解析結果

MANDOM(マンダム) ホールドジェル スーパーハード

カテゴリ:スタイリング剤

MANDOM(マンダム) ホールドジェル スーパーハード
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楽天 取扱なし
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総合ランク

367個中 273

総合点

2.22
2.22

1mlあたり

1.7
コスパ
2.9

カテゴリ内順位

76%以内
281位 / 367製品中
上位
MANDOM(マンダム) ホールドジェル スーパーハード解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2458 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収7件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 5件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.5 / 5
EWG スコア
平均 3 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
76%
易分解性
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 8
植物エキス 0
コスパ
2.9
安全性
3.8
素材の品質
1.7
育毛力
1.9
使用感の良さ
2.5
エイジングケア
2.0
ホワイトニング
2.7
保湿効果
1.6
スキンケア力
0.7
環境配慮
2.7
浸透力
1.6
即効性
2.1
持続性
1.3
ツヤ感
2.4
サラサラ感
2.6
優れた素材 0
注意素材 1

メーカー

マンダム

ブランド

MANDOM(マンダム)

容量

230ml

参考価格

398円

1ml単価

1.7円

JAN

4902806134230

ASIN

B000FQOMX0

発売日

2005年3月9日

ID

11692
広告を含みます。

商品説明

ゴワつかないしなやかな手触りを実感でき、強力セットでスタイルをしっかり固定&持続させるジェル。 弾力性のある強力なセット剤(フレックスポリマー)を使用しているのでゴワつかず、しなやかな手触りです。 セット力・耐湿性を向上させるポリマーを併用…
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ANALYZEDMANDOM(マンダム) ホールドジェル スーパーハードの解説

固まるけれど補修しない、このジェルを選ぶ前に見ておくべき数字

解析チームです。398円という価格帯で230ml入り、ドラッグストアで長年見かけるマンダムのホールドジェル スーパーハード。全8成分というミニマルな処方で「スーパーハード」を名乗る設計を、成分データから読み解きます。

概要

総合点2.22点は平均(3.0点)を0.78点下回る水準。なかでも髪補修力1.2点・スカルプケア力0.7点は「要注意」ゾーンに入り、スタイリング特化型として割り切った処方であることが数字に表れています。一方でコスパ2.9点・安全性2.5点は相対的に持ちこたえており、「ケアは求めない、とにかく固めたい」用途に絞れば評価の見え方は変わります。

全成分数はわずか8種。市販スタイリング剤の平均成分数が15〜25種前後であることと比べると、徹底的にシンプルな処方です。その分、各成分の役割が明確で、処方の意図が読みやすい反面、保湿・補修・スカルプケア成分が入り込む余地がありません。

処方の設計図:8成分の役割分類

溶媒・基剤(水・エタノール)
2成分 / 処方の主要骨格
セット力担当ポリマー(フレックスポリマー)
1成分 / スタイリング機能の核
増粘・pH調整・乳化補助(カルボマー・TEA・PEG-60水添ヒマシ油)
3成分 / 処方安定化に集中
保湿(マルチトール・ヒドロキシプロピルメチル)
2成分 / 最小限の保湿対応

※バーの長さは成分数の比率(8成分中)を示す

注目成分

(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー

メーカーが「フレックスポリマー」と呼ぶ、この製品のセット力の核。両性高分子樹脂で、髪への接着性と弾力性を両立させる設計です。推奨配合量0.5〜3%の範囲内で、剛直ではなくしなやかな固定感を生む処方意図と一致しています。ただし生分解性スコアは0.40で、本製品の7成分平均(0.76)を大きく下回る点は環境負荷の観点で留意ポイント。同カテゴリではPVPやポリクオタニウム類との組み合わせで耐湿性・保持力の相乗効果が確認されていますが、本処方にはそれらが配合されておらず、ポリマー単独での設計になっています。

TEA(トリエタノールアミン)

EWGスコア6、日本では旧指定成分に分類されている合成アミン化合物。カルボマーのゲル化をpH調整で完成させる役割を担いますが、亜硝酸塩・亜硫酸塩との共存でニトロソアミンが生成するリスクが成分データに記録されています。CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」で、無条件セーフではありません。現在はトロメタミンや水酸化ナトリウムへの代替が進んでいる成分であり、旧来処方のまま継続されている点は指摘しておく必要があります。

エタノール

EWGスコア3。溶剤・防腐補助・速乾性付与の三役を担い、ジェルのベタつき感を抑える立役者。エタノール×水の組み合わせは本処方で相乗効果が確認されており、成分の溶解安定性と塗布後の乾燥スピードを高めています。経皮吸収リスクは0.80と高めで、他の有効成分が存在すれば浸透促進剤として働く特性がありますが、本処方ではセット系成分のみのため機能的な恩恵は限定的です。

