑い成分に分類されており、継続使用という観点で把握しておくべき情報です。

余談ですが、EUの化粧品成分科学委員会(SCCS)によると、ベンジルアルコールは香料中のEUアレルゲン26成分のひとつに指定されており、1%超の配合では製品ラベルへの表記義務が課せられています。

まとめ

一言で言うと

総合評価
"白髪ぼかし特化型"──補修には過信禁物
使用感◎
手軽さ◎
補修力 ✕
安全性 △
色素複数配合

この製品の本質は、複数の合成タール系色素を毛髪表面に付着させることで白髪を目立たなくする"カラーコーティング型コンディショナー"という点にあります。毛髪補修成分はほぼ配合されておらず、ダメージヘアのリペアを期待する用途には向きません。一方、使用感と保湿力は平均を上回っており、「ヘアカラーの間つなぎ」「生え際の白髪を手軽に和らげたい」という限定的な目的には一定の合理性があります。

環境面では、全36成分の平均生分解性0.71という数値は易分解性に相当し、マイクロプラスチック成分も非該当。環境負荷という軸では評価できる設計です。

@cosmeスコア5.9/7.0は、使用感・手軽さへの好評が反映されていると考えられ、解析上の使用感3.8点・保湿力3.5点とトレンドは一致しています。ただし安全性の懸念(BHT・複数色素・GHS感作性1B成分3種)については、口コミでは言及されにくいサイレントリスクとして把握しておくことを推奨します。

使用シーン別推奨度:

  • 白髪の生え際を手軽に目立たなくしたい方:製品コンセプトと一致しており、使用感の良さも相まって目的は達成しやすい
  • ダメージ・パサつきの補修を求める方:髪補修力0.9点と低く、期待値とのギャップが大きい。補修目的には別製品の併用が現実的
  • 敏感肌・頭皮トラブルが気になる方:GHS感作性1B成分が3種・PG(旧指定成分)・ベンジルアルコール(アレルゲン性あり)の配合を踏まえ慎重な検討が必要
  • 環境配慮を重視する方:生分解性0.71・マイクロプラスチック非該当は評価できるが、BHTの生態毒性・環境負荷についてもデータ(生分解性0.40)として確認しておきたい

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