カルボマー

EWGスコア3。0.1〜1%という低濃度でゲル状テクスチャーを作り出す合成高分子ポリマーで、コスト効率の高い増粘設計の定番。TEAとの組み合わせでpH中性域のゲルを形成しています。本来はトロメタミン(EWG:1)で中和する処方がEWGスコア面では優位ですが、本製品はTEAを採用しています。それ自体の安全性はCIR評価「Safe as Used」で問題なし。

マルチトール

糖アルコール系保湿剤。大気湿度に依存しない独立した保水機能を持ち、JP規制では医薬部外品承認成分としても収載されている安全性の高い成分です。生分解性0.95と高く、環境負荷の低さにも貢献。ただし推奨配合量1〜5%の範囲で機能するには相応の配合量が必要で、8成分中の配合順(3番目)から推測するとそれなりの量は入っていると考えられますが、保湿力スコア1.6点は単一成分での限界を示しています。グリセリン・ヒアルロン酸との組み合わせで相乗効果が確認されている成分ですが、本処方にそれらはありません。

EWGスコア分布(スコア登録済み5成分)

低 1-2:2成分
中 3-6:3成分
高:0成分
要確認:TEA(EWG:6・旧指定成分) エタノール(EWG:3) カルボマー(EWG:3)

EWGスコア未登録3成分(マルチトール・フレックスポリマー・ヒドロキシプロピルメチル)は集計対象外

メリット・デメリット

メリット

  • 生分解性0.76(易分解):7成分平均で環境負荷が低く、流し流れ後の環境への残留リスクが小さい処方。
  • 経皮吸収リスク平均0.36(低):皮膚から体内へ取り込まれる成分量が少なく、日常使いでの負担が最小限。
  • ウォーターベース設計:エタノール×水の溶媒構造でノンオイリーなテクスチャーを実現。白粉が出にくい仕様はカルボマーのゲル化設計が貢献。
  • 398円・230ml:コスパ2.9点は全スコア中最高値。スタイリング剤として「固めるだけ」の割り切り用途では選択肢に入る価格帯。

デメリット・注意点

  • TEAは旧指定成分(EWG:6):亜硝酸塩・亜硫酸塩との共存でニトロソアミン生成リスクがあり、単体の安全性評価は「条件付き」。同価格帯の競合がトロメタミン代替に移行するなか、古い処方設計が残存。
  • 髪補修力1.2点・スカルプケア力0.7点は要注意水準:補修成分・スカルプ成分が成分表に存在しないため、使い続けることで髪・地肌へのケア効果は期待できない。
  • フレックスポリマー単独設計の限界:PVPやポリクオタニウム類との相乗効果が確認されているにもかかわらず、本処方ではそれらが不在。耐湿性・保持力のさらなる向上は処方上の天井に当たっている可能性がある。
  • エタノール配合(経皮吸収リスク0.80):敏感な頭皮への頻繁な使用には注意。速乾・ノンオイリー感の恩恵と引き換えに生じるトレードオフ。

まとめ

一言で言うと

「ケア成分ゼロ、スタイリング特化の昭和仕様ジェル」

良い意味でも悪い意味でも、処方に迷いがない。8成分のうちスタイリング機能に関わるのはフレックスポリマー1成分のみで、残り7成分は溶媒・増粘・安定化のインフラ担当。スカルプケア力0.7点・髪補修力1.2点という数値は、そもそも補修・ケア成分が入っていないことの結果であり、期待値を間違えなければ正直な製品とも言えます。

余談ですが、東京工業大学の研究グループによると、スタイリング剤のホールド力は高分子ポリマーの分子構造と配合量の掛け合わせで決まり、単一ポリマー処方でも分子設計が優れていれば十分な固定力を発揮できるとされています。フレックスポリマーがその設計にあたるかどうかは公開データからは検証できませんが、「ゴワつかないスーパーハード」という訴求はポリマー選定に自信がある証左かもしれません。

使用シーン別推奨度:

  • セット力だけ重視・朝の時短スタイリング:コスパと固定力のバランスで選ぶなら候補に入る
  • 頭皮ケアや髪ダメージが気になる方:スカルプ成分・補修成分が不在のためこの製品では対応不可
  • 環境への配慮を優先したい方:生分解性0.76(易分解)は同価格帯でも良好な水準のため、その観点では意外な選択肢
  • 敏感肌・敏感頭皮の方:TEA(旧指定成分・EWG:6)とエタノール配合(経皮吸収リスク0.80)の組み合わせは慎重な評価が必要

口コミデータが現時点で未蓄積のため口コミとの照合は困難だが、長期販売継続という市場の事実が「固めたいだけ」層の需要を一定数証明している。

